レオナルドディカプリオ主演映画The Beachで有名なピピ島に行ってきた ー その1

レオナルドディカプリオ主演映画The Beachで有名なピピ島に行ってきた ー その1

こんにちは、夫のテンです。

 

5日間ほどブログ放置状態でした。ピピ島に1週間ほど沈没していたのですが、後述する泊まったホテルのネット環境が最悪で更新できずにいましたが今日から復活です。

 

今回はこのピピ島に行ってきた話ですが、タイトルですでに書いてますが、ピピ島(Koh Phi Phi)はタイタニックで一躍有名になったレオナルドディカプリオがそのタイタニックの次に主演した映画であるThe Beachの撮影場所となった島です。

The Beachを知らない方はこちらポチッと押してください。

ほんと若き日のディカプリオ超かっこいいわ。でも歳いってからのディカプリオもかなり好きですが。

 

ザ秘境というような見たくれですが、実はかなり観光地のメッカ。特に映画の後は欧米人を中心に観光客が大量に押し寄せ、完全にただの観光地化していました。街には欧米人が好みそうなバーやクラブが乱立し、ビーチ沿いにはホテルが立ち並び、正直秘境感はありませんが、見所はやはり多く、一方でこじんまりしているので観光はしやすい島でした。

●ピピ島Day0~1:移動とクラビ 観光ちょこっと

前回のブログでタオ島にいた僕らですが、そこからピピ島までクラビ という街を経由してピピまで移動しました。

 

タオ島発のフェリーにて。船の中にはもちろん椅子があるんですが、中が極寒すぎて外に避難。雨がたまに降ってきますが、6000円の高級雨合羽を着て甲板で雑魚寝の方がマシと思えるくらいに寒い。僕の口から出た吐息が白いんですよ。僕の中で暑がりと有名なヨーロッパ人が、おお神よ私は凍えてしまうよ、とか呟きながら外に出てくるレベル。

クラビ に夕方到着して事前予約していた格安ホテル(一泊350バーツ)まで徒歩50分。15kgほどのバックパックを抱えての移動はかなり辛い。でも100バーツ(350円)をケチるため頑張りました。動き出すまでの葛藤はありますが、一旦15分くらい歩いてしまうと、ここで諦めてタクシー乗ったら勿体無い精神が出て最後まで頑張れるもんです。

クラビ はピピに向かうフェリーが出ている街で、ビーチリゾートでもありますが僕らは今回はそこで一泊しただけで、すぐにピピに向かいましたが、ピピ行きの船まで時間があったので少し観光。本当はエメラルドプールだったり、温泉だったり、タイガーケイブ寺院の三箇所観光に行きたかったのですが、すこぶる天候が悪かったのとオフシーズンでエメラルドプールの見たいところが閉鎖されているとのことで今回は諦めました。

 

 

交差点に立つ不思議な猿?の像。信号にくっついて立っていますが、青になると光るとかそういうのはないです。ただ突っ立ってるだけ。こんなのがあると逆に気が散って事故に繋がりそうな気がしますがどうなんでしょう。

 

 

街の中にある寺院。バンコクでよくみる色とりどりの寺院とは違って白を基調とした非常にシンプルな寺院。たどり着くまでに幾多の犬のう●ちをかいくぐる必要がある。

 

 

仏像は他と違いはありませんでした。違いあるのかもしれませんが僕にはわかりません。全部同じにしか見えません。

 

 

時系列逆転してますが、そういえばナイトマーケットやってました。値段も安めの印象で、豚肉の炒め物にライスがついて40バーツとかでした。

 

 

 

ピピ行きの船。内装と船会社が極寒のタオ島から乗った船と同じだったのでまた凍えるのかと心配しましたが、超快適温度で拍子抜けしました。

 

ところで今まで移動に関してはなるべくツアーを使わないようにローカルの移動手段で安く抑えようとしていたのですが、タイはあまりローカルの移動手段が発達しておらず、結局タクシー的なものを使用する事になり個人で頑張って行っても、ツアーに参加しても対して値段が変わらないか、下手するとツアーの方が安いという事が薄々わかってきました。ツアー会社はどこの観光地でもホテルでも簡単に見つかります。

タオ島からフェリーとバスのパッケージツアーで1人800バーツ(2500円くらい)でクラビ に到着。クラビ とピピ間のフェリーは船着場で買う正規料金は450バーツで、一方街のツアー会社で購入するとホテルから船着場までの移動込みで350バーツと、なぜか料金の逆転現象が起こります。ね、自分で行くよりツアーの方が安いでしょ。

