次の行き先は未定。行き方は不明。それが旅ってものだ

次の行き先は未定。行き方は不明。それが旅ってものだ

こんにちは、テンです。

 

ボツワナのカサネという町で、チョベ国立公園のサファリツアーを堪能した僕ら。

2019年1月4日、今日はカサネを出発する必要があるのだけど実は行き先を決めていない。

 

現状ボツワナで行きたいところがモアミゲーム保護区。近そうやし。

とりあえずホテルのレセプションに行き方聞いてみた。

 

聞いたことをまとめるとこの地図の通り。四角で囲ったのが行きたい(行った)国立公園。雲上に囲ったのが町。青色の矢印がバス移動になる。

 

まずモアミゲーム保護区(Moremi Game Reserve)はチョベ国立公園から西に進んだところにあり、地図で見ると近い。ただその間全て国立公園なのでそんなところに公共交通機関なんて無い。ぐるっと時計回りでナタ(Nata)という町を経由して、ナタでバスを乗り換えてマウン(Maun)という町に行く。このマウンがモアミゲーム保護区の拠点となる町だそうだ。

カサネからマウンまでは乗り換えなしのバスも出ているが深夜便のみだとのことだった。

 

それ以上はホテルスタッフも知らないようなのでバス停に行って確認したほうがいいよとのことだったので、バス停まで15分ほど歩いていった。

バス停にいたスタッフらしき人に話を聞いたところ、深夜便だけだと言っていた直通バスは夜9:00の一つ。直通バスの中を見せてもらったが普通の大型バス。ただし綺麗ではない。値段は164プラ(1700円ほど)。

ナタ経由はミニバスになり、1時間に一本の頻度で出ており、毎時0分に出る。値段はナタまで84プラ、ナタからマウンは80プラと、直通バスと結果は同じ値段になるようだ。ミニバスは清潔。

値段は変わらないのでココの汚いバスは嫌というそれだけの理由でミニバス決定!まぁ夜まで待たなくていいのも大きい。

 

ちなみに値段はちゃんと値段表があるのでぼったくりはない。ザンビアやボツワナにきて民度が上がった気がする。値段表で民度がとか言うつもりはないが、外歩いていると普通に話しかけてくれる。

普通に話しかけてくれるって何言ってるの?と反応されてる方はアフリカ旅をしたことがない方だろう。

エチオピア からマラウイにかけて話しかけられる時はほぼ「チャイナ!チャイナ!」なんですよ。最初はNo,NO,ジャパニーズ!とか言って反応してたがそのうちそれすら面倒になる。しかも反応したところでこういう奴らは英語が分からないのもあるし、ジャパンを知らんのかもしれないしで、特にその後彼らから反応が返ってくることはないw

特に赤道に近づけば近づくほど酷くなって、しまいにはチャイナでも何でもなく、ただただからかってるかのように話しかけてくる。これが非常にウザくて普通にイライラするのだ。

思えばそれがザンビアあたりからなくなった気がする。

 

話を戻すがこれが値段表です。

こちらがカサネ、ナタ間。

 

 

こっちがナタ、マウン間。

 

ではこのままバスに乗り込んで出発!と行きたいところだが、ホテルに荷物を置いてくるという意味不明なことをしてしまい、ホテルまでまた荷物を取りに帰りそしてバス停まで戻ってくるという盛大な無駄足をした。

15分の道のりをかけてバス停に行って、15分かけてホテルに戻って、最後にクソ重たい荷物を背負ってまた15分。めちゃくちゃ疲れた。。

しかしチョベサファリロッジ、いいホテルだった。汚いホテルに泊まるくらいならキャンプで自分のテントで寝るほうがよっぽどいいな。バス停近くには、ヨーロッパ資本が入っていそうな大きいスーパーがある。ここで自炊キャンプとかめっちゃ楽しそう。

 

同時並行でモアミゲーム保護区以外に何か面白いところないかなぁと調査していたところマカディカディパン国立公園(Makgadikgadi Pans National Park。噛みそうな名前)で何やら野生のミーアキャットが見れるらしい。ぜひ見たい。

何やら国立公園内にキャンプサイトが3つほどあるらしい。これらのキャンプサイトへ行けばミーアキャットを見るツアーに参加できるようだ。

ただどうやってキャンプサイトまで行けるのかさっぱり分からない。地図で見る限りナタからマウンの間に国立公園があり、グエタ(Gweta)という町が見た感じ最も国立公園に近そうな町なようだ。

上の地図で確認すると、グエタとマカディカディパン国立公園はこのあたりにある。

 

よしマウンに直接行くのではなく、一旦グエタで降りてミーアキャットの情報収集するか!

