エチオピアビザ取得、テント、コンタクトレンズ調達、鳩とお寿司とコシャリを食すミッション@カイロ

エチオピアビザ取得、テント、コンタクトレンズ調達、鳩とお寿司とコシャリを食すミッション@カイロ

こんにちは、テンです。

 

2018年11月11日、カイロに再び戻ってきてベニス細川家に滞在中の僕ら。

14日のAM2:30のカイロ発エチオピアのアジスアベバ行きの飛行機に乗るのだが、のんびりしてられない。

 

アフリカ縦断で必要になってくる重要な準備がいくつかある。おそらくエジプトを越えてしまうと何もできなくなるし。

あとエチオピアは恐ろしく飯が不味いらしいので、最後の腹ごしらえをしておきたい。

 

 

ミッション1:エチオピアビザ取得

エチオピアは入国にビザが必要だ。

 

僕らはネットでオンラインでビザを取得した。

実際はアライバルで空港で取れるのでわざわざオンラインで取得する必要は一切ない。

ただ次の二つの理由からオンラインで取得した。

 

1, クレジットカードで払える

米ドルは貴重だし、かつ安全性のためにも現金を少しでも持ち歩きたくない。

 

2, 空港でのビザ取得レーンが非常に混む

とある情報では1時間から2時間も並んだんだとか。

僕らはアジスアベバに到着して入国した後にすぐに国内線に乗り換えることになっている。

十分に時間を取ってるので数時間待っても全然問題ないが、変に時間を食いたくもない。

 

オンラインの場合一つだけデメリットがあって、手数料が2USDかかる。

空港で取れば50USDのところが52USDになるというわけだ。

2ドルで数時間のレーンでの待ち時間を短縮できるなら安いもんだ。

URLはこちら

 

ここにも書いてるが、嘘のサイトが非常に多いらしく、間違って変なところからやって、情報やお金を取られないようにね。

申請して2日も経たずにメールでビザが届く。

無事ミッション終了。

 

ミッション2:テント調達

アフリカの国や地域によってはホテルの値段が高くて、一方で隣接するキャンプサイトに泊まれば格安で宿泊できるというケースがあるらしい。

そして次に向かうエチオピアで参加するツアーが結構過酷で、テントあったらいいかもという話を聞いた。

アフリカを北から縦断する旅人はもれなくここでテントを調達していく。

この時は本当に要るのかどうか不明だったが、そんなに高くないなら流れに乗って買って行くことに。

他の日本人旅人から聞いたところAlfa Marketというところでテントが安く買えるとの情報。

場所はここ。

ちょっと歩くには遠いが、カイロはUberが使えるので問題なし。

 

 

行ってみたら、食料品からアウトドア用品までなんでも揃う総合スーパーのような感じだった。

2階にアウトドア用品が売っていて、2人用の一番安いやつを発見。

お値段354ポンド、日本円で約2400円。

ついでに寝る用のマットも購入、そのお値段が二つで240ポンドだった。

まぁめっちゃ安いという感じもしないが、店員さんにお願いして店内で広げてもらい問題ないこと確認して購入。

こちらが購入したテント。

結局アフリカ旅でこのテント何度も活用できて数千円の元はお釣りが出るくらい元とったので買ってよかった。

無事ミッションクリア。

 

 

ミッション3:コンタクトレンズ購入

夫婦揃って目が悪いのでコンタクトをつけている。

何個かストックはあるが、この先アフリカを進むに連れて絶対にコンタクレンズなんて買えないだろうと容易に想像できる。

だってアフリカ人目がいいからね。

カイロがラストチャンスと思いコンタクトを探す。

思い返すとこれがめちゃくちゃ大変だった。。

 

まずは薬局等々を訪ねるが、一切売っていない。

眼科らしきところもない。

 

ググったところ眼鏡屋はとあるエリアに集まっているようだ。

マップではMohamed Ngaguibという駅の周辺に眼鏡屋マークがいっぱい出てくる。

行くとマップで示された以上に眼鏡屋が多い激戦区。

 

一つ一つ当たって行く。困難なのが彼らが英語を使えないこと。

多分ローカル相手にやってるので英語が不要なんだろうな。

四苦八苦してやっと伝えても売ってない、売ってない、売ってないという反応ばかり。

 

そんな中5件目くらいに尋ねたお店。

なんと英語が使えた。

でもその男性、店員さんの息子さんのようで、今は両親や妹が店を切り盛りしていて、彼らが帰ってくるまでの間のお留守番らしい。

値段やらは一切分からないが絶対に売ってると。

しばらく(30分くらい)したら帰ってくるから待っててとのこと。

 

