タイの最高峰ドイインタノン山を世界最速制覇

タイの最高峰ドイインタノン山を世界最速制覇

こんにちは、夫のテンです。

 

これを書いている現在時点ではチェンマイ5泊6日の最終日前夜です。正確には明日から更に1週間チェンマイにいるのですが、Elephant Nature Parkという象の保護施設に泊り込みでボランティアをしにいきます。それについては終わり次第近々アップする予定ですが、場所が場所だけにインターネット環境がない可能性があります。2,3日に一度くらいのペースでブログ更新してましたが、1週間程度強制お休みになるかもしれません、ということだけ先にお伝えしておきます。

 

 

タイで一番高い山:ドイインタノン(Doi Inthanon)

チェンマイの西約50kmくらいにそびえる山、タイで一番標高が高い山、ドイインタノンに行ってきました。

人はどうしてNo1に惹かれるのか。2番じゃダメなんですか。ダメなんです。2位なんて誰も知らないんです。

日本で2番目に大きい山は?湖は?ご存知ですか?

正解は2番目の山は北岳(山梨)、湖は霞ヶ浦(茨城)です。

僕は全く知りませんでしたが、富士山と琵琶湖の圧倒的知名度に比べたらカスみたいな知名度だと思います。

 

一番、No1という言葉にはロマンがあります、強い力があります。

アフリカで一番高い山キリマンジェロ。登頂したらとても凄そうな雰囲気がバンバンします。

世界の山高さランキング100位圏外の山キリマンジェロ。鼻くそほじりながら登れそうな感じがします。

 

タイで一番高い山と聞いて登らないわけにはいきません。バカと煙は高いところが好きなんです。

タイで一番ですが、高さはたった海抜2,565m。日本の山の高さランキングでは100位以内にも実は入ることができません。日本が意外に健闘してるのかタイが低いのか。

 

とは言え2500mオーバーの高さ。子供の頃富士山に登ったことがありますが真夏にも限らず雪が残っていたことを思い出すと、それなりの準備をして行くべきでしょう。山を舐めてはいけません、鼻くそほじって登れるものではないはずです。

 

前日あれもこれもと山に備えて準備しました。

まず、メレルのトレッキングシューズ。特殊形状の滑りにくいソールに加え完全防水。

 

 

有名国産アウトドアブランド、モンベルの高級ポンチョ。なんとお値段6000円越え。恐ろしくて使えません。

 

 

灼熱のタイで着るとあっという間に熱中症間違いなしの、上下の長袖。さらに撥水加工付き。こちらは超有名国産ブランドのユニクロでございます。

 

もしものための非常食として重宝するという飴玉もポケットに忍ばせました。準備は万端です。

 

チェンマイ中心の旧市街地から車で約2時間強。当日少し遠いのでツアーを利用して行ってきました。朝8時出発で普段ぐうたら昼まで寝ているので車内で爆睡。感覚的には10分くらいで着いた感じです。

 

車を降りるとすでにかなり冷んやりしていました。

入り口には温度を教えてくれる看板が。

!?摂氏9度!? 下界では毎日35度近くまで温度が上がるというのに。。

すぐ横には証拠として温度計付属して付けられており、18度を指し示していました。

 

曇ってはいましたが、寒くもなくトレッキングにはちょうどいい気温。俄然山頂へのハイキングにやる気がみなぎる。

 

ガイドさんの説明を終えいざ、

出ぱぁーーーーーーーーーーーつ!!!到ちゃーーーーーーーっく!!!!!!

 

 

出発から歩いて2分くらいで到着しました、山頂に。鼻くそほじり終える前に到着しましたよ。

しっかり看板にHighest Spotと書かれております。

歩いて2分ですよ、信じられますか。本日の目玉までたった2分ですよ、信じられますか。30回くらい看板を見直しましたよ。だってツアーガイド説明には40分のウォーキングって書いてたし。

 

いや初めから何か変だなぁと薄々は感じてたんですよ。だって山登り、それもタイ最高峰だというのに、みんな超軽装備なんですよ。ビーチサンダルの人がいたんですから。みんなの軽装ぶり。

森林に囲まれているとはいえ、道はしっかり整備されており非常に歩きやすい。

一瞬で重装備脱ぎ捨ててやりました。

 

よくわからないまま山頂記念写真。

 

 

よくわからない昆虫。

 

最高峰地点に立つよくわからない記念碑。

 

 

ツアー自体はまだ続き、Doi Inthanon国立公園の見所を周ります。

 

 

1)King and Queen Pagodas

この後は日本語でなんと言うかわかりませんが、前タイ国王と王妃の60歳記念に建てられた記念碑。

記念碑の塔自体よりもガーデンの方が正直綺麗。

 

2)Siritarn滝

乾季なので水量が少ないので近くまで行けます。かなり高い滝だが、高い部分は木に隠れて遠くからじゃないと見えないので迫力はイマイチ。

滝よりもその手前にある竹でできた橋が所々腐っていて、底抜けするんじゃないかとある意味で迫力満点でした。

 

3)King’s Royal Project

前タイ国王が北方のタイの発展に努めたプロジェクトの跡地にあるガーデン。

 

なんだこりゃ!?!?

紫陽花が綺麗でした。湿度、温度的に年中紫陽花にピッタリな気がします。余談ですが、東京の白山にはアジサイマンとか言う人気ランキング100位圏外のなんで作られたかわからないゆるキャラがいます。

 

4)昼食

昼食付。みんなでワイワイ食べます。人見知りの僕は終始無言。

 

5)Wachiratarn滝

本日滝二つ目です。一つ目に比べてかなり迫力がありました。水しぶきがかなり飛んでくるので近寄る場合は防水カメラを用意した方がいいです。

 

 

いただきます!!

 

 

元気玉!!

 

6)最後に山岳民族の集落

名もなき山岳民族の村。すみません名前忘れました。。 welcome看板で歓迎ムード満点。

織物が彼らの重要な観光資源。スカーフくらいのサイズで1週間も作成に時間がかかるらしいです。お値段は500Bくらい(1750円程度)。

コーヒーを売る女性。この民族のルールでは、結婚するまでは女性は白色の服のみを着ることが許されていて、結婚して初めてカラフルな衣服に身を包むことができる。つまりこの女性は既婚。

 

のどかな風景。

 

犬が民家に侵入しても誰も気にしない。

 

犬にハムハムされても誰も気にしない。

 

ヒヨコが親鶏に後ろ蹴りされて吹っ飛んでいく決定的瞬間。

 

 

これでツアーは終了ですが、ツアー後チェンマイ市内でやっているサタデーマーケットへ。その名の通り土曜日しかやっていないナイトマーケット。

日曜にも別の場所でナイトマーケットをやっており、名前はご想像の通りサンデーマーケット。何のひねりもない。

 

夜7時を超えてくると大勢の人で賑わいます。

 

タコ焼き発見ーー!味もちゃんとタコ焼きです。ちょっと揚げダコっぽい感じでした。

お値段は6つで30バーツ(約105円)。子供の時(今から20年くらい前)は実家の近くのタコ焼き屋さんは6つで100円でした。日本では観光地では6つで400円とか500円とかしますよね。20年でインフレ率500%。日本は長引くデフレに苦しみ黒田バズーカでもターゲットインフレ率を達成出来ていないようですし、賃金も大して20年で変わってない(下がった?)ですが、タコ焼きだけはベネズエラもびっくりのハイパーインフレーション。タコ焼きが日本を救うかもしれません。

がんばれタコヤキ…  おまえがナンバー1だ!!