のどかなセルチュチュク町歩き&マリア様の永眠場所?に行ってみる
こんにちは、テンです。
今日はパムッカレからセルチュクに向かいます。2018年9月16日あたりのことです。
セルチュク(Selcuk)なんて聞いたことない人ばかりかと思いますが、ローマ帝国のローマに次ぐ第二の都市エフェスがあった町。
ここにはローマ帝国時代の遺跡が綺麗に残っていて、それを見にやってきました。
古代都市エフェスについては次回にココが書いてくれるので、古代のロマンに触れたい方は次のブログを読んでください!
●パムッカレからセルチュクは電車がいい!
トルコはバス網が発達していて都市間の移動は超簡単なのですが、パムッカレ(デニズリ)からセルチュク間は電車がおすすめ!
理由は簡単、値段がバスの半額くらい(1人17.5リラ(400円くらい))で快適度、所用時間はほとんど変わらないから。
デニズリの電車の乗る場所はバスターミナルから大通りを隔てたところでほぼ同じ。
セルチュクの電車の降り場はバスターミナルと徒歩5分の差の場所で差なんてないに等しい。
所要時間はバスも電車も3時間半程度です。
バスと違って電車は予約も不要で朝から夜まで1時間から2時間に一本のペースで出ています。
座席の埋まり具合は、駆け込みしなくても席は探せるという感じでした。
中にトイレもあって、清潔で綺麗でした。
●セルチュク駅
場所はここ。
町の自体がとても小さいのですが、町のほぼ中心にあります。
駅はヨーロッパの田舎風。
駅から出るとすぐに当たり前のようにローマの遺跡がありました。さすが古代都市エフェスがあった場所です。
●泊まった宿
着いてすぐに予約していた宿でチェックイン。
Australia New Zealand (ANZ) Guesthouseという宿をAgodaで予約していきました。
一泊130リラ(2600円程度)でダブルルームの専用バスルーム付きでした。
このエリアの中では比較的安めですが、十分清潔で、スタッフも親切。
テラスに旅人が集まっていて情報交換とかもしやすいゲストハウスでした。
ちなみに僕らはあまりAgodaを使わずBooking.comを使うのですが(その方が安いことが多い気がする)、トルコではBooking.comは使えません!!
正確に言うと、トルコ国内でトルコの宿を予約するのに使えません。検索しても何も出てこないのです。
聞いたところによるとbooking.comがトルコに税金を払わずトルコ政府から締め出しくらったとか。
でもトルコ国内でトルコの宿が予約できないだけで、トルコ国外からトルコの宿を取ることや、トルコ国内でトルコ外の宿を取ることはできますよ。
●セルチュク町歩き
町の中心の繁華街とは思えない静けさ。
お土産やさんとレストランくらいしかありません。
夜になるとレストランがオープンして多少活気が出てきます。
町のカフェというカフェではおじさん達で埋め尽くされ、みんな麻雀のようなものをしていました。
女性の客は一ミリもおらず。日本のおしゃれなカフェと真逆の様相です。
町の様子。
セルチュクはとても町が小さいので徒歩で十分観光可能です。
町の雰囲気も良く、とても安全で清潔な町に感じました。
散歩するには気持ちのいい町。
世界遺産<<ISABEY CAMII>>
Camiiとはジャーミーと発音し、モスクのことです。
14世紀に建てられたにもかかわらず、美しく残っています。
中は、、まぁ普通のモスク。
モスクから次の目的地までの道のこと。
手すりに座る猫がいて、写真を取ろうとしたところ、ニャーーと言いながら猛烈なスピードで近づいてきました。
この猫が人懐っこいこと半端ない。
今まで出会った猫の中で本当に一番人懐っこかった。
なぜなぜさせてくれるとかじゃなく、膝の上に飛び乗ってきます。
膝に乗ってくつろいで動かない。そして僕は動けない。
至福のひと時を満喫している顔。
困ったことにこの猫、僕らが離れようとすると後ろからニャンニャン鳴きながらついてくるのです。。
可愛いすぎて、懐いてしまって一人ぼっちにさせるのが可哀想で、、これでは離れられない。。
ずっと付いてきたのですが、ところが、犬のお巡りさんが突然現れワンワン言ったものだから、怖がってその場から突然動かなくなりました。
ちょうど僕らの次の目的地が目の前だったのと、早くしないとそこが閉まってしまうので一旦猫から離れて入場。
<<ST. JOHN MONUMENT>>
Ayasulkuという丘の斜面に、6世紀に作られた教会の跡地で、建物については詳しくは分かっていないらしいです。
いかにも入り口って感じの入り口。
遺跡がゴロゴロしていて、RPGのダンジョンのよう。
ゲームなら絶対この間に宝箱が置かれていて、開けたらモンスターと戦闘になるやつ。
遺跡から見えるお城。
そして遺跡と言ったら遺跡猫。やっぱりいました。
話戻りますが、ここに入る前にいた人懐っこい猫。遺跡から出るといなくなっていました。
あまりの可愛さに近くの売店でツナ缶を買って、猫にあげるべく探したのですが結局見つからず。。。
でも結果見つからなくてよかったかな。見つかっていたらきっと旅を中断して日本に連れて帰っていたから。
●セルチュクでのお食事
1日目の夜に入ったお店。
通りに面したオープンキッチンで肉を焼く音と美味しそうな匂いにつられて入店。
名前も場所も忘れてしまいましたが、町の中心の繁華街と大通りが面するところだった記憶。
ここのメニューは肉の串焼きかミートボールの2種類という強気な設定。
写真じゃあ伝わりにくいですが、このお肉びっくりするほど小さい。
この串一本に付いてる肉の大きさは、女性の小指くらいの大きさw
美味しいのは美味しいですし安いのですが、お腹が満腹にならないので、男性は2品オーダーするべし。
ここセルチュクで一番お世話になったお店が、アリババとかいうお店。
場所はここ。
安い、美味い、量もちょうどいい!
