ついに出会った最強ガイドブック for 世界一周

ついに出会った最強ガイドブック for 世界一周

こんにちは、テンです。

 

気づけば2018/5/9に旅をスタートして2ヶ月が経っていました。

 

昔島田紳助がこんなことを言っていました。子供の間は一年が長く感じていたでしょう。それは毎日が新しいことの連続だから。大人になり毎日が新鮮ではなくなってくると時がすぎるのが早くなるんだと。だから彼はどこか旅行行くときに行き帰りで違う道を通るんだとか。そうすると旅行が長く感じれると。

 

仮に彼が言っていたことが正しいのだとすれば、旅をして毎日新しいものに出会っている僕らの一年は子供の頃のように長く感じるはず。

 

でも感覚としてはあっという間でした。日々惰性で過ごしていたあの頃の方が1日が長く感じたなぁと。

 

島田紳助が言ってることもきっと正しいのだと思いますが、”楽しい時間は早くすぎる”の補正の方が僕には強いみたいですね。

 

 

さて本題に入ります。

日本で最も売れている(らしい)ガイドブックと言えば地球の歩き方。一方で世界で最も売れているガイドブックは、そうlonely planet 。世界のガイドブックの売り上げの25%を占めるとか。ほんまっすか?

 

Lonely planetは昔日本語版を販売したらしいですが売り上げが伸びず撤退してしまったそうです。

 

なぜ世界で売れるものが日本で売れなかったか?

僕が思う理由は二つあります。

まず一つ目の理由は、lonely planetの写真の少なさ(文字の多さ)です。文字が多い分lonely planetの方が情報量は地球の歩き方に比べて圧倒的に多い印象です。でも細い情報より目から入るインパクトが日本人には重要な気がします。日本人はやはり漫画の文化なのでしょう。絵から入って行くタイプなのでしょう。

二つ目の理由は、日本人のライフスタイル合っていないということでしょう。日本人は長期の休みがないんです。最近少しづつ日本の働く環境改善が進んでいるそうですが、夏休みは取れて一週間というところがほどんどなのかなと思います。これがヨーロッパになると夏休みはほぼ全員が最低でも二週間は職場から消えます。

一週間だとメインの有名な観光地巡りだけで時間がなくなりますが、二週間あるとメインにプラスして、誰も言ったことがないような場所だったり、時間がないたどり着けないような秘境だったり、そういうプラスαを求めたくなります。地球の歩き方が苦手としlonely planet が得意とするのはまさにそのプラスαのところ。でも休みの短い日本人には不要なんですよねその情報。

 

前置きが長くなりましたが、もうこれでお分りだと思いますが、僕らが出会ったのはそうlonely planet 。

いやいや知ってるからlonely planet と、突っ込むのはお待ちを。

 

ただのlonely planet ではありません。

 

世界221カ国を網羅した地球丸ごとlonely planetなのです!

 

その名も” The World “でございます。

 

221カ国は日本が国家として承認している数(日本入れて196カ国)より25カ国も多いのです。北朝鮮は当たり前のように乗ってますし、驚いたのは南極大陸まであること!

まさにplanet(地球)です。

 

ページ数991ページに表紙が厚紙で、硬さ重量と共に全く旅人フレンドリーではないところが憎い!

 

 

ココの拳との比較。

ただでさえ既に重くパンパンのバックパックのスペースを大きく奪うw

 

 

鋭い方はこう思われたでしょう。

991ページで221カ国ということは一つの国あたり4,5ページしかないじゃないかと。

そうなんです、規模(観光資源という意味で)が大きい国はページ数が多いのですが、例えばフランスでも8ページしかありません。見開き2ページしかない国もいっぱいです。ちなみに日本はフランスと同じ8ページ。

 

普通はフランスだけで300ページは使うでしょうね。

一つ一つそれぞれの国の情報という意味では情報量は少ないです。

 