ただ待ってても暇なので、その店にココを残して1人であたりの店も調べに行った。

大通りにある店は全て当たって砕けた後なので裏路地を入っていく。

道ゆく人にコンタクト売ってないか訪ねる。が英語が通じない。

親切にもちゃんと理解しようとしてくれて、最終的に通じるのだけど、彼らに聞いたところに行ってみても売ってないんだわこれが。

知らんなら知らんと言ってくれればいいのだが、多分知らないというのは失礼なんだろう、無理くりに教えてはくれる。でも全然あてにならないw

そんな中1人だけやけに自信満々で答えてくれた人がいた。

その人の言う通り行ってみた。

どんどん怪しいところに入っていく。

後ろから狙われんじゃないかと不安になる。

 

そんな時に現れた、

カラコンを前面に押し出すお店。

今までサングラスと眼鏡屋はあったが、目に入れるレンズはここが初めての発見。

聞くと、なんと売ってる!!

一番安いブランドが、3ヶ月分(1ヶ月用を3つ)を両目で合計500ポンド。3500円程度なのでこれはお安いのでは。

ココを待たせているお店の方が安い可能性があるので、一旦店員には妻の分なので度数がわからんので妻連れてくるよと言って立ち去った。

 

 

戻ると妹さんが戻ってきていた。お兄さんに通訳してもらいながら会話。

聞くと確かにコンタクトレンズは売っているらしいが、このお店の中にないので取ってくる必要があると。

メーカー等々聞くとどうやらさっきの店で見つけたやつと同じやつを売っているらしい。

 

買うなら取ってくるよと言われた。

で料金は??と聞くと料金わからないとw

で購入する?とか言ってくるので、値段分からなかったら買われへんやんと返答。

すると確認してくると店を出て行って、数分で戻ってきた。

肝心の料金は3ヶ月で900ポンドと。

高いわw

 

いやでも実際問題、偶然この直前に見つけたコンタクト屋さんで値段聞いていなかったら買ってたかもしれないこの値段でも。だって全然コンタクト屋さん見つからんねんもん。

いや、ちょっと高すぎるわ、、と返答したら、お兄さんが任しとけと言って妹に何か言った。

そしてもう一度値段を確認しに行くと言って出て行って、また数分で戻ってきた。

すると値段は700ポンドまで下げれると。

 

この一連のやりとりで確信したが、多分このお店は直接コンタクトレンズを扱ってはいない。

おそらくコンタクトを扱っているお店から買って僕らに売って、中間マージンをかすめ取ろうとしている。

じゃなければ、コンタクトの値段分からなかったり、確認するのに出て行ったりしない。

2回目に出て行ったのは大元のコンタクト屋に値下げ交渉しに行ったんだろうなw

 

値下げ交渉するのが面倒なので端的に伝えた。

それでも高いな、、500ポンドなら買うよと。

それより高いなら我慢して日本帰ってから買うよ今金ないからと、他で500で売ってることは言わずにそう伝えた。

そしたらまた妹さんが出て行った。

帰ってくるなり伝えられたのは500では売れないと言うことだった。

 

 

結局このお店で買うことはなかったが、一つこれで大事な情報を得れた。

中間マージンをのせると500ポンドより高くなる値段が、地元民でも買えるコンタクトの値段なんだということが。

地元民でも買えるという点が非常に重要で、観光客は基本ボッタクられること前提の国なんですエジプトは。

現地民が交渉しても儲けを考えたとしても500ポンド以下にはならんかったということ。

つまりたまたま見つけたコンタクト屋の価格は、彼らが多少ぼった料金だったとしても極端に高いわけじゃないはず。

それに3500円で両目3ヶ月は普通に安いと思う。

ってことでさっきのお店に行って500ポンドで購入すべく店に。

 

ところが、、、

実はココの目が極端に悪すぎるせいなのか、その度数のコンタクトがなくて取り寄せになってしまったw

翌日には届くとのことなので、一部前払いで取り寄せると。

これ旅の鉄則だが、信用できない人や会社に前払いは絶対してはいけない。

タクシーもそう。確実に最後に支払うべき。じゃないと逃げられる可能性が大。

前払いは絶対にできない、ただ確実に買うから安心しろ、電話番号も教えてやるからと言うとOKと。

準備日数余裕持っててよかったよかった。

 

じゃぁ明日の連絡待ってるねー、と別れたその1時間後に電話がかかってきて、もう商品が届いたから取りに来いとw

お前明日っていうたやないかい。

もうホテル戻ってもうたからやっぱり明日ねと言って、翌日無事調達してコンタクトレンズミッションクリア。

 