 

ピピ島の町というかお店だったりホテルが集まってるエリアは大きくなく徒歩で15分もあれば端から端まで行けてしまいます。アルファベットのHのような形をしていて、Hの真ん中の横棒のところが町というイメージ。

とても町が小さいので車すらほとんど見かけませんが、町以外の場所は基本的にジャングルなので、町以外のエリアに行くのは基本はボートタクシーで移動します。

 

僕らがとったホテルは町の中なので歩いてホテルまで移動。

 

 

泊まったホテルの受付は猫。

猫「一泊400バーツだ。ツインベットで専用のバスルーム付きだ。エアコンはないし部屋は狭いが快適だぜ。まぁくつろいでいってくれ」

僕らの旅のスタイルは新しい土地に行くときは2日間は取りあえずホテルは事前予約しておいて、ホテルはもちろん場所が気に入れば延泊、気に入らなければ他の町、他のホテルへ移動というもの。高級なホテルは写真通りか写真以上のクオリティーが期待できますが、格安は本当に当たり外れが激しい。やっぱり現物を見るのが一番。でも重い荷物抱えてあちこち移動は嫌なので取りあえず2日間は事前予約はしておきます。

結果僕らはこのホテル2日で出ました。

理由その1、バスルームが狭すぎる。シャワーとトイレが近すぎてシャワーを浴びるときにトイレに足が付き、非常にキモい。

理由その2、バスルームと部屋の間の扉が閉まらない。ジメジメするだけならまだいいですが、タイの田舎はトイレットペーパーを流せないので、拭いた紙をゴミ箱に捨てます。扉閉められないのでなんかずっとう●ちを匂ってるようで。

理由その3、町の通り沿いに面していて、酔っ払いがうるさ過ぎて夜起こされる。これが出た一番の理由です。観光地なので毎日がパーティー。単に声が大きいだけじゃなくて奇声だったりで最悪。朝方まで1時間おきに起こされました。

場所も受付も悪くなく、部屋もトイレ以外は良かったですが寝れないのは勘弁、ということで次の日は宿探しに出かけることに決定しました。一応ホテルの名前は伏せておきますが、多少飲み街から離れていても周りに格安ホテルやホステルが乱立している町の通りは絶対に避けた方がいいです。

 

 

しばらく休憩して夕食へ。1日目の夜はココのたっての希望でベジタリアンレストランへ行ったものの、シイタケベースの味付けでシイタケがこの世でもっとも嫌いな食べ物な僕は無事死亡。シイタケってなんであんなに味も匂いも主張激しいんでしょうか。死ねばいいのに。やけ酒でアイリッシュパブに行きました。

 

 

イギリスにいた時はパブ大好きでした。つまみもなくただただビールを立ち飲みするスタイル。ここではみんな座ってました。

 

 

●Day2:日本劇的勝利

この日はホテル探しと町散策。

酔っ払いの声がしないホテルを求め静かな場所にありそうはホテルを探します。丁度いい頃合いのが見つからない。山道を登って最後は階段を100段くらい上がるホテル、超絶景だし静かは静かだと思うが、酔っ払ったらそもそも帰れなさそう。多分家に着くまでに転げ落ちて死にます。

結局最後にたどり着いたのは、Phi Phi Cozy Seafront Resortというホテル。500バーツで、専用バスルーム、綺麗で快適、バスルームも広くてちゃんとドアが閉まる(ハードルがどんどん低くなっていく僕ら)。加えて名前からわかる通り海の真ん前で部屋から海が見えます!そしてちょっと町の外れにあるので酔っ払いに起されることはなさそう。

 

 

冷蔵庫付き。ビールを買い込んで節約できます。

 

 

こういう収納棚はバックパッカーにはとても助かります。

 

 

扉が閉まるバスルーム。トイレとシャワーにちゃんと区切りがあります。

このホテルここからが凄い!

 

 

 

海が見渡せるテラス。

 

 

そして海が見渡せるプール!

