カイロのヒルトンカジノでドル調達する前に計算しよう。大損してない?

カイロのヒルトンカジノでドル調達する前に計算しよう。大損してない?

こんにちは、テンです。

 

現在カイロに滞在中。

前回の記事の通りアフリカ行きのために数々のミッションをこなしてきましたが、一つだけ記事別立てでお送りしたいものが。

それは米ドル調達!

 

多分カイロの滞在している旅人の多くは、誰か知らないが誰かが言い出した方法でドルの調達をしているはず。

でもその方法、本当に大丈夫ですか?計算してますか?大損してるかもしれませんでという記事です。

ということで始まり始まり。

 

アフリカを縦断するにあたって最も重要なものの一つは米ドルだ。

用途は二つ。まずはその国に入るためのVISAを購入する事、そしてツアー代金。

現地の通貨で払えばいいじゃんと思うでしょう。アフリカの多くの国々は自国通貨よりも米ドルを信用して米ドルしか使えないという事が多々ある。特にVISAは米ドルOnly。

ツアー代金の場合は現地通貨も使えることが多いが、米ドルの方がツアー代金が安くなったりする。

それに入国VISAの場合は入国審査の場所に両替商があればいいが、なければそこで詰むことになる。

両替商があっても莫大な手数料を取られることでしょう。

 

一方でカイロを逃すとドルを大量に調達する術がなくなるというのが先輩バックパッカー達のブログで書いてあった。

ということで米ドルはここカイロで確保しておく必要があるのだ。

 

今回必要なドルは、タンザニア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、へと入国するのに必要なビザ代と、エチオピアでのツアー代金だ。

これら全部の国を回るか分からないし、ツアーは他にも参加することになるだろうから、きっちりとした金額は出せないのだけれど、これらに必要な代金を最低限としてプラスアルファで、1人1000米ドルを調達することにした。

2人で合計2000ドル。20万円以上の現金を持ち運ぶことになる。おお、、怖い怖い。

 

米ドル調達とは簡単に言いますが、第三国、とりわけ後進国での米ドル通達は本当に難しい。

過去の旅人も苦労していたようで、皆様ご丁寧にネットにたくさんの情報を残してくれています。

その方法がヒルトンのカジノでキャッシングすること

なんでもクレジットカードにカジノ側がチャージして、その代金分をドルでくれるんだとか。

キャッシングではなくショッピングという扱いのよう。

おおいいじゃん!と記事を読んでいると気づく。

 

クレジットカード手数料3.85%!!!! プラス6ドルの手数料。

おいおいおいおいおい。。手数料3.85%って。。。

2000ドル分を両替したらクレジット手数料が77ドル、プラス固定手数料6ドルで、合計83ドルの手数料!!!wwwwwww

83ドルもあったらエジプトで一週間暮らせるぞwww

 

一応その記事を見るとクレジットへは、ドルではなく日本円でチャージしていて、もしかするとそのためにクレジットカード手数料3.85%がかかったのかもしれない。

もし日本円ではなくドルを選択してたら(することができれば)、この手数料はゼロになっていたかもしれない。

ただ忘れてはいけないのは海外で外貨でクレジットカードをショッピングとして使うと概ね1.63%程度の手数料はどうしてもかかってしまうのだ。

ポイント還元がありますとかならいいが、ない場合は、2000 x 1.63% = 32.6ドルの手数料がどっちにしてもかかるのだ。もちろん固定手数料の6ドルは別途かかる。

つまりカジノで両替すると高いと83ドル、安くても38ドルくらいの手数料がかかってる可能性が極めて高いのだ。

 

旅人の方々、お金節約してかつかつでやってるのになんでこういうところには平気で金を落とせるんだw

みんな計算したのかこれちゃんと。

カジノで両替なんて論外中の論外。

 

 

なんかいい方法ないかなと町の中をうろつく。町には両替商はいっぱいある。

基本的に町の両替商はぼったくりだと思ってるので使わないのだが、この時ばかりはちょっとレートに目を向けてみた。

すると驚きの衝撃の事実。

手数料やっすいやないか!!!!

USD/EGPの買いレートが17.86、売りレートが17.94だった。

これは店舗と両替するときに、あなたが1米ドルを渡すと17.86エジプトポンドもらえて、逆にあなたが1米ドル欲しい場合は17.94エジプトポンド支払う必要があるということ。

さらにこれが意味するのは17.94と17.86のちょうど真ん中である17.90というのが実勢レートといういわゆる基準レートで、17.90からの乖離分(売り買いそれぞれ0.04)が店舗のマージン=僕らの手数料ということになるわけだ。

つまり何が言いたいかというと1米ドルを両替するにあたり手数料はたったの0.04エジプトポンドということだ。

じゃぁここからは簡単な計算。

2000ドルを両替するのに必要な手数料はいくらか?

