ルクソールを遊び尽くせ1。王家の谷にハトシェプスト女王葬祭殿と巨像

ルクソールを遊び尽くせ1。王家の谷にハトシェプスト女王葬祭殿と巨像

こんにちは、テンです。

 

2018年11月9日今日はルクソールの西側観光だ。

前回のブログで書いた通りホテル申し込みのツアーに参加する。

一発目は<<王家の谷>>。

あのツタンカーメン含む、62の王の墓が発見された谷でのため王家の谷と呼ばれている。
その多くの部分は立ち入り禁止になっていて、一番安いチケットだと内4つの墓しか入れない。

ツタンカーメンは安いチケットには含まれていないので追加料金が必要になる。

なかなか大した商売根性じゃないか。

 

カイロのエジプト考古学博物館に飾られているツタンカーメンの遺品以外は何と全て盗掘にあっていて全く残っていない。

壁に書かれたレリーフなどはローマ人やコプト教の人によりその多くが破壊されてしまった。

ただその残されたレリーフたちは修復もあるだろうが、色鮮やかに残っていてとても美しいらしい。
これを是非とも写真に残したい。

が、だがしかし、

何と一旦王家の谷に入ってしまうと何と写真撮影禁止w

なめとんかいwww

後から知ったのだが、ここも写真チケット買えば写真撮れたらしい。300ポンドと高いが、ツアーで大人数で参加しているのなら一人分だけ買って、あとで写真シェアとかできたのに。。。

ここでツアーガイドが教えてくれたのは、係りの人に賄賂払えば写真撮れるということ。教える内容間違ってるよ。。犯罪教えるなよ、犯罪を勧めるなよ。。

 

入り口に王家の谷の模型があった。
結構地中深くまで伸びてることに驚き。アリの巣みたい。

 

 


入り口から王家の谷まで遠いのでバスに乗る。乗らなくてもいいけど1人料金たったの5ポンド(35円)なので乗っていいと思う。

 

 

王家の谷の入り口。砂漠に埋もれるお墓。まさにエジプトの遺跡って感じ。

この後は撮影禁止ですw。

 

 

唯一なぜか撮っていいと言われた一番安いチケットで入れるラムセス9世のお墓の入り口。

 

お墓は地下深くまで伸びる一本道で、結構深くて歩いて数分はかかる。
ピラミッドと違って、道もとても広く作られていて、多分キャンピングカーでも通れるくらいの幅がある。

壁には今まで見てきてもう見飽きたようなレリーフが壁一面に描かれ、そして一番奥深くに王の墓石があったとされる場所にたどり着く。

フンコロガシのレリーフとか見ていて楽しいものいっぱいあったけど一ミリも写真残せず、、
そしてツアーなのでツタンカーメンの墓を見る時間もなく(噂では相当しょぼいので見る価値ないらしいが)、、
王家の谷は僕の中ではイマイチ楽しめずでした。

 

 

続いて向かったのが<<ハトシェプスト女王葬祭殿>>。

名前から想像される通り、ハトシェプスト女王のために作られた葬祭殿。

彼女は数あるファラオの中で唯一の女性ファラオだったらしい。
威厳を示すために公の場所に出てくるときは顎につけ髭をして男装していたという男装が趣味の彼女ですが、女性らしく平和的な外交で、男性ファラオではなしとげることはできなかった繁栄をエジプトにもたらし、エジプト人の中ではかなり人気のあるファラオ何だとか。

 

 


外観。3階建で、3500年前とは思えないくらいに綺麗に残った祭壇。
後ろに迫る岩の崖もいいですなぁ。

 

 


建物へ続く道はスフィンクスが守る。

 

 


各階層のテラスが非常に広い。

 

 

非常にかすれていて見にくいけれども、牛さんの牛乳を、ダイレクトに豪快に牛の乳から飲んでるのがハトシェプスト女王。

この牛はただの牛ではなく、ハトホルという女神様。

 

 


何の部屋かわかりませんが、装飾が色鮮やかに残っている。

 

 

船に乗っている様子。下に人より大きな魚が描かれていますが、何か特別な意味がありそうです。

 

 

オリシス神という常に腕をクロスしている神様と同じポーズをとるハトシェプスト女王。しっかりあご髭を付けています。

至聖所の入り口。

噂によると女王の墓があるとかないとか。最近公開されたらしくラッキー。

 

 

中は観光客でごっちゃごっちゃです。

 

 

ただレリーフは外のと比べて非常に綺麗に残っています。色まで残ってるなんて驚き。

 

 

奥は柵があって入れないけど写真は撮れる。
ここにお墓があったのかな。

 


祭殿から見下ろす景色。

王家の谷と比べて圧倒的な満足感だった。

 

 

ここから対岸の街までフェリーで向かうのだが、その途中にツアー最後の見どころ<<メムノンの巨像>>がある。


2体の巨像が突如現れる。

元々はこの巨像は後ろにあったはずの巨大祭殿の入り口だったとか。
ところが後の時代のファラオが自分の祭殿を作るためにこの祭殿をぶっ壊して石を持って行ってしまったんだとか。
何で像だけ残したんでしょうね。

 

今では残った巨像もボッコボコに崩れて、鳩が頭の上に乗ってるが、これはアメンホテプ3世らしい。

実はこのボッコボコがこの像を一躍有名にしたんだとか。
紀元前27年に起こった地震でこの像にヒビが入り、それが朝晩の激しい温度差や風によって像がきしみ、その音がまるで像が歌っているようだったとか。

当時のガイドが、アメンホテプの死別した母への挨拶だとか適当なこと言ってしまったがために、この音を聞こうと人々が殺到して一大観光地になってしまったんだとか。
ローマ帝国のハドリアヌス帝の妻なんかも見にきたんだって。

ところがどっこい何故かその後像の修復を行い、何とその後この音はもう鳴らなくなってしまった。

見ての通り修理してもボッコボコのままで、一体何を修理したんだろうとツッコミ待ちなんでしょうか。

 

 

ツアーも終わり船に乗り込んで対岸へと思ったら、昼食のためのレストランに連れて行かれた。
ビュッフェスタイルで味も悪くなかったが1人80ポンド(560円)を別途取られた。

聞いてなかったし、エジプトの物価で560円は大金だ。

怒った何人かの客が俺は食わねえと食事を取らずに消えて行った。

 

 

船に乗り込む。
昼食みたいにこれも別料金なんじゃないかと怪しんだがちゃんとこれは含まれていた。

 

 

そういえばナイル川で船乗ったのこれが初めてだな。

ルクソール神殿真ん前で降ろされこれでツアーは終了。
ホテルまでは送ってくれないんだなw

まぁ歩いてすぐそこだからいいんだけど。

 

 

ホテル前の通り。
昨日の夜、暗い時に歩くと怖かったけど、昼間は子供たちがあふれていた。

写真撮って撮ってとせがまれるので何枚か撮ってやった。

大人はマネーマネーうるさいが、子供たちは可愛いな。

 

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