マイナスポイントも残念ながらあって、まず部屋の掃除が毎日入るのですが、シーツを一切替えてくれていないこと。綺麗にシワを伸ばすだけ。合計5泊してずっと同じシーツというのが超絶残念。おそらく単なるサボり。というのもバスルームのシンクが一度詰まってしまって、掃除するように言ったのですが、それも放ったらかし。清潔性という意味では本来はかなり高得点を取れるポテンシャルがあるにもかかわらずスタッフのサボりにより残念ながらかなりマイナスです。

もう一つの超絶のマイナスポイントが部屋でネットが繋がらないこと。初日は嵐がきておりその影響で繋がらないと説明されたのですが、結局嵐が去って3日以上経っても繋がらないままでした。カフェエリアに行けば繋がるWifiがあるのですが、これが超絶遅過ぎて使い物にならないレベルなので、実質環境なしです。

これらばっかりは泊まって初めて知るところで、そのせいで全くブログ更新できない状況にいました。まぁ総合して良かったので5泊もしちゃったんですけどね。

 

ホテル見つかり一安心ということで町散策。雨が降っていたので近所を散歩するだけでしたが。

 

ピピ島は別名猫島と呼ばれるくらい(僕らの間だけで)、猫がそれはもう半端ないって!というくらいいます。

1分歩けば5匹は確実に出会えるでしょう。人前にいない猫もいるはずなので1匹いれば10匹はいると思った方がいいでしょう。

 

客引きのお仕事を頑張るネコ。もう客引き効果抜群です。

 

 

こちらも客引き中のネコ。この何気無い瞬間にも3匹の猫がいますね。

 

 

仕事サボってビールを飲むネコ。まだ昼なのにもう2本目ですか。

 

 

飲みつぶれたネコ。もう飲めにゃいとか言ってんでしょうか。

 

 

 

そういえばハチドリがいました。初めて見ました。本当に花の蜜を吸うんですね。ちっちゃくてとても可愛らしい。でもなんで名前蜂なんでしょう。蜂は蜜を吸わないです、蝶々でしょう蜜を吸うのは。名づけ主は鳥の勉強の前に昆虫の勉強をすべきでしたね。

 

 

あいにくの天気ですが、やっぱり綺麗ですなぁ。ピピ島というかこのあたりは崖だらけで崖の上に木が生い茂ってるような景色です。

 

 

この崖の下に高級ホテルがあります。どうやってこんな景色になったんでしょうか。誰か調べて教えてください。

 

お腹が空いたのでランチへ。Pa Noiという名前のとあるローカル向けっぽい食堂に入ったのですが、ここがバカウマ。

 

よく壁をみると一面に落書きが。

 

 

どうやら世界中の観光客が訪れる超人気店だったよう。価格も焼き飯とかだと一杯60バーツ(210円くらい)と島価格が横行しているピピでは格安の部類。

この7日間のピピ滞在で6回くらい食いに行きました。

ヌードルとガパオライス。二つで200バーツも払ってないですが、めちゃ美味い。後ろのドラえもんも大喜びしています。

 

雨が強くなってきたので一旦ホテルに退散しましたが、この日は実はW杯日本対コロンビア戦!そうあの大迫が半端なかった歴史的勝利の日です。

サッカーなんて普段一ミリも見ないですし、海外のプレイヤーもメッシとロナウドくらいしか知らないくらいのど素人ですが、唯一見るのは日本の試合。日本がどれだけレベル低い、試合がつまらないとか言われても、スペインvsポルトガルとかの試合見てもゴールシーンくらいしか凄さがわからない僕からすると、超トップクラスの超絶テクニックを見ても豚に真珠なので、いかに感情移入できるかが大事なんです。

タイ時間19時キックオフに前のめりして15分くらい早めにスポーツバーへ。

至る所で試合流しているんですが、僕らが選んだバーは、19時からバケツ入りの巨大カクテルがハッピーアワーでお安くなるところ。

バーに着いたもののハッピーアワーまで15分。ここは貧乏バックパッカー、何も頼まずにじっくりと19時を待つスタイル。

あいつら何も頼まないじゃないのかという冷たい目を無視して19時ジャストのキックオフと同時に僕らのお酒もキックオフ。

 

 

このバケツカクテル、学生のノリを思い出す分量と安っぽい味!

席に戻ってきたその直後、あの香川が放ったシュートでレッドカード誘発シーンが。

その後の展開はご存知の通り、10人になったコロンビアに押され同点に追いつかれハーフタイム。

だがしかし、その後日本が歓喜する、大迫の半端ないゴールで日本再びリードそして、そのまま試合終了。

うおぉぉぉーーーーーーー!!!!!!日本まさかの勝利ーーーー!!!

