ピピ島-その3 シークレットビーチを求め彷徨うが・・・

ピピ島-その3 シークレットビーチを求め彷徨うが・・・

 

 

ココです。現在はプーケットに居ますが、これから記事を書くピピ島の方が私は好きです。やはりネイチャーが良いみたいです。

私は近頃、見た目が日焼けしまくりでゴリゴリとイカツイ感じになってきましたが、あまり気にしません。

化粧は2ヶ月ぐらいしてませんが、写真の顔を見るたびにうわぁっとなってしまうので、心の健康の為には多少はした方が良いのかもしれません。しかし面倒くさい。

 

さてピピ島5日目です!

 

■Day5

 

先日に引き続き今までの豪雨が嘘かのような青々とした晴れ。

これは絶好のトレッキングびより。シークレットビーチを求めてトレッキングをする事に決めた。

その前に腹ごしらえをしにいつもの食堂に行く。すると前日のツアーで仲良くしてくれた香港ボーイ2人組に再会した。なんでもこの日にピピ島から出る予定だが、その前にタトゥーを入れたそうだ。小さいが痛そうだった:(;゙゚’ω゚’):ランチを食べた後2人とお別れし、山登りをしに行く。

まずはビューポイント1に向かい、極端な傾斜の階段を登る。

うおぉぉ。めっちゃしんどい。暑い。降り注ぐ太陽光がまるで肌にオーブンを当てているように痛い。雨止んで嬉しいけど、やっぱり今日はそんなにギンギン晴れなくても良かったんじゃないか?ピピ島よ!

こちらがビューポイント1

少し歩いた先のビューポイント2

15分程歩いた先にビューポイント3

ピピ島で一番高いビューポイントだそうな。ちなみに売店が併設されていて、タダでペットボトル水がもらえる。

そしてまだ見ぬシークレットビーチを探してジャングルを歩いて行く。あまりにビーチに辿り着く気配が無いのであるタイ人に道を聞くと

💁‍♀️「ここから30分はかかるわ。すぐそこの分かれ道を左に進むといいわよ。」

そして見つけた道と道で無いところの境界線がスーパー曖昧な道を曲がる。はえ〜おめえ道だったんかあ!

とにかく間違えてるか分からなくても他にアイデアが無いので進むしかなく、道というか藪の中を歩いていく。進む方向が違うかも知れない中汗だくでジャングルを歩くというのは体力的にも精神的にも疲れてしまうものだった。

そしてこの森に住む蚊達は普段人が通らないからか都会っ子の蚊よりも確実に貪欲で、虫除けスプレーを無視して刺しにくる。吸いにくる。普段刺されにくいテンの背中も針の後でデコボコと真っ赤に腫れてしまっていた。

だが、こんな不便な所を通って辿り浮くビーチはさぞかし綺麗で人もいなくて夢のような場所なんだろうな。

そんな希望を持って黙々とザクザクと歩いた。

タイの人は不思議だ。1時間ぐらいかかる道を平気で30分と言い張る。(皆すごくいい人なので悪気は絶対ないと思うが)

途中で一人旅のロシア人と遭遇。自信が無いので行き方を聞くと、彼にも分からなかったが目的地が同じなので同行する事になった。

どんどんコンクリートで舗装された道になってきたので嫌な予感がした。

そして苦労して汗だくで藪の中を1時間半以上かけて歩き、求め、辿り着いたシークレットビーチは既に4つ星ホテルが設立され、金持ちが占拠していたのだった。

あぁ、そうだった。予算のある人は交通の便でホテルを選ばなくていい。藪の中をトレッキングしなくても都会に行きたければタクシーボートを使えばいい。夜中に奇声を上げるような隣人とは無縁なんだろう。というか事前に少し調べたら分かったんだろうけど、こんな時に限って面倒くさいのでサボっていたのだった。

だってネットほとんど使えないし、、、村人に聞き込みするより、とりあえず行こうかとなったから、、、(RPGの基礎をすっ飛ばし)

同行したロシア人は「僕は少しこの辺りのビレッジを見て回ってくるよ。3時間か4時間後にここに集まって一緒にタクシーボートで帰らないか?バラバラで帰るより安いでしょ?」

と言う。確かに安く済むだろうし一緒に帰る事にした。

疲れた私達は、やっと辿り着いた"シークレットビーチ"でのんびりと過ごした。

場所Google mapでこの辺

テンは本を読み、私はシュノーケリングをしたが濁っていて何にも見えなかった。 ピピ島の海は水上から見る方が綺麗だと思う。水中に入ると青いには青いけど、プランクトンのせいか透明度が低い。魚が沢山居るのに見えにくい。

そうして3時間過ごしていると、さっきのロシア人が帰ってきた。彼もしばらく海で泳ぎ、一緒にホテル付近のビーチまでボートで帰った。(行きはジャングル歩いて約2時間、帰りは海をボートで駆け抜け15分。お金ってしゅごい。)

ロシア人は「僕等はジャングルで出会った仲だ!!また会おう!!」と、謎の運命感からWhats App(連絡先)を交換しようと言ってくれた。

ジャングルで出会った仲とは面白い。その人とはロシアに滞在する時にまた会えたらいいなと思った。不思議の森の気さくなロシア人とお別れをし、pier付近で屋台をやっていたので晩御飯をそれで適当にやっつけ、ホテルに戻る。

ホテルの皆んながサッカー観戦をしていたので一緒に見る。その間テンの周りには犬が「撫でてワン」とくるくる回っていた。

こうして・・・5日目のピピ島が平和に終わっていったのであった。