カイロのピラミッド巡り

カイロのピラミッド巡り

こんにちは、テンです。

 

エジプトと言ったらピラミッドを見ずして終われません。

2018年11月3日今日はカイロにあるピラミッドを散策。

有名なのはギザの三大ピラミッドですが、それ以外にも見たいピラミッドがいくつかちらほら。

今宿泊している安宿でカイロ各地に散らばってるピラミッドに行くにはどうしたらいいかとかスタッフに聞いてみたところ、それぞれ場所が離れているのと、場所によってはタクシーが見つからなかったりするのでツアーがオススメと営業かけられた。

一台車を貸し切るもののようだ。車一台当たりの料金なので二人だとちょっと割高やなぁと渋っていたら、ちょうどピラミッド見たいという日本人二人がいたので、計四人でツアー参加した。車一台一日貸し切って4000円というもの。

 

コースは、ギザのピラミッドとスフィンクス、ダハジュールのピラミッド、最後にサッカラのピラミッドということになった。

同行する日本人の1人はココと同じ歳の女性。肌年齢が極めて若くだいぶん年下だと思った生肉子さん。

生肉子さんはなんと、焼肉の肉を焼かずに食べる。生肉用じゃない肉をそのまま食べるのが美味いんだとか。全世界どこへ行っても腹壊さなそうや。でも意外に美味しそうと思ったのは僕だけじゃないはず。

もう1人は社会人二年目の新興IT企業で働く男性。名前を何度聞いても覚えられないのでIT担当大臣と名付けた。

車の中は日本語でおしゃべり。日本語いいね楽しいね。いつも2人だったからちょっと新鮮。

 

お話してる中でみんな共通で思ったこと。遺跡やら博物館やら観光に行くと解説が現地語と英語しかない。英語読めてもやはり日本語より大変。解説があればまだいい。結局何が何かわからないまま終えることが多いということ。

そんな時にこんなアプリがあればいいねと。

アプリを開き気になる物に写真をかざす。QRコードのようにそれを読み込み、それが何かを判別しその解説が出てくるというもの。エリアや一つ一つの観光地から事前ダウンロードが可能でネットも不要。

IT担当大臣に作成を命じておいた。

 

 

さてギザ到着。

値段はよくわからんが、ピラミッド見るだけだったらこのAreaとかいう160ポンドのでOKらしい。

他はピラミッド内部に入るためのもので、今回はギザのピラミッド内は時間も微妙なのと内部はイマイチと聞いていたので入らない。

 

一番大きいクフ王のピラミッド。

下にいるココと比べてみてください。めちゃくちゃ大きいでしょう。

 

まさにそびえ立つって感じ。

ちなみに下の写真の真ん中左に欠けた部分が見えると思いますが、盗掘の時に開けられた跡らしいです。

 

 

一つの岩の高さだけでココの身長近くある。

 

 

続いてクフに負けず劣らず大きいカフラー王のピラミッド。

実際横で見るとクフ王のピラミッドと大きさはあんまり変わらない感じがした。

 

てっぺん部分に外装が残っているのが特徴。ピラミッドは本来外壁は平なんだって。

 

てっぺん部分が特徴なので、よくあるピラミッドのてっぺん部分を掴んでるように見えるトリック写真に挑戦。

なかなかうまく撮れない。

 

そんな時に現れた地元の子供。

少年「こんな風にグーンと手を伸ばして撮るんだよ」

 

そして少年の指示通りに撮った写真がこちら

。。。。。

 

 

 

 

これもよくやるトリック写真。これは成功。

ちなみにここから合計6つのピラミッドが見えると聞いてきたが4つしかなかった。

 

 

上の写真に写ってるけど、三大ピラミッドの中で最も小さいメンカウラー王のピラミッド。

他二つに比べると圧倒的に小粒感がある。

 

 

エジプトらしい光景が広がる。

さてギザ最後のスフィンクスへ。

 

 

迷路みたいな遺跡を抜けると、、

出た!スフィンクス。

 

 

 

お鼻はえぐれてなくなってる。これの犯人はアラジンです。

 

 

 

そんなスフィンクスの見つめる先の有名なKFCがありました。

 

 

ギザを離れて、ダハジュールへ。

赤のピラミッド。

見ての通り大きい。高さでいうと実はクフ、カフラーに次いでエジプトで3番目に高いらしい。

 

ここではギザで入らなかったピラミッド内へ入る。

ギザより面白いらしい。

 

