ぼったくりエジプトの洗礼。現れた天使
こんにちは、テンです。
10月31日、今日はついにヨルダンを出てエジプトに入ります!
エジプトは記念すべき第8カ国目!
そしていよいよアフリカ編のスタートです!
長かったー、ここまでたどり着くの(ブログが)。
マダバからアンマン空港まではUber一択。
6ディナール(1000円)前後で、安全に簡単にボラれることなくたどり着けます。
多分普通のタクシー使えば20ディナールくらいで、確実に簡単にボラれてたどり着くことができます。
さようならヨルダン!
さてエジプシャンエアーでの移動。飛行機内でのこと。
喉が渇いたので水が欲しいと言ったところ何と水は有料でしかも現金のみ。
通常全ての現地通貨は使い切ってくるのでヨルダンマネーなし。そしてエジプトの通貨はエジプトで調達予定だったのでエジプトマネーなし。あとは日本円が少々、、だが使えない。
使える現金なし!!
僕ら「全く現金がないんです。。。諦めます。。。」
シクシク。。。
と悲しんでいたら、、、
CAさん「内緒ですよ。はい、これどうぞ」
とお水を一本無料でサービスしてくれた!!!
めっちゃ嬉しい気遣い!エジプシャンエアーの株急上昇!
そしてエジプトはアレクサンドリア空港に到着。
飛行機の遅れもあり到着は夜12時を超えていた。アレクサンドリア市内にあるホテル予約してあるのでホテルまで移動するのだが、空港からは時間的にも(知らない土地を夜歩くのは危険)距離的にも(40Kmくらい)タクシー必須。
まぁ昼間に着いても公共交通機関ないけどね。
ところでエジプトと言えば何でしょう。
そうぼったくりです。
聞いたことありませんか、ピラミッドのところでラクダに乗るのが1000円だというので乗ったら、ラクダから降ろしてくれない。乗るのは1000円だが、降りるのは別途1000円だ、なんて嘘みたいな話。
ラクダは乗らなきゃいいですが、今回はタクシー乗るしかないのです。
ただ海外旅行で一番ぼったくりが多いといえばタクシー。エジプトのタクシーは特に評判が悪く、1000%の確率でぼったくられます。
どんなに頑張ってもローカル価格では乗れないらしいですが、それでもボラれる金額は少なくしたいもの。むかつくからね。
なので親切そうなローカルの一般人に、空港から市内までの値段相場を事前に聞いておきました。すると50エジプトポンドと。日本円で350円くらい。
ほんとかよ、、ここから数十キロは離れていることを考えると安すぎやしないかw
まぁでも彼が嘘つく意味ないし信じよう。
そしてエジプトと言えば賄賂、賄賂と言ったらエジプト。
エジプトでは賄賂のことをバクシーシャと言います。エジプトではこのバクシーシャが当たり前のように一般人に根付いています。
例えば写真撮影が禁止されている観光地で、係りの人が突然話しかけてきてバクシーシャ、バクシーシャと言ってきたら、少しばかりのお金をそいつに握らせてやると、あら不思議、写真撮影がOkになります。もちろん公的な許可ではないです。
そのバクシーシャをなんと早速見てしまった。
空港を出る直前にある関税チェックポイント。タバコやお酒など関税がかかるものを無申請で抜けて税金を逃れようとする輩を見つける場所です。
先ほどタクシーの相場を教えてくれたローカルに人が僕らの前に並んでいました。突然ポケットから紙幣を取り出し、関税にいる検査官にささっと渡した。他の人には見えないように渡したつもりでも、すぐ後ろに並んでいた僕からはしっかり見えた。。
あ、バクシーシャだ。。。
こいつ確かに尋常じゃない荷物を持ってたんです。この中に大量に無申告品があるんだろうな。
関税で取られる金額より少ない金額を渡せばこの人はお得になる、そして検査官もお金をもらえてお得。損するのは真面目に税金払う人だけ。
何だかなぁ。。。早速嫌なものを見てしまった。。
エジプトは一応Uberが使えるのでUberを呼ぶためにSimカードを購入しようと思ったのだが、お店が何と閉まっていた。そらそうか、夜中だし。
仕方ないタクシー運転手と交渉するかー。一応そのために相場聞いておいたんだし。でもそいつ賄賂払うようなやつだったからなー、信用ないなー。。
こういうところでタクシーを探すのは超簡単。向こうから勝手によってくる。
ただしぼったくりに合わないようにタクシー手配するのは超難問。
空港出口、まだ建物内のところでタクシーはいらないか??と聞いてくる人が。
もうね、こういう奴は間違いなくぼったくり。
念のために運転手に場所を伝え値段を聞いたら320ポンドと。やっぱりぼったくりでした。
バカ言ってんじゃないよ、相場50ポンドってローカルのやつに聞いて知ってるんだよ。
いや、相場知ってるからと言うと、笑って消えて行きました。多分彼からしても値段交渉してローカル価格に近くなるより、僕らのような無知な別の旅行客のカモを狙う方がいいと踏んだんでしょう。
空港の外に出ると大量のタクシー運転手。
まぁゾロゾロやってきて怖い。しかも全員強引なんですよねー。値段交渉前に無理やりタクシー載せようとしたり、値段を聞いてるのに答えず大丈夫大丈夫とかしか言わなかったり。
値段言ってきても350ポンドと。ほんとこいつら机の角に足の小指ぶつけて苦しめばいいのに。相場の7倍って舐めすぎやろ。
僕ら「出せるのは50ポンドのみだ。中のインフォメーションで相場確認した(してないけど)」
嘘つきクソタクシー運転手達「はっはっは!!何言ってんだよw そんなんじゃ誰も行ってくれないぜ。もう一度中で価格確認してこい!」
なんか全く相手にしてもらえない。
よく考えたら賄賂払うようなローカルの人から聞いた相場なんてあてにならない気もするし、やっぱインフォメーションに一度聞いてみようと思い、再び空港内に入ろうと空港入り口に戻る。
そしたら空港の係の人(賄賂貰ってたた係と同じ白服の制服を着ていたので職員と思われる)が、「ちょっと待ったー!。なんだタクシーか?タクシーなら俺が紹介してやろう」、と言って連れてきた、最初に出会ったぼったくり野郎をw
互いに目があって笑ったよ。
よく考えるとこのタクシー運転手だけ空港内にいるんですよね。他は全員外。おそらくだけどこの白服のやつとタクシー運転手はグル。ともにボッタくれそうなやつを探している。
いやそのタクシー運転手はボッタクリだから要らないよと、改めて空港内に入ろうとしたらその白服野郎が、「マネーだ」と。
もうプッチーンですよ。おんどりゃ、舐めくさっとったらどつき回してナイル川に捨てるぞこら!!!
