ティオマン島 その3   お猿とお散歩&苦行

ティオマン島 その3   お猿とお散歩&苦行

こんにちは、テンです。

 

ティオマン島の滞在しているホテルで、昨日とある子猿に出会いました(詳しくは前回の記事へ)。

親猿とはぐれ保護されたのですが、木にくくりつけられひとりぼっちでした。

人が近寄ると喜んで近寄り体を登ってきます。でも離れるときはクゥーと鳴くのです。

一匹で寂しいのだろうなぁと。。

 

今日はその子猿と遊ぶことにしました。少しでも寂しさが緩和されればなと思い。

僕らが変に構うことで、僕らがいなくなってしまった後で逆にもっと寂しさ感じさせることにならないかとも思いましたが、1ミリも楽しいことなく過ごすのはもっと可哀想と考えました。

 

ずっと木にくくりつけられてはストレスも溜まるだろうと、飼い主に許可を取って、あたりを散歩することにしました。

 

木にくくりつけられた紐を解き出発しようとしたとき、一人のヨーロッパ女性がプラスチックの箱にフルーツを入れてやってきました。

どうやらこの猿の為に持ってきたようです。話を聞くと彼女もホテルの客で、この猿がひとりぼっちな事を気にかけていたそう。

食べさしでしたがリンゴ、オレンジ、スイカが入っていました。散歩に行くと伝えると、代わりにこれらを与えてやってくれと頼まれたので、お猿の弁当を持って出発です。

 

 

普段は体からくっついて離れないのですが、散歩とわかると体から飛び降り嬉しそうに駆け出して行きました。

 

 

やっぱりずっと木にくくりつけられて退屈だったんだろうなぁ。グイグイ進んでいきます。

 

 

 

 

基本的には犬の散歩と同じですが、やっぱり猿、木を見つけると登っていきます。

 

 

 

 

初めて知ったのは猿ってお花食べるんですよ。蜜でも吸ってるのでしょうか。

 

 

 

でも気をつけないと他の家の軒先に生えてる綺麗な花までむしってムシャムシャしちゃいます。

 

 

 

流石にこれは食べれなかったみたいです。

次第には雑草みたいなものまでムシャムシャするのでお腹減ってるんだろうな思い、もらったお猿弁当を出してあげました。

 

 

 

 

一口がとても小さくて可愛い。

が、ちょっと食べるとポイ。皮は絶対食べず、ヘタに近いところも食べない。オレンジとスイカに至っては手もつけない。

かなり好き嫌いが激しいお猿。

ココと言ったらチョコレート、猿と言ったらバナナでしょう。昨日バナナを購入した店に行きました。

猿を見ると餌であることがわかったようで、無料で一本くれました。

が、これも数口だけでポイするのです。

今のところ花が最も食いつきがいい食べもの。あなたは蝶々ですか。

 

 

 

 

時々バイクや車が通る度に怖がって足下に避難してきます。

舗装路を超えて海までやってきました。

 

 

 

海はそんなに好きじゃないようでさっきまで自分で歩いてたのに、体にくっついて離れなくなりました。ピピ島の猿は波で遊んでたのに。

 

 

 

 

猿と猿。自慢じゃないですが僕はディーディーコングに似てるのです。

お猿と散歩の間いろんな人に話しかけられました。やっぱり猿は珍しいのでしょう。

いつかココにフラれて独身になって、新しいパートナーが欲しくなったら猿を飼って散歩しようと思います。逆ナンされ放題。

ホテル前のビーチでも僕は大人気。みんな僕に話しかけてきます。

いっぱいみんなに遊んでもらって猿を元の木の下に戻すことにしました。

途中全然熟れていないライチがなってる木があり、1つとって渡してやると無我夢中で食べ始めました。

リンゴよりもバナナよりも好きなのは熟れてないライチなようです。超酸っぱそうなのにばくばく食べる。

多分甘すぎるのは好きじゃないんでしょう。全くグルメな猿です。

いっぱいライチを取って、元の木に戻りました。

また離れる時クゥークゥーなくのかなと心配しましたが、十分に遊んだのと、大好物のライチを食べるのに忙しいみたいで、すんなりバイバイでき、少し安心しました。

まだ時刻は2時くらいだったので今日こそ滝を目指すことにしました。

現地の人曰く、ひたすら一本道を道沿いに45分歩くだけと。

それくらいなら余裕だろうと200mlくらいしか残っていない水を片手に歩き出しました。

 

 

 

 

絶好のハイキング日和。

 

 

 

途中でヤギの散歩に出くわしたり、

 

 

 

 

インスタ映えに挑戦したり、結構余裕かましていたのですが、段々と登り坂に。。

あっという間に水を飲み干してしまいました。

 

 

 

 

唯一の救いはジャングルになってきて直射日光から逃れる事が出来ること。

 

 

 

本当にジャングルで野生のバナナまでなっています。

 

 

 

だんだんと二人から笑顔が消える。

45分で着くと言ってたのにとっくに45分は過ぎて、段々と来たこと後悔し始めたその時、、、

 

 

到着しました!!!

この看板から数分で滝です。

写真今度は道なき道ですが、先が見えると気持ちは楽勝。

 

 

そして、、、

着いたーーーー!!!!

けどあんまり迫力も美しさもないですなw

 

 

でも汗だくで火照った体に山の水は冷たくて超気持ちいい!

撮ったときは滝に打たれてる気分だったのですが、こうやってみるとシャワー浴びてる感じですな。

 

 

始めは僕達だけのプライベート空間だったのですが、次々と中国系の方がやってきました、ブランドバックを持って。

服装も綺麗でこれからここでパーティでもおっぱじめるかのごとく。

絶対に彼らは歩いてここまで来てないだろうな。車チャーターしてきたんだろうな。

 

でもこういうのは苦労して自分でたどり着いたからこそ美しく見えるってもんです。タクシーできたらこれはただの小さな滝でしかない。

水の冷たさにも感動できまい。

 

 

 

 

 

 

超絶羨ましい!!

 

 

 

 

タクシー高いし乗れないよー。また来た道戻ると思うと疲れがどっと。。。

 

帰り道、町まで乗ってくかと途中タクシーが声をかけてきました。お値段たった2リンギット(60円程)。

でもなんだかここでタクシー使うのは悔しくて、要らないっていってしまった。

 

でも断ってよかった。上をみると太陽と葉っぱがとっても綺麗だった。

車だったら気づけなかった景色。頑張って歩いてよかった。

 

その後で例の中国系団体客が、4WDの車で僕らの横を爽快に颯爽と気持ち良さそうに駆け抜けって行った。

 

 

 

 

 

タクシー断ったことを激しく後悔した。

 

 

 

 

頑張ってホテルに戻ると1つの変化がありました。

一人ぼっちだったお猿にお友達が出来ていました。ホテルの客が遊んでくれていました。

おそらく僕らが散歩してみんなの前に連れていった事でみんなが猿の事を知り(親がいなくてずっとひとりぼっちなこと)、相手をしてくれたようです。

その後猿を見る時は、一人ではなく誰かが一緒に遊んでいる姿でした。

 

 

ライチが好きなこと、ライチはすぐ近くの木でなっていることも教えてあげました。

僕らがホテルを出る日、木にたくさんなっていたライチ実が随分となくなっていました。

そしてお猿さんの近くには大量のライチ皮が転がっていました。

 

 

 

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