それは2000 x 0.04 =80エジプトポンドのみ!

80ポンドは約4.5米ドル。

たった4.5ドルでっせwww

かたやカジノの手数料は83ドルw

 

 

まとめると2000ドル両替すると

カジノ手数料=高い場合は83ドル、安い場合でも38ドルの高額手数料

両替商手数料=4.5ドルのお安い手数料

これでもカジノに行きますか??

 

 

 

さてここからさらに踏み込みます。

両替方法はわかった。

ではどうやってポンドをそんなに大量に作るのか。

これは簡単。ATMでクレジットカード使ってキャンシングしてください。

ただし!!ここからが大事。

Cedynaのクレジットカードを使うこと!

なぜならATM手数料が一切かからないから!

 

 

詳しくは過去の記事に書いてますが、CedynaはどういうわけかATM手数料が一切かかりません。

よくATM使うと手数料はいくらかかります、よろしいですか?という画面が現れるんですが、Cedynaを使用してもその画面は現れるのですが、なぜかYesとして進めても一切、全く、完全にその手数料を請求されませんw

 

クレジットカードのキャッシングって元来そういうものという説明をしていた記事を見たので、もしかしたらCedyna以外のクレジットカードのキャッシングでも手数料かからないかもしれない。

ただCedynaは僕が過去1年間を通して世界各国で使い倒してきて、もう100回くらいキャッシングしてんじゃないかと思うが、そのキャッシングの度に明細書を確認してきたが、未だに一度も手数料の請求をされたことがない!

僕のお墨付きがどれほど信用あるのかわからないが、もう一度言うが、Cedynaだと今のところ経験上間違いなくATM手数料はかかりません!!!!

 

だからポンド調達は街中にどこにでもあるATMからお金おろせばいい。それだけ。

Cedynaカード以外を使用してもしもATM手数料がかかる場合は注意!!

エジプトのATMは一回の引き出し限度額が低いため、高額料金を引き出す場合何度も何度もATMから引き出す必要がある。僕の場合は17回ATM使ったw

回数を重ねるとATM手数料がバカ高くなって、結局損する可能性がある。なのでCedynaのATM手数料無料は本当にありがたいのだ。

 

 

 

鋭い人はここで気づいただろう。

海外ショッピング扱いのカジノの場合は利息はかからないが、クレジットのキャッシングなので利息はもちろんかかる。これを計算せずにはフェアとは言えないんじゃないか。

もちろんその通り。なのでフェアにするために計算しましょうか。

 

Cedynaのクレジットカードの場合年間の利息は18%。

ただし、ここ重要。Cedynaは前払い返済が可能!それも過去の記事に書いてるが、今までのケースだと通常最速3日後に返済可能。

つまり今回のケースだと利息はこうなる。

2000 x 18% x 3day / 365 = 2.95 USD

従い両替商パターンだと利息を合わせると合計約7.5ドルの手数料ということになる。

まだまだカジノより安い。

 

さらに鋭い人は思っただろう。

クレジットカードで円以外の外貨を使用した場合は、クレジットカード会社側で為替マージンを取られる。

それも計算しないとフェアじゃないよね。

その通り。なので計算しましょう。

これは上のケースだとカジノ手法で円チャージを選択した場合以外の全てのケースで発生している。

つまり

カジノの83ドルの超高額パターンはこれで計算おしまいだが、

カジノの38ドルパターンと、両替商プラスATMのパターンはクレジットカード会社為替マージン発生している。

実はこの計算も可能で、Master cardやVisaカードは為替レートを公開していているのだ。

例えば2019年5月8日のEGPとJPYの交換レートは、

EGP/JPY の売りが6.451344 に対し、書いは6.4297だった。

つまり1EGPあたりの手数料は0.0216円ということになる。

大体の計算だが、

今回2000ドル=35,800ポンドとした場合、

35800 x 0.0216 = 773円ということになる。

大体7米ドルくらいだろうか。

 

厳密にいうとカジノパターンはドル円だが、通貨流通量の多いドル円の方が基本的に手数料は安い。

が面倒なので同じ計算でさせてもらう。

770円が300円になっても今回の結論には影響を与えないので。

結論としては2000ドルを交換すると、

カジノ手数料=高い場合83ドル、安い場合45ドル

両替商+Cedyna ATM=14.5ドル

2000ドルも交換するやつの方が稀有だと思うが、金額が小さくなればなるほどカジノの固定の手数料6ドルの比率が上がるだけで結果は同じ。

 

どうあがいてもカジノを使うのは損なのだ。

 

ってことで安易にカジノに行って両替する前に今一度計算してから行動しないと大損こいちゃいますよというお話でした。

 

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