とは言わないものの、金の話は無視して受付に行く必要があるんだと中に入ろうとした。
すると受付はここからは行けない、あっちだ、と指示されたところに進むと、なんとただのカフェだった。
他の白服も同じで、どうしてももう一度空港内に僕らを入れたがらない。多分ですが、タクシーの運転手達と組んで絶対に旅人に有利なようには動かせないようにしているようだ。
あまりに空港内に入れることを阻止してくるので(賄賂払えば入れるが)、無理やり突入してあまり事を荒立てて変なことになるのは嫌なので、もう一度50ポンドでタクシー運転手と交渉してみる。
それでも50ポンドは絶対にYesと言わないタクシー運転手。夜中なので完全に足元見てきてるな。
Theエジプトの賄賂とぼったくりの嵐を、エジプトに到着して30分もしないうちに存分に堪能させられる。
この時点でエジプトなんて滅んでしまえと思い始めた。
ちょっと困ってしまったところで、今回使ったエジプシャンエアーのスッチーさんが登場。
彼らは僕らにお水を一本内緒で恵んでくれた人たちではないか。
事情と今までの経緯を話し、伝え助けを求める。
僕ら「かくかくしかじかで、タクシーの運転手が全く信用できないんです。中に入れてもらえないので、タクシーの相場もわからなくて。。」
CAさん「大変だったね。タクシー信用できないよね、、わかるよ。。」
めっちゃ同情してくれた。
CAさん「私も相場はわからないけど、同僚の男性が手助けしてくれると思うから、ちょっと呼んであげる」
と電話で同僚の同じくCAの男性を呼んでくれた。
男性CAさん「ああ、、ここのタクシーは絶対使わない方がいいよ。僕らでもボラれるからね。Uberは使える?」
僕ら「実はショップが閉まっててSim買えず、ネットが使えないのでUber呼べないんです。。」
男性CAさん「そうだったのかぁ。では僕が呼んであげるよUber」
と言ってなんと彼が携帯でUberを手配してくれた!!
しかもUberが到着するまでの間なんと一緒に待ってくれた!!
待ってる間に、飛行機内で現金なくてお水買えなくて、でもお水一本サービスしてくれた話をしたら、なんともう一本お水をさらにくれたw 本日2本目の無料水ゲットw!
彼ら本当に親切で親切で、Uberの運転手に事情を説明し、ホテルの場所やら色々確認してくれただけでなく、何かあれば電話しろと彼の電話番号まで渡してくれた。
嬉しかったので記念撮影した。
そして彼の優しさはここで終わらなかった。
何と僕らがUberでタクシーに乗りしばらくした時のこと。突然タクシーの運転手に電話がかかってきた。
その電話の主は、そう男性CAさんだった。
男性CAさん「どうだ大丈夫か?タクシーはちゃんと目的地の方向に向かっているか?」
とわざわざ確認のために電話してくれたのだ。
何なんだこのホスピタリティーの塊は。
エジプシャンエアーでよかった。クソみたいな賄賂野郎やボッタくりタクシー運転手を見てエジプト一瞬で嫌いになったけど、彼らのおかげで一瞬で好きにもなった。
そうこうしているうちに目的地に到着。
Uberはぼったくりは全くないので安心。そして料金は156ポンドだった。
全然50ポンドじゃないやんけw
タクシーの客引き達、確かに相場の2倍以上ぼったくりしていたものの、僕から50ポンドでって言われた時はビビっただろうなw
そら馬鹿か、もう一度値段確認してこいっていう反応になるわなw
このUberの運転手さんもかなり親切で、最後かなり迷って、全然ホテルが見つからず真っ暗な夜道をさ迷い運転したのですが、その間ホテルに電話してくれたりとかなり助けてもらったので、チップを少し弾んでやった。
クソドライバーには1円もチップあげないが、こういう人にならあげる。クソタクシー野郎は結果損することを学ぶべし。まぁほんとはスッチーさん達にあげたかったんだけどね。
何はともあれ無事ホテル到着。エジプト編の夜明けです。
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