Google Mapですら役に立たない秘島、マーク島へ行ってきたー<前編>
こんにちは、夫のテンです。
この執筆現在より1日前、ついについに予防接種が終わりました。出発して1ヶ月も経ちましたが、これでようやく旅が始まるんだという気持ちです。FF7でいうとミッドガルを脱出してフィールドマップに出てきた様なそんな気分です。
今までは予防接種のタイミングに合わせて予定を作ってました。この日が予防接種だからいつまでにこことここを回ってとかそういうプランニングだったんですが、これからは完全にフリーです。逆に言うとあても何もないのですが。当面はバンコクから綺麗なビーチを求めて南下していきます。その後は陸路でマレーシアを抜けてシンガポールを目指します。
さて最後の予防接種までの時間の有効活用のためにタイとカンボジアの国境付近にあるマーク島(Koh Mak)に行ってきましたので今日はそのことについて書きたいなと思います。
おそらく日本人には馴染みのないところだと思います。と言うのも付近でもっともおそらく日本人に有名な町であるパタヤからさらに陸路で4、5時間、そして船で1時間の超絶隔たれたとろこにある島だからです。
出会いは旅先に転がっていたLonely Planet(世界で最も有名なガイドブック。日本の地球の歩き方みたいなものです)。パタヤ近辺の地図の中にポツンとKoh Makの文字。ネットで調べると、何もないことを楽しむ島、とだけ。
ズキューンと心に閃光が走りました、行くしかねぇ!!と。パタヤの喧騒から逃げるにはここしかねぇと。ココが前回書いてくれた通りパタヤは僕らには合いませんでした。
まずはその場所を確認しましょう。
この最果て感、オラワクワクすっぞ!
早速google大先生に行き方を尋ねてみるが、日本語ではほとんど情報が出てこない。俄然ワクワクしてきます!
英語で調べると、まずKoh Mak行きの船はTratという街のLaem Ngop Pierから出てると。そこから高速船で1時間ですと。料金は1人450バーツと。ふむふむ。
Laem Ngop Pierはちなみにここ。
Q. でそのLaem Ngop Pierまではどうやって行ったらいいのか教えてください。
A. タイ語がわかる人に連れて行ってもらってください。
ということでツアー会社に連絡して連れて行ってもらいました。調べれば調べるほどパタヤからはややこしいんですよね。バンコクからだとバスでLaem Ngop Pierの近くまで1発で行けるんですが、パタヤはローカルバスを乗り継いで行く必要があるみたいで。終点だったらいいんですが途中下車の乗り換えなので乗り過ごすリスクもあるし、そもそもその下車するところに気付けるのかというところからして怪しいです。すんなり行けても2、3時間くらいはやはり多めに時間がかかりますし、ちょっと亀仙人の甲羅くらい重いバックパックを何度も荷下ろしする気にはなれません。ツアーだとホテルまで迎えにきてくれますし。
加えて、バスはLaem Ngop Pierまで行かないんですよ。どこかで降りて、そこからタクシー使う必要があります。となると自分で頑張って行くのと、ツアー会社使うのと、結局200バーツ(700円)くらいしか変わらないと。
コスパ考えると圧倒的にツアー会社でした。ビール2杯我慢すればいいだけですし。疲れから俄然ビール飲みまくってますが。
パタヤを出発して約4時間半、Laem Ngop Pierが見えてきました。ちなみにPierとは日本語で桟橋です。
この桟橋の終着点にて船が待っています。
いざボートに乗り込み出発ー。
風を感じながら爽やかに海を楽しむココ。
その15分後、ココは下向きになって酔いに苦しんでいました。小さいスピードボートなのでバンバン揺れます。酔いやすい人は絶対に酔い止め必須。
1時間ほどで到着。
島の全景取れなかったんですが、こんな感じです。Lostっていうアメリカのドラマが昔あったんですが、イメージそんな感じ。
到着すると熱狂的なタクシーの運転手たちのお出迎えがありますが、ここはケチバックパッカー、意地でも歩いて行きます。Hey google、ホテルまでの行き方は??
Google map 『 分からん!!!!』
何度やっても、経路が見つかりませんになります。。それもそのはず、この島はまだGoogle Mapでは道が一切示されていないんです。どういうことか見てもらえばわかります。
ね、全く道がないでしょ!
ポイントポイントはちゃんと載ってるけれども、そこに行くまでの道が載ってないので調べれないんです。オラワクワクすっぞ!
渋々、タクシーに乗り込むことに。
タクシーといっても日本のようなセダンじゃないです。トラックの荷台に乗り込むだけ。一応向かい合わせのシートはありますが。
後ろにちょっと車映ってますが、そういうのに乗り込みます。料金は1人50バーツ(150円くらい)。ただし1人で乗り込むときは100バーツ。島価格、ちょっと高いです。
おおーーーー、本当に何にも無いーー!!!!
とホテルまでの道のりでテンションが上がる2人。何もないことを楽しむ島とは聞いているが流石に何も無さすぎワロタwww
5分くらい何にもない道をぶっ飛ばしてホテル到着。
今回お世話になるホテルはBamboo Hidawayというホテル。
名前から想像できる通りですが、竹がコンセプトな隠れ家的ホテルでかなりおすすめ!深林の中にあるバンガローで雰囲気がとてもいいです。値段も島価格の中ではお手頃で僕らの時は一泊500バーツ(約1500円)でした。
唯一の欠点はビーチからちょっと遠いということですが、それが逆に森の中という雰囲気を最大限に引き立たせている感じで返ってよかったかなと僕は思います。
夜ですが、入り口。森の中感がとてもあるでしょ。
宿泊したバンガローの中と全体の景色を完全に写真撮り忘れたのでbooking.comから拝借します。
プロと自分の写真のレベルの違いに愕然。。本当に雰囲気がよく伝わります、このまんまです。
一つ一つのバンガローが離れていてプライベートもバッチリ。部屋の中も竹一色でかっこいい!
それぞれの部屋の前には専用のハンモックがついています!!
バーエリアも竹一色。そしてハンモック。I love ハンモック。
バーの横にはプール!
でもこのホテルで一番最高なのはやっぱり動物なんですよね。犬5匹内1匹は産まれたての子供に、猫1匹が飼われています。
入り口でお出迎えしてくれるわんわんお。この二匹は姉妹です。
最初は他の人のバンガロー前でゴロゴロしていたわんこでしたが、
こうしてたくさん遊んでやった結果、、
部屋まで遊びに来るようになり、、
ついに、僕らの部屋の真ん前で寝てくれるようになりました。しめしめ。
毎晩、夜の間にこそっとやってきて、ぐーすか寝て、朝8時くらいにどっか行きます。起こさないようにそーっと撮影。
でもこっちが寝ると邪魔されます。
可愛い子犬がいるんですが、残念ながら活発すぎて写真がボケすぎて上手く撮れませんでした。。。
そうそう猫もいました。この子ほとんど姿を現してくれません。エンカウント率極めて低し。
結局また動物記事になってしまったところで前編終えて、後編は島観光です!
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