嬉しいのはお米が食べれること。
トルコってパンばっかりで飽きるんです。
店の作りはシャビーですが、ビールも頼めるので昼食も夕食もここでOKです。
夕食のために入ったとあるレストランにて。
繁華街にあるレストランなのですが、そんなに美味しくもなく、安くもなかったので店の名前は割愛。
ビールのアテにイワシの唐揚げをオーダー。
するとニャーーという声。
猫が大好きイワシの唐揚げの匂いに釣られて猫がやってきました。
猫「イワシおくれ」
この猫以外にも数匹の猫がいたのですが、こいつが圧倒的に強く、ちゃんと他の猫に取りやすいようにあげないと、こいつが全部持っていきます。
写真撮り忘れましたが、1匹圧倒的に不細工な猫がいて、なんだか妙に応援したくなって、不細工猫に贔屓して餌をあげた思い出。
ブスって得ですね。
夕食終えて町をぶらぶらしていたら、売り物のマットでくつろぐ1匹の猫。
あれ?なんか見たことあるぞこいつ。
あっ!さっきイワシを人(猫)一倍食ってたやつや!
どうやらこのお店の飼い猫だったようです。
猫「お腹一杯で休んでるんだから邪魔するんじゃねえぞ」
そういえば、このお店でココはトルコ石の指輪を買っていました。
光の当たり具合で石の色が変わるという不思議な石です。
最近その指輪つけてるところ見たことないがちゃんと無くさずに持ってるんだろうか。
セルチュクは本当に猫だらけで、多分猫がいない通りを探すのは不可能。
この中に6匹の猫がいます(もっといるかも)。是非探してください。
●マリアの家
さてさて、セルチュク町歩きから話はがらりと変わり、マリアの家を目指します。
マリアはキリストの母親のマリアです。
マリアの家、どういうところかと言いますと、
ということです。
簡潔に書くと、マリアが無くなる時に住んでいた家ということらしいです。
ちなみに、マリアが無くなった場所について実は聖書に記載はなく、ここセルチュク以外にもマリアが亡くなったとされる場所は他にもあります。
主張したもの勝ちみたいな感じです。
マリア像。純白のイメージのマリアにとって珍しい黒色。
説明がなかったので一切何なのか分からない鍵穴型の穴。
大量の紙がくくり付けられていました。
聞いたところ、お願い事を書いてくくるのだとか。でも確かじゃないです。聞いた人の英語力が乏しかったので、フィーリングでそう感じただけです。
絵馬のような感じですかね。
そしてこれがマリアの家。
中は写真撮れないので、気になる方は是非行って見てください!
ちなみに家というより教会でした。
聖地的な扱いのため、中では熱心なキリスト教徒の方がお祈りしています。コソコソ声で話さないと、しいっー!と怒られます。
中には泣いてお祈りしてる人もいます。
だいたい30分もあれば十分ゆっくり見て回ることができます。
ただ町からは少し離れた場所にあり、一方で全く公共交通機関がないのでタクシー一択です。
同じ方向に古代都市エフェスの遺跡があるのでセットで行くのがいいかと思いますが、タクシーは値段交渉になるので若干面倒です。
僕らの時はマリアだけだったのですが、80リラ(約1600円)で往復貸切でした。エフェス付けても100リラくらいらしいので、ちょっとお高めだったかもしれませんが、彼らの提示金額はその倍くらいするので頑張って交渉してくださいね。
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