ピラミッド内部へ通じる入り口に1人のエジプト人がいた。

どうやら係員らしいが、どう見ても浮浪者。

内部での写真撮影は原則禁止だが、1人1ドルで写真撮影Okだとかほざいてきた。

おいおい、これは完全にバクシーシャじゃないか。絶対このおっさんに原則ルールを曲げる権限ないぞ。

実際運転手は内部撮影禁止って言ってたし、とか思ってたら他の日本人2人が払ってたので、僕らも払ったw

これはバクシーシャではない、ちゃんとしたれっきとしたルールなんだと信じw

 

 

入り口から王が眠っていたであろう内部の部屋に通じる通路。めちゃくちゃ奥に長いが幅は極小。人1人が通れるサイズで、かつ中腰になって進まないと天井に頭をぶつける。

軽く100mくらいあったんじゃないかと思ったくらいとにかく長くてそしてしんどかった。全員翌日筋肉痛。

しかも中は蒸し暑い。

 

 

そして内部に到着。

落書きが残念。

 

 

墓やら装飾品やらはここに何にも残っていないが、ピラミッド内部にこんな大きな部屋があるなんてなんか感動。

 

ピラミッドから出てきたらさっきの浮浪者係員が、彼が持ってる手持ちのドルと僕らのエジプトポンドを交換しないかと言ってきた。

もう確実にこのおっさんはバクシーシャ決定。

聞いたら30ドルほどあった。めっちゃ荒稼ぎしとるなw

いずれドルは使う予定だったのと、この浮浪者がドルとエジプトポンドの交換レートなんて把握してないだろうと思ったので、さっきのぼったくられた2ドルをゆうに取り返すことができるぼったくりレートを提示してやったら、難なくOKと。

 

さてダハジュールにはもう一つ有名なピラミッドが。

屈折ピラミッド。クフ王の父スネフェル王のお墓。

途中で傾斜角が変わるので屈折ピラミッドらしい。

中には入れない。

屈折している理由は沢山の説があったけど覚えてる説は、建設中に王が倒れたので形を変えて建設を急いだという話。でもなんか宿にあったピラミッドの本では王が倒れたから途中から建設適当になったとかも見た。

まあとにかく原因は謎らしい。

 

 

遠くから見たら平らに見える斜面。

近くで見たら実際平ら。

 

 

上でも書いたけど本来のギザにあるピラミッドも赤のピラミッドも、外装面はこんな感じで平らだったらしい。

それが剥がれてしまって今のブロックを積み上げたレゴのような外装になってしまったのだとか。

なので実はこの屈折ピラミッドは結構レアなピラミッドなのだ。

 

ダハジュールは観光客とそれを狙ううざい客引きもほとんどおらず、そして近くにKFCもなく、まさに砂漠の中に現れるピラミッドという、イメージそのままのピラミッドでとてもいい感じだった。

 

 

残すは最後のサッカラの階段ピラミッド。

運転手曰く、この段階で、階段ピラミッドの入場時間はすぎてしまったらしい。

まぁスタートが遅かったし、他でも時間使ったしそれは仕方ない。

まあでもピラミッドなんて外から見えれば十分だし、外から見えるくらいデカイから可能なところまで近寄ってくれと指示。

なんだか運転手が不服そう。もう入れない時間なのになんで行くんだと言わないながらに態度で語る。

 

そして、走ること1時間ほど、

なんとホテルに到着。まぁ近づいていく中で薄々感じてはいたが、この運転手、最後のピラミッドをぶっ飛ばしやがった。

ちゃんとピラミッドに行けと指示したにも関わらず。というか本来ここも回る前提のツアーでしょ。

 

ど頭にきたので到着して車を降りるとき、誰1人ありがとうも言わず、そして当然ながら一円のチップも上げずに車を出た。

運転手は当然ながらチップもらえると思っていたのか、ポカーンとしていた。

見てると何が起こったのかわかっていないような感じでしばらく同じ場所に車を停めて立ち止まっていた。

逆にこれでチップもらえると思ったのかこいつは。

 

でも心優しいIT担当大臣は、こんなクソ野郎でもチップゼロは多少気まずいと思ったらしく、車出るとき心苦しかったと言ってた。

一方で生肉子さんは、当然の報いでしょう!文句言われずチップゼロなだけで済んでましなレベル!と強気の発言。

僕は生肉子さんよりの意見。

 

そうそう生肉子さんは僕に負けず劣らず大のビール好き。なのになぜか半年禁酒してたらしい。

それはもったいない、ぜひ飲みまくろうと夜は大宴会。

日本人宿なので他にもどんどん日本人が追加追加で盛り上がり、結局10人くらいでワイワイ楽しかった。

 

 

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