ボツワナ脱出!陸路で南アを目指す;Gweta->Francistown->Gaborone->ヨハネスブルグ

ボツワナ脱出!陸路で南アを目指す;Gweta->Francistown->Gaborone->ヨハネスブルグ

こんにちは、テンです。

 

ボツワナのグエタ(Gweta)という村に滞在中の僕ら。ここではミーアキャットを満喫し大満足。

ゆっくりしていたいが、実は残り9日間でケープタウンから飛行機でアフリカを飛び立たないといけない。ボツワナ もうちょっと見たいところもあるのだが、アフリカ最後の国になるであろう南アフリカの方にもっと見たいところがあってそっちを優先したい。

ということで今日2019年1月9日はGwetaから可能な限り南アフリカまで近づこうと思う。

 

ボツワナから南アまでのルートはネットで全く下調べしてなかったが、ホテルの人に聞けば分かるだろうと聞いたところ、ボツワナから南アフリカへは、ボツワナの首都ハボローネ(Gaborone)から南アフリカのヨハネスブルグ間の国境を越えるバスが出ているらしい。

そしてグエタからハボローネへは、ボツワナ第二の都市であるフランシスタウン(Francistown)経由でバスで行けるとのことだった。

要するにこういうことですな。

 

宿泊しているPlanet Baobabからグエタの村のバス停までは5,6kmほどある。歩くにはちょっと辛い距離(行きは歩いたけど。めっちゃ後悔したけど)。

すると昨日スタッフの人が親切にも、朝スタッフ専用のバスが村まで従業員を迎えに行くのでそれに乗っていっていいよと言ってくれた。スタッフ用バスは朝6時にホテルから出発するので10分前に門の前にいてねと。ラッキー。

なのでしっかり5時50分に門の前で待っていたら、守衛の人がもうバス行っちゃったよとww

 

タクシー呼ぶしかないなぁ、、、と思っていたところに本日ミーアキャットツアーに参加する方が現れた。

そう言えば、このツアーって村を通過していくよなー。

一か八か、「村まで一緒に乗っていっていい??」って聞いたらもちろんOKよという事だったので乗せてもらった。今度こそラッキー。

白人のおばあちゃんで、アフリカの黒人の子供を養子にとって育てているらしく、その子と二人きりの参加だったようだ。めっちゃ心優しい人やん。

 

 

という事で6時半にはグエタのバス停に到着。

ホテルの人曰く、バスは基本的にいつくるか分からんらしいが、朝に限って言えば6時、7時、8時の3回は確実にくるらしい。

なので7時まで30分くらい待つだけだなぁと思っていたのだが、無事7時のバスは現れなかった。ホテルの人は確実という単語の意味を確実に知らない。

 

 

結局8時ジャストにバスが到着したが、ミニバスでめちゃくちゃ混んでた。これ下手したら乗れないんじゃないかなと思ったが辛うじて全員座る事ができた。

ただやっぱりボツワナのミニバスは優秀。清潔で、シート数以上に人を座らせないから(当たり前のことなんだがアフリカではこの常識は通用しない)快適だった。

ちなみに1人72プラ(720円ほど)だった。高いが料金表があって明朗会計なので、多少高いなぁと思っても交渉しなくていいからこの方がいい。

 

 

お昼の11時半過ぎにフランシスタウンに到着。

到着したのは大きなバスターミナルで、第二の町というだけあってぱっと見まぁ都会そう。あくまでアフリカの規模での都会ね。比較の問題。

 

バスを降りたら近くにハボローネ行きのバスがあった。今までと違って変な客引きも少なく、ハボローネ行きのバスを訪ねても親切に教えてくれた。荷物運びでチップをもらおうとする奴もいたが、無理やり手伝ってきて金をせびるという感じじゃなくて、あくまでちゃんと商売でやってそうな感じだった。今までのアフリカに比べて随分ましなターミナル。

 

どれくらいの頻度でバスが出ているのか不明ながら、僕らがバスに乗り込んで間も無く出発した。大型バスで座席が横2:3のもの。汚いという印象はないが、めっちゃ狭かった。そして相変わらずだが社内にクーラーがなくてめちゃくちゃ暑い。アフリカに来てバスにクーラーが付いていたことは皆無。

後で温度調べたら車内温度は36度だったw しかも混んでて人の汗で蒸し蒸しするというおまけ付き。

出発前にたまらず売り子のおばちゃんから水を購入したら、なんと凍ってた。500mlで10プラ(100円)とボツワナ価格にしては高い感じがしたが、冷たいを通り越して凍ってる水なんて、クーラーが付いてるバスと同じくらいアフリカで出会うことなんて皆無なのでちょっといい意味でびっくり。体冷やしながら飲んでの100円なら安いと思える。

 

ボツワナのバスは乗り込んで出発してから、代金回収専用のスタッフがお金を回収に来る。料金は一人117プラだった。バスの価格表は見当たらないが距離的に多分ぼってないと思うし、ボツワナではバスのぼったくりはなさそう。

ただ毎度お釣りがなくて、チケットにお釣りは後でと書かれて渡される。チケット紛失したらお釣りもらえないので注意。

 

