カッパドキア:洞窟ダンジョンの先の最高の夕日場所

カッパドキア:洞窟ダンジョンの先の最高の夕日場所

こんにちは、テンです。

 

カッパドキア滞在中の僕ら。昨日は豪華洞窟ホテルでお風呂をエンジョイ。

今日は(10月4日)はせっかくなのでギョレメだけでなく他の町も見たいなぁってことでオルタヒサルに向かうことにしました。

ギョレメからオルタヒサルは公共の交通機関がない一方で、そんなに遠くなく、歩いて1時間くらいの距離なので散歩がてら歩くことに。

ギョレメから歩き始めて15分くらい。

何やら洞窟の廃墟が見えてきました。

こういうの凄い好きで、めちゃくちゃ探検したくなりませんか。

RPGのダンジョンみたいで。

 

遺産を守るために閉鎖されてたりするのかと思ったら、全然そんなことなく、なんと自由に探検できるのです。

人も全然おらず、完全に貸切。

 

なんと普通に中も入れるようです。いいのかこんな遺産を雑に扱って。

 

 

どこがキッチンなのかとか一切分かりませんが、よくこんなに掘れるもんだなぁと。

入り口から覗く景色。

 

 

上から覗くと絶景。

 

 

昔の教会跡までありました。

 

 

 

<<Open Air Musium>>

上で紹介した雑な保存で自由に入れる遺跡と違って、しっかりお金を取る遺跡があります。

それがOpen Air Museum。青空博物館ですね。

 

 

青空博物館の名の通り博物館全体が外。

 

この博物館の展示物はというと、洞窟遺跡に残されたキリスト教会跡です。

イスラム教のオスマン帝国下の迫害を逃れたキリスト教徒が、密かに信仰を行っていた場所が残っています。

結構広いので1時間以上は見て回りましたが、教会内部は写真禁止なのでほとんど写真が残ってないのが残念。

信仰心からなのか、単に掘りすすめるのが難しいのか、内部はどこも非常に質素。

 

 

石をくりぬいて作ったながーーーーいテーブルと、ながーーーーい椅子。

 

 

ここは暗闇の教会だかなんとかいう教会があり、なんとここは別料金。もちろん写真撮れません!

でも絶対見た方がいいです。ここの教会は太陽の光が当たらないお陰でやたらと絵の保存状態がよく、東ローマ時代の絵や色彩がなんとほぼ当時のまま残っているのです。

どんな古いものでも大抵は修繕なんかがはいってるものなので本当にレア。

 

 

さて博物館を抜けてさらに20分も歩くと、広大な自然が飛び込んできます。

 

 

手前は凸凹岩、奥は断層の平らな地形。

全く異なる風景が同じ一枚の写真に。

 

 

 

さらに進むこと20分ほど、洞窟のガレージみたいなところを抜けていくと、、

 

 

 

ようやくオルタヒサルの町に到着しました。

 

 

町はとても小さいのですが、岩の町とは違った中世のような街並みがそこにありました。

 

 

ここオルタヒサルの一番の(唯一の?)の観光スポットがこの写真の奥に見える巨大岩。ただの岩ではなく要塞になっていて登ることができます。

 

 

入り口にはカラフルな傘が。開けとけよ。

 

 

見ての通りかなり急。上に登ると何かあるという訳ではないですのが、、

 

 

景色が最高。これだけでも登った甲斐があったなと。

 

上にも書きましたが、やっぱりギョレメと違って中世の町という感じ。

 

 

無事オルタヒサル観光が終わったということは、再び同じ道を戻らないといけないということ。

なんかクタクタで帰り道の徒歩1時間がかなり辛く感じたのですが、途中1箇所寄り道。

 

 

昔使われていた教会の廃墟。

 

 

魔人ブウが作った家みたい。

教会自体は面白くないのですが、実はここから見える夕日が最高。

 

遠くに見えるのは比較的高級ホテルが立ち並ぶと言われているウチヒサルの町。

そしてそのウチヒサルのシンボルで、写真真ん中に映るウチヒサル城塞。

この町のシンボルに夕日が落ちてゆく幻想的な景色。

移動だけで往復2時間は結構大変だけど、ツアーではできない探検や自分のペースでの観光は、それ以上の価値があったなぁと思います。

楽しかったなぁ。

 

 

 

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