なんか旅っぽくなってきてすごく楽しい。旅の先人が残したブログ記事に書いてあるような決まったルートじゃなく自分で切り開く感じ。ここにきて旅楽しくなってきたんやけど。

 

とりあえずナタまでのミニバスに乗り込む。

綺麗で空いていて快適。そして何と時刻表通りに出発した!アフリカのミニバスって満席になるまで人待ちするものだと思ってたのでちょっと感動。

 

途中の道は象だらけ。シマウマもいた。

 

12時発のバスに乗り、ナタには15:30に到着。

シェルのガソスタが到着場で、目の前に休憩所兼バス停がある様子。

あたりは本当に何もない。16時近いしここで一泊も考えたが、ナタで泊まるのはやめとこう。

 

 

そして間も無くグエタ、マウン方面に向かうバスが着た。さっきと違って大型バス。ただ乗って唖然。めちゃくちゃ汚い。今までで一二を争う汚さ。汚いが嫌でミニバスにしたのに意味ないじゃないか。

出発後、しばらく走っていると突然バスが止まった。汚いバスやしまたどっか故障かなと思ってたら、象が道路を横断中だった。

野良象が普通にいるボツワナ。

 

 

グエタへは17:30くらいに到着。

グエタ、、何もないw ナタよりヤバいぞここww

適当にタクシーにでも乗って宿を探して、、と思っていたが現金がない。絶対クレジット使えないだろうから町のATMで現金下ろそうと思っていたのだが、町の人にATMはあるかと聞くと、何とATMはナタとマウイにあるだけで、その間はATM皆無らしい。死んだ。エチオピアのクソ田舎にですらATMあったぞ!

ちなみんナタとマウイは約300km離れている。東京から名古屋くらいの距離の間にATMゼロってw

 

このままではこの何もないところで野宿になる(汗)。

ふと見るとまだバスは停まっている。ちょうど荷下ろしが完了して出発するところだ。あれに乗れればマウンまでは行ける。マウンは比較的大きな町だ。

 

テン「走れーーーーーーー!!!!!!!!!!バスまで死ぬ気で走れーーーー!!!」

 

そして、、何とか間に合った。。。。危なかった。。。

 

走っている間に日が暮れていく。

 

アフリカのサバンナの夕焼けは幻想的で綺麗。

 

 

さて20時を超えたあたりでマウンに到着。出発から約8時間だ。

バス停の目の前がスーパーだった。思えば何も食べてない。このスーパーで夕食を購入。

マウンは旅人に人気があるのかネット情報も多く、調べておいたOld Bridge Backpackersという宿を目指す。バス停から10kmほどあって歩くにはちょっと遠いのでタクる。

感覚的に10kmほどだったら2-300円程度かな(大体20プラから30プラ)とあたりをつけてタクシーに話しかけると70プラと言われた。最終的に50プラまでは値下げしてきたが、やはりそれでもちょっと高いかなぁと思い次のタクシーに。

次のタクシーは簡単に40プラまで下がった。時間も遅いし交渉しても100円程度の違いだろうからもういいやと思い40プラで合意した。

 

地図的に大通りのすぐ近くなのかと思ったら、暗くて狭い舗装されていない道を進んでいく。これタクシーの運転手が変なところに僕らを連れていってるんじゃないかと警戒したが、ちゃんと到着した。どうもホテルの入り口が厄介なところにあるようだ。

 

宿はTheバックパッカー宿という感じで、ヨーロッパ人が好きそうな屋外バーが付いていて、ヨーロッパ人が好きそうなプールが付いていて、ヨーロッパ人が好きそうなヒッピー感がある宿。

この宿も自分でテントを持っていると格安で泊まることができ、テントだと一泊一人80プラ(800円ほど)だ。ちなみにテントを持っていなくても貸し出しテントもある。もちろんちょっと値段は上がるが。

 

翌日明るくなってからの写真だが、こんな感じでテントをセット。

 

プールもあって景色もいい。

なかなか悪くない。

 

この宿で、ザンビアのリビングストンの宿で出会った人に何人か出会った。みんな同じようなコースなんだろうなぁ。

彼らとちょっと飲みながらお話をしてこの日は就寝。

続く。

 

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