暑い以外の問題は特になく17時半すぎに、首都ハボローネに到着した。

到着場所は無数のバスだらけ。さすが首都だ車がいっぱい走っている。

 

夕刻なのにまだ暑い上に、車内のサウナのような熱気に完全に体はへばってしまった。今から国境越えるバスに乗れるのかどうかも不明だし、乗れるとしても今から国境超えとかそんな元気もないので今日はここで一泊することにする。

まずはホテル探す前に休憩やと休憩場所を探しているとショッピングモールにたどり着いた。その中にめちゃくちゃ大型のスーパーマーケットがあったので、喉もカラカラになっていたこともあり水を買いに行ったら、なんと水が売り切れ。。。水が売り切れってそんなことあるのか。。。喉乾いた。。。

 

ただこのモールは無料Wi-Fiが飛んでたので、ここでネット使って本日泊まる宿を検索&予約。バス停から1番近く値段も1番安い部類だったWhite City Inn (320プラ)を取った。

 

宿に向かおうと思ったが、ココが腹減った腹減ったとうるさいからKFCを探して歩いたらHungry Lion(ファーストフード店)があった。ザンビア で初めて出会ったHungry Lion。ここにもあったのか。

KFCやマクドナルドよりもさらに安っぽさを醸し出すその外観から、結局いつもKFCなどに流れていたが、せっかくなので初挑戦してみた。

容器からも漂う安っぽさ。

でもこういうものは見た目に反して食べたら美味かったというのがお決まりのパターン。今回もそのパターンに違いないと思って頬張ってみたが、見た目通り不味かった。

チキンもポテトも揚げてから随分と放置されていたようで、油でべちゃべちゃしていて食感も悪い。

どういう訳か、ケッチャプやマヨネーズではなくお酢がトッピングで付いてくる。フライドチキンにポテトにお酢って合わんやろうと思わせておいて実は相性バッチリでしたというのがお決まりのパターン。今回もそのパターンに違いないと思って頬張ってみたら、めっちゃ美味かった。唐揚げにポン酢つけたら美味いみたいな感じ。

 

元気が出たのでググったところ宿まで歩いて17分程度なので歩いて宿まで行くことに。

町は綺麗でもなく汚いわけでもなく。

 

バス停から離れるにつれてだんだんと雰囲気が悪くなっていく。なんか酔っ払いだらけのバーがあるなぁ、、それも至る所に、、なんか治安悪そうやわ、、、うわ、この家有刺鉄線に高電圧の線で囲まれてるやん、、絶対嫌やわこんなところに住むの、、、とバカにした家が宿だったw

まぁ宿の中は普通に綺麗で清潔で、しかも部屋がアフリカで初めてのエアコン付きだった。

ちなみに宿のスタッフにこの近辺って安全?って聞いたら、『大事なものは全てホテルに残して最低限の荷物で出歩け』という回答だった。やべえよぉ。。。

出歩きたくなかったが、あまりに喉が乾いたので水を買いに行くことに。すぐ真横が個人商店のようになっていたので行ってみたが水は売ってないと。ポテチ売っててなんで水売ってへんねん。。。仕方がないので近辺にあるバーを一軒一軒まわって水を探す。結局4軒目くらいでやっと水を見つける事ができた。

バスターミナル付近の大型スーパーといい、こいつら水飲まんのか。

 

その後、ネットで明日のヨハネスブルグ行きのバスを予約した。ホテルの人は予約は不要だと言っていたが、1日1便の朝6:30出発しかないので念のため取っておいた。

数社バス会社があるようだが評判良いのは Intercape社だとホテルの人が言っていたのでそこで予約。ちなみに一人270南アフリカランド(2200円ほど)だった。

 

直近テント泊ばっかりだったので、久しぶりのベッドで快眠しこの日は終了。

 

そしてボツワナ最終日1月10日。

朝一でこの治安が不安な場所を歩く気になれなかったのでタクシー予約。値段交渉せずに30プラでホテルの人の言い値で乗ったが、300円くらいなのでまぁ気にしない。

Intercapeのバス乗り場はバスターミナルのところではなく、少し離れた彼らのオフィスだったようで、歩かなくてよかった、危ない危ない。

道中タクシーの運ちゃんが、なんでIntercapeにしたの、ATというバス会社の方が絶対よかったのにと話しかけてきた。彼曰く、南ア企業の Intercape社に対して、AT社はボツワナの会社で、オペレーションもより信頼できてバスもより綺麗なんだとか。

Intercape社のバス乗り場の横にちょうどAT社のバスが停まってたが、どう見てもIntercapeの方が綺麗そうなんだが。。。。愛国精神だな。

 

今回乗るバスはアフリカとは思えないような綺麗な2階建バス。

 

内装も綺麗で清潔で、なんとフットレストも付いていて広くて快適で、さらにUSBチャージャーも機能するものが付いていて、そしてアフリカ初のクーラー付きのバスだった。

普通に大いに感動を覚えた後に、よく考えたらこのレベルって普通やないかと思った。アフリカに苦しめられて期待値がすこぶる低くなったようだ。

なお席は早い者勝ち。

 

ほぼ時間通りに出発。そしてそんなに時間も経たずに国境到着し、問題なくボツワナのイミグレ通過。

これにてボツワナ編終了です。

 

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