 

 

ミッション4:米ドル調達

詳しくは次のブログに書くけどざっくりと。

2000米ドルの現金がこれから必要になる。

町の両替商もしくは銀行でエジプトポンドから米ドルに両替することにしたのだが、計算すると約34,000エジプトポンドATMから引き出す必要がある。

そんな大金を町の普通のATMでするのは怖いので(後ろから狙われたら困る)、カイロの大きいセキュリティ頑丈な銀行内のATMからおろすことに。

ところがこのATMの一回あたりの最大引き出し金額は2000ポンド。つまり17回もATMを連続使用する必要があった。

幸いにATMが全部で4つほどあったので一つのATMを占有しても全然問題なかったのだが、12回目あたりで突然カードが使えなくなった。

限度額はまだまだ大丈夫なはず。他のATMでもダメ。。

ココ名義、テン名義と二つあったので、もう一つ側を使ったら問題なく引き出せた。

多分セキュリティに引っかかったんだろうな。

ATM限度額まで十数回も連続で引っこ抜くなんて完全に怪しいしw

 

 

カードが止まったままだと困るので日本の営業時間になって日本のカード会社に電話した。

こういう電話本当に嫌い。なぜかって全然繋がらないから。

ただいま混み合っております、しばらくお待ちくださいの後の謎のBGMを永遠に聞かされる。

ようやく繋がったー!と思ったら次は担当の部署に回される。そしてまた永遠に謎のBGMとともに待たされる。

ようやく繋がったと思ったら、今度は本人確認が永遠と入る。

そして電話すること10分以上経ってようやく、昨日の一件はセキュリティで一旦止められたということまで判明。

これを正常に戻すべく新たな質問を投げかけられている時だった。

ブチっ。

電話が切れたーーーーー!!!!!

電波がクソで電話が切れてしまった。

 

もう一度掛け直す。

そしてさっきやった同じことをまた繰り返す。

そして、

ブチっ

うぎゃlあl亜l亜l亜l亜lあっl亜l亜l亜クェrちゅいおfgjさdjfさdfjsdksdf!!!!!!!!!!!!!!

電波が電波が電波が!!!!!

また同じ工程を繰り返する羽目に。

しかも毎回違う担当ですんなり通らない!!

次は電波がクソやから最速で頼む、もい3回目なんや!!と急かす。

その結果無事7回目の電話で終了したw

 

さて無事に現金約22万円分のポンドが手に入ったわけだ。

エジプトでこの大金持ち運ぶのめっちゃ怖い。しかもお札の数が半端なく、ジンバブエにでも来てしまったのかと思うくらいの札束。

さっさと両替商へ。

ざっと町の両替商と銀行のレートを調べたが、見事にどこも同じだった。

銀行の方が安心なんだろが、パスポートとか色々持ってこいと言われたので面倒なので町の両替商を使うことに。

 

早速両替商で2000米ドル分両替してくれと言ったら、そんなドル持ってるわけないやろうwwと笑われた。

エジプトの平均給与は2018年度は248米ドル/月だったらしい。つまり彼らの8ヶ月分の給与を交換しようとしているわけだから、日本だと200万円を超える金額を一度に両替しようとしているようなものだ。

 

300米ドルなら交換できるぞと。

そりゃ町の小さな両替商がそんな大金一気に交換してくれないか。

ってことで複数の両替商を回るが結局目標の半額くらいしか変えれなかった。

これはまずい、エジプトポンドで10万円くらい持っててもこれから使い道ないw

銀行も閉まってるし、翌日もう一度トライだ。

いやぁ日数余裕持っててよかったー。

そして翌日も同じように複数回って無事全額USDになりました。

ミッションクリア。

 

ミッション5:名物コシャリを食う

コシャリはエジプトの有名B級グルメ。結構好きでカイロでも何度も食べに行ったのだが、最後にもう一回食べたい。

カイロでぶっちぎりにオススメなのはこのお店。

Koshary Abou Tarekでググればマップ出てくるので地図は割愛。

 

 

一回は厨房兼お持ち帰りコーナーになっていて、コシャリを作ってる所が見れる。

 

 

お店の内装はB級グルメ屋とは思えない、どっかのキャバクラかと思わせる内装。

 

 

そしてこれがコシャリ。

パスタ、米、豆を同時に食す炭水化物お化け。

トマトソースとピリ辛のタレでゴテゴテの味にしておきながらも、レモン汁が爽やかなアクセントになって本当に美味い。

これ日本で売っても絶対流行ると思う。

ってことでミッションクリア!

