今度こそ楽園を求めWatamuへ移動 & 壁も電気もない宿
こんにちは、テンです!
楽園を求めてナイロビからモンバサへ移動してきた僕ら。
モンバサは町なので楽園感は一ミリもない。むしろいつもどおりの汚いアフリカの町という感じ。
ホテルの前の道もこんな感じ。
さっさとこんなところから抜け出して、ここからさらに100kmほど北上してWatamuへ向かう。
Watamuは海の国立公園らしく、なんでもめちゃくちゃ海が綺麗らしい。しかもそんなに観光客で溢れていない穴場だそう。ああ待ち遠しい。
モンバサからは乗り合いバスのMatatuで移動。Matatu乗り場はBoxtonという橋の近くらしい。
ちなみにここがMatatu乗り場。
着いたら無数のMatatuの客引きが出迎えてくれる。
ホテルから乗り場まではUberを使用。モンバサ市民の足はタイでTuk Tukとしてお馴染みのオート三輪。
すごいなぁと思ったのが、なんとモンバサのUberはTuk Tukに対応!普通の車に比べかなり安い料金で乗ることができるし、Uberなのでもちろん面倒な料金交渉も不要!数キロなら100円くらいで移動できる。
UberでTuk Tukわざわざ呼ぶの面倒という方も、目的地までの料金が出てくるので、流しの車を捕まえる時も料金交渉の目安にでき、ボッタクリされる可能性も減る。
ほんと便利な世の中です。
こうやってお安くケチるくせに、なんと今回乗るMatatuは一切交渉せずに400シリング(440円くらい)で即決してしまった。実は宿で一緒になったヨーロッパ人女性二人と行動を共にしてたのだけど、彼女たちが先にサクッと決めてしまったww
ボラれてそうな気がするなぁ、、、。
まぁでも今までのMatatuに比べて快適だったかな。
2時間ほどでWatamuに到着するけれど、1つ注意が必要で、MatatuはWatamuまでは実は行かない。Watamuの近くをニアミスで過ぎ去って行くのだ。
なのでWatamuに最も近くGede Junctionという交差点で降ろしてもらう必要がある。忘れるとケニアの最果てまで連れていかれる。
くどいくらいにドライバーにGede Junctionで降ろしてねと伝えておいたらちゃんと降ろしてくれたようだ。
ちなみにその交差点はここ。
到着したら今回宿泊する宿へ移動。
宿はMira Creek Eco Camp。Booking.comでの評価もすこぶるいいし、一緒に移動したヨーロッパ人女性もそこに泊まるとか言ってたのでネット上で予約しておいて便乗してついていった。
Gede JunctionからTuk Tukでさらに移動、一台300シリング。このあたりになると残念ながらUberが使えないので、交渉してもやっぱり多少ぼられる。モンバサなら150シリングくらいで行ける距離なのに。
そしてヨーロッパ人女性たちがあんまり料金交渉を強気でしない。ただの旅行の彼女たちからすればここで100円程度を値切り交渉する時間と労力が見合わないんだろう。これを何百回も繰り返す僕らにとっては塵も積もればマウンテンなんだが。
宿に近くに連れてだんだんと道が砂になってきて途中でTuk Tukが進めなくなったw
と言っても残り数十メートルまで頑張って走ってくれて、最後は荷物を運ぶのも手伝ってくれたいいドライバーだった。もしかして料金交渉弱めにするとサービスの質が上がるのか。
到着した宿は、Mira Creek Eco Campの名前にふさわしく、ホテルというよりキャンプ場みたい。
広大な敷地の真ん中に、藁と木で作られた食堂があって、敷地内には大小さまざまなコテージが立ち並び、それぞれが整備された木々で隔離されてプライベート感を出していた。
空きが4人用の大きなコテージ丸ごと貸切という夫婦二人には贅沢な寝床しか残ってなかったけれど、一泊1700シリング(2000円くらい)と特段高いわけでもない。
これが今回僕らが貸し切るコテージ。2階建で、1階はキングベット1つにバスルーム。
そして2階は、
壁なしのシングルベッド2つにダイニングテーブル。屋根があるだけで外w
これは虫がやばそうw
まぁエチオピアで壁なし屋根なしベッド↑↑を経験した僕らに死角はない。
携帯を充電しようと思いコンセントを探すが、全く見当たらない。
電灯はどこなんだろうと探すが、スイッチどころか電灯そのものも見当たらない。
夜どうするんだろうか、、と思っていたらスタッフがちっちゃい懐中電灯を持ってきたww
壁もない、電気もないw
まさにエコキャンプの名に嘘偽りなし。
あ、言わずもがなシャワーは水だけ。まぁめちゃくちゃ蒸し暑いから水で十分なんやけどね。
でもこの宿、めちゃくちゃ落ち着く。二階の超開放的部屋から見える自然。風通しはピカイチなので蒸し暑さも自然でいい。たまに雨が降ると雨漏りする藁葺きの屋根もなぜか妙に穏やかな気持ちになる。
アフリカのゴミゴミした都会の喧騒と対極にある宿。ゆったりとした時間が流れる。
食堂兼バーもこの通り藁葺き屋根に開放的な無壁。椅子もテーブルも木製で温かみがある。
敷地内に所々置かれたゆらゆら揺れるベンチでゆっくりしても気持ちいい。
ここの飼い犬も地面を掘って冷たい土の上でスヤスヤ寝てる。
よし今日はWatamuの町に行かずに一日ホテルでのんびりしよう。
このホテルから徒歩1分のところにビーチがあると言うので行ってみることにした。
スタッフに行きかた聞いていたところ、さっきまで寝ていた犬が突然起きて歩き出した。
イッヌ「一緒に行くンゴ」
なんかついてきた。
一緒に細い道を歩いていくと、そこには遠浅の海が広がっていた。
水は透明でめちゃくちゃ綺麗。でも遠浅でめちゃくちゃ浅いので全然泳げないw
しかも地面がヌルヌルしていて海というより沼だなw
そういうのが嫌いなココが気持ち悪い気持ち悪いとうるさいw 地面の中に何がいるかわからないから気持ち悪いんだとか。
ココが帰る帰るとうるさいので、さて帰ろうかと犬を探すと、先にビーチに来て砂浜で日光浴をしながら横たわっていたヨーロッパ人女性たちの横で同じように寝ていたw
戻ってロッジの2階でゴロンゴロン。暑いけど自然が気持ちいい。
夜はロッジで夕飯。魚(スナッパー)をオーダー。
歯がグロいが普通に美味し。
キャンプファイアを囲んでヨーロッパ人とお喋り。
ああ、癒される。
その夜蚊帳でも防げない蚊の攻撃を食らいながらもアフリカ旅史上最も気持ちいい夜を過ごした。
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