生まれ変わったアレクサンドリア

生まれ変わったアレクサンドリア

こんにちは、テンです。

 

 

2018年11月1日、エジプト初日。場所はアレクサンドリア。

ホテルはアレクサンドリアザグレート。周辺はスラムみたいでグレート。朝は大量のクラクションと子供の太鼓お遊戯で7時に起こされグレート。

 

アレクサンドリアは地中海に面しているエジプトのナイル川の終着点に位置する都市です。名前はかの有名なアレキサンダー大王にちなんでいることは言うまでもないでしょう。

 

ナイルの賜物の恩恵を受けつつ、その抜群のロケーションから古代から都市として栄えた場所。

その中でも一番有名なのが<<アレクサンドリア図書館>>。

アレクサンドリア図書館は紀元前300年ごろに建てられ “かつて” 存在していた図書館。当時のありとあらゆる書物が揃えられ世界の知識が集められていた図書館。

書物だけではなく当時の最高の知識人もここにやってきたと言われています。例えば古代ギリシャの天才アルキメデスもここにやってきたそうです。

しかしながらなんとこの図書館、その後の火災や略奪などで崩壊し、歴史上からその存在が消え去ってしまったのです。

この図書館が破壊されず残っていたら、当時の書物(といってもほとんどパピルスだったらしいので今みたいな本ではないと思いますが)もそのまま残っていて、今我々が知っている歴史と全く異なる新事実なんてものがわかったかもしれません。

もしくは伝説のムー大陸の場所なんてものも記載されている書物があったかもしれません。

 

残念ながら過去の図書館は跡形もなく消え去ってしまいましたが、この図書館があった場所に現在新たに新アレクサンドリア図書館が建てられています。

エジプト政府はかつて世界中の叡智が集まったこの図書館を復活させ、そしてまた新たにこの場所を世界中の叡智が集まる場所にしようとプロジェクトを進めているのです。

 

 

 

というわけでせっかくアレクサンドリアに来たのだからとその新アレクサンドリア図書館へ行ってみました。

 

11月にも関わらず、日本の真夏のように熱い。

 

しっかし町が汚い。。

道はゴミが散乱。

車の数が尋常じゃなく排気ガス臭い。

そして何より車のクラクション鳴らしすぎやろ。。。今朝もクラクションで起こされたばかりだが、、まぁひどい。楽器やないんやぞ。。。

 

 

これは廃屋なのか。。。いや廃屋と言ってくれ。。

カオスすぎる。。

 

 

 

子猫がいたが、細く、そして汚い。トルコでは丸々太った猫しか見なかったのに。。

あまりに弱弱しかったので、ちょっと見かねてその辺の店でツナ缶買って与えた。

こんな環境だとすぐに死んでしまいそうだ。。

 

 

図書館に近づくに連れて少しづつ町が綺麗になっていく。っても汚いことには変わりないが。

 

路面電車が走ってる。当然のように柵はない。

 

 

 

カオスの中に現れる突然の巨大本のオブジェ。

もうすぐ図書館に違いない。そうでなくちゃこのオブジェの意味がわからない。

 

 

そして到着。壁には各国の文字が彫られている。ざっと見たところ日本語は見つからなかった。

ちなみに真横は大学。再びこの地を学問の場所にという意志が感じられます。

 

新図書館は全く歴史的な要素はないが、すこぶる綺麗。

 

 

入場料は1人70ポンド。図書館でお金払ったの初めてな気がする。

広い!綺麗!おしゃれ!

各階が階段のように段々になっていて、上から全体を見渡せる作り。

 

 

各本棚の間でおしゃれなBarを開けそうな勢い。

 

 

 

 

中はちょっとした博物館も付いていた。

入場料取るのも納得。

 

「目が、目がーーー!!!」

 

 

 

 

日本語の本もあった。

 

 

 

図書館の目の前には青い海が広がる。地中海だ。

ギリシャの反対側から見る地中海。この先にギリシャがあるのだろうか。

 

 

しかしまぁ図書館の外がカオスすぎて汚すぎて、歩いているだけで疲れがたまる。

アレクサンドリア全体がゴミのような中、本当にこの図書館は都会のオアシスのような場所。

静かで快適でそして知的。

ここだけ別世界。

 

燃やされた過去がなければ、街全体がゴミクズのような感じだったんだろうなぁ。。

燃やしてよかったね。

 

 

 

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