 

 

ミッション6:鳩を食す

エジプト料理でもう一つ有名なのは鳩料理。

ホッホーホッホーなくあの鳩です。

正直鳩はそんなに食べたいと思えないのだが、宿で知り合った自営業の方、同じ年で同じく脱サラした方が、鳩を食べに行くので一緒にどうかと夕飯に誘われ、経験として食べておこうと食べに行った。

連れていかれるままに行ったのでお店は覚えていないけど、中でお酒が頼めて鳩が食べれてベニス細川家から比較的近いお店ってそんなにないので、宿の人に聞けば見つかると思う。

日本円に換算するとまぁ普通だが、地元の物価で考えると結構な高級店。

内装もスタッフも質が違った。

丸々一匹も鳩食べれる気がしないので、みんなでシェアする形で鳩の姿焼きをオーダー。

見た目はチキンと変わらないように思えるが、味は結構獣臭い感じ。

他に例えれない味でこれが鳩味なのかぁ、、としみじみ。

味付けは美味しいのでこれがチキンだったら相当美味しいと思えたはず。

 

でもね、結局ほとんどお肉が喉を通らなかった。

というのも、このお店、店内で鳩飼ってるんですよ。

白い鳩で、クルクル鳴いて、これが結構可愛い。

この子たちを横目に鳩食えるかってwwwww

なにはともあれミッションクリア。

 

 

ミッション7:寿司を食す

食ばっかりじゃないかとツッこまれそうですが、最後のミッションはお寿司を食べること。

これからアフリカを縦断していく中で絶対お寿司は食えんやろうと思う。

というかまともに飯食えるのかすらわからない。虫とか出てきたらどうしよう。

最後の最後に心置き無く好きなもの食べたい。

じゃぁ何を食べる?

2人の意見が珍しく一発で一致。

寿司でしょう。

 

 

カイロには値段さえ出せば五つ星ホテルでいくらでも良い寿司が食えるが、ちょっと高すぎる。

宿で手頃なお値段でオススメのお寿司屋ないかって聞いたらチェーン展開しているMori Sushiがいいよとのこと。

チェーン展開してるだけあってググると何店もカイロで見つかる。

 

今夜は寿司パーティーだー!!!って話をしていたら、ちょうど宿のオーナーも「俺も今日寿司食いに行きたいと思ってたんだ、一緒に行かないか?車乗っけてやるよ」と誘われ、僕ら2人、オーナー、そして従業員の女性と四人で夕食を食べに行くことに。

店に向かう途中に謎の女性が乗り込んで来た。誰だ誰だ。

オーナーの知り合いだが只ならぬ関係なことには違いない。

スタッフの女性に聞くと、オーナーの奥さんらしい。

あれっ?オーナーって日本に日本人の奥さんと子供いるって聞いてたのに。と疑問に感じているとまたスタッフの人がこそこそっと教えてくれた。エジプト人男性は4人まで奥さんを持てる一夫多妻制だって。

日本人の日本にいる奥さんはこのこと知ってるんだろうかなんて思いながらお店に着いた。

割とモダンな見たくれ。

 

メニューを見るととんでも寿司が。

ケーキ寿司。これは食わなくてもわかる、まずい。

 

 

炎に包まれたファイアーロール。

生なのか焼きなのか。ちょっと面白い。頼めばよかったと今更に後悔。

とんでも寿司だけじゃなくてもちろん普通のお寿司もあります。

 

Mori sushiは一品オーダーも可能だが、月曜と火曜限定ながら、40貫で360EGPみたいな頼み方が安くてお得。

他にも100貫まで色んな個数がある。

僕らは2人で40貫360ポンドをオーダー。

普通のお寿司も含めつつ、40貫もあるので適当にオススメ交えて見繕ってもらったものがこちら。

これで2500円ほどなのでお寿司を海外で食べることを思うと随分お安いと思う。

もっと普通のお寿司頼めばよかったとか思いつつ、ネタの質は日本の百均寿司より更に悪いので、変わりもの寿司の方がかえって美味しかった。

 

 

ところでオーナーの奥さんは全く英語を話せないだけかも分からないが、この間なんとオーナー以外の人と一切お話をしなかった。

ずっとオーナーと奥さんが2人の世界に閉じこもりイチャイチャしていたw

オーナーがずっと奥さんにお寿司をアーンとして食べさせていた。

何故僕らをわざわざ誘ったんだw 何故2人っきりで行かなかったんだw

これがエジプトの文化かどうか分からないが、すごいものを見ながらお寿司を食べたw

 

なにはともあれ2人の寿司欲は満たされた。思い残すことはない、あとはエチオピアに向かうだけだ!

これで全てのミッションコンプリート。

 

 

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