ピピ島には日本人がほとんどおらず、そのもそも日本vsコロンビアの戦いに興味がある人が少ない中、周囲のサッカーファンは当然ながらコロンビアを応援。歓喜の声をあげるのは我ら2人だけw ほんとどの人は試合そっちのけで酒飲んでガヤガヤしてる。

実は試合前に、日本が勝ったら食事を一晩豪遊しようと2人で取り決めをしていました。普段は節約してメニューも価格から見るような感じでしたが、日本が勝ったら一切の上限を設けず使いたいだけ食いたいだけ豪遊すると。こうでもしないとお金を使いすぎると罪悪感が出てくるし、そして下馬評通り、日本がまさか勝つなんて思ってなかったので。。本田さんごめんなさい。

その日はもう遅いので戦勝会は翌日に持ち越し、本日は帰宅。

 

●Day3:雨のち晴れ

ホテルお引越しの日。朝から強烈な雨が降り注ぐ中バックパックを抱えての移動で辛い。他の方のブログを見ていると旅人あるあるで、最初はあれもこれも要るかなー、念のためにこれも持っていこうとかで荷物がパンパンでスタートするけれども、少しづつ旅慣れとともにああこれ要らないなと荷物がどんどん減っていきます。が僕らはその逆、確実に増えてます荷物。荷物を入れるための袋も10個くらいあって、袋in袋とかわけかわらんことしてます。

昔から物を捨てられない性格で、要らないものもあるんですけどどうしても捨てられない。だっていつか必要になった時に捨ててしまっていたら激しく後悔するじゃないですか。後悔するくらいなら重くても持っておきたい。

荷物が重い上に雨で気分も重い中なんとか引越し完了したものの雨が止む気配なし。とりあえず昨日食べたPan noiでランチしたあとは結局夜まで引きこもりました。

1週間とかの旅行で1日引きこもってると勿体無いとか思ってしまいますが、毎日が旅行だと逆にこの1日の引きこもりが結構大切で、いいお休みになります。

旅って結構疲れるんですよね。何がしんどいって、観光したり遊んだりしている時は楽しいんですが、そのためには観光地の下調べ、ホテル調査、ルート決め、移動手段の確保だったりと、出張手配的な作業がもちろんあって、年に数回の旅行だと張り切って地球の歩き方読み込んだりして綿密に調べれますが、毎日が旅だとそれを日常的にすることになって、かなり面倒。。世界一周のプランニングをしてくれる業者あったらちょっと使いたいくらい。

十分休んで夜、日本W杯コロンビア戦の戦勝会に繰り出しました。

ダイビングショップの陽気なイタリア人の店員にこの島で一番美味いおすすめレストランを教えてくれ、値段は問わないぜ、と聞いて教えてもらったアクアというお店に行きました。

食堂だったりバーだったりという雰囲気の強いお店ばかりの中、このアクアというお店はちゃんとレストランという雰囲気。

メニューを開いて値段に仰天。パスタ一品390バーツ!?

日本円に直すと1300円くらいなので決して高いわけじゃないんですが、普段一品80バーツ(280円くらい)程度で食事している僕らからすると約5倍の料金。たけええええwwwww

でも今夜は豪遊、料金は一切気にしないのがルール。

 

 

ビールの3倍の価格がする白ワインで乾杯。2ヶ月ぶりくらいのワインだろうか。。そんなにいいワインじゃないはずだし決して美味しいワインじゃないんですが、何か心に染み渡る。。

 

 

前菜のホタテのカルパッチョ的なもの。この一品で普段の食事3回分です。

 

 

この店で一番高い魚介のクリームパスタ。タイに来てパスタが美味かった試しが一度もないのですが、こればかりはイタリアで出しても美味しいと言われるレベルのうまさ。

 

 

ロンドン滞在時にはもう食いたくないと思うくらいに食べたバーガーも、久しぶりに食うとやっぱ美味い。ポテトの揚げ加減だけ少しいまいちでしたが。

 

 

そして締めのデザート。ブリュレと、アイスクリームとチョコレートケーキ。ココが普段僕には決して見せることのない笑顔で食べていました。

他に追加でビール等々を頼みお会計は1400バーツ(約5000円)でした。

安いなーとか思ったあなた、もう一度言いますが僕らは普段80バーツとかで夕飯食ってますからね。17回分の食事代ですよ!!

いやー書いてて虚しくなってきましたw

なので本日のブログはここまで!

 

 

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