また日本の例を出しますが、日本だと全部で11テーマの紹介があります。

1、温泉について

2、お花見について

3、東京の超都会ぶりについて

4、京都の古都について

5、高野山について

6、中山道の妻籠と馬籠について

7、奈良の大仏について

8、富士山について

9、直島町の現代アートについて

10、広島の原爆ドームについて

11、北海道の自然について

 

日本を知ってる我々からすると、中山道とか良いとこついてるなぁと思うところもあれば、なぜ直島町を選んだの?w(直島長の方すいません!)とツッコミたくなるところも。

いずれにせよ日本の紹介としてはこれだけでは情報として不足していると言うことは明らかかと思います。

 

全然情報として不完全じゃないかと感じられたと思います。

 

でも、それは使い方が間違ってるんです。

 

その国について知りたいだけならネットで調べたり、それこそそこの国の観光本買えばいいのです。

 

世界版lonely planet ですから地域の細かい情報はどうでもいいんです。

 

正しい使い方は超マイナーな国の観光スポット、もしくは超マイナーな国そのものを発見することです。

ネットでいいじゃないと思うでしょう?では試しに世界一周・絶景とかなんでもいいんでググってみて下さい。最初は発見があるかもしれないですがやがて気づきます、似たような情報ばっかりだなぁと。

 

それにネットは調べる単語を知らないと調べるのが難しいのです。

僕が行ってみたい国の中にセントクリストファーネイビスという国があります。

セントクリストファーネイビスという国を世界一周でサーチして出てきましたか?セントクリストファーネイビスを知ってればサーチは簡単ですが、一般的な観光地探しをネットでしていてセントクリストファーネイビスに出会うことは稀でしょう。

 

まぁこの世界版lonely planet にもセントクリストファーネイビス載ってなかったんですけどねwwww

 

wiki様によるとこの国はこういう国でございます。

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セントクリストファー・ネイビス連邦(セントクリストファー・ネイビスれんぽう)、またはセントキッツ・ネイビス連邦は、西インド諸島の小アンティル諸島内のリーワード諸島に位置するセントクリストファー島(セントキッツ島)とネイビス島の2つの島からなる英連邦王国の一国たる立憲君主制国家。島国であり、海を隔てて北西にイギリス領アンギラ、東にアンティグア・バーブーダ、南西にイギリス領モントセラトが存在する。首都はバセテール。イギリス連邦加盟国。ミニ国家の一つである。面積と人口は共に南北中アメリカにおいて一番小さく、独立年も一番新しい。

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そう世界版lonely planet は発見・出会いのために使うのです。

パラパラとページをめくっていると突然出会うのです、あっここ行ってみたいなぁ、というところに。それが今まで聞いたこともなかったような国だったりするんです。

通常版(それぞれの国に特化したもの)に比べて写真が多めなっていますので目に留まりやすいですし、英語が多少苦手でも大丈夫。

そうして発見して興味を持ったら初めてその国や地域についてググればいいのです。調べる単語が分かってるので今度は検索も簡単でしょう。

 

ネットで簡単見つかる場所はすでに秘境ではない。ガイドブックが出てる国も皆んなが行くからガイドブック売ってるんです。

そういう場所に行きたいならこの本は不要というか全く役に立たないどころか、荷物になって邪魔でしょうね。

 

 

尚見つけたのはマレーシア、クアラルンプールの本屋。KL Sentral という駅直結デパート入っている本屋さんです。

この本自体は旅前に英国に住んでいた時に見つけてから知ってたんですが、旅に出てからは探していたのに一切見かけることはありませんでした。

輸入価格で英国の定価より数ポンド高かったですが、次出会えるのがいつになるかわからないので買っちゃいました。

そのお値段約4,700円です!高ぇ!!!

安い電子版もあるかもですが、オススメしません。上記のとおりパラパラめくって意外な国を発見するのが正しい使い方だと思ってます。電子版はパラパラ読みしにくいですからね。

高いですがその価値はあると思いますので是非本で買ってみてください(^ ^)

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