クアラルンプールから最も近いフランス村Bukit Tinggiへ行ってしまった!
こんにちは、夫のテンです。
リアルタイムはマレーシアの秘境ティオマン島から出てシンガポールに向かうところです。
ティオマン島は今が乾季で最も観光客が多いベストシーズンと聞いていたのですが、秘境の名に相応しく時間が本当にゆっくり流れる楽園でした。
ティオマンについてはまた後日書きたいと思います!
さて、ブログの進みがリアルタイムに比べて2週間くらい遅れてきていますが、本日のブログはクアラルンプール第四弾。
突然のカミングアウトですが、何を隠そう、僕らは大のヨーロッパの田舎好き。
フランスの田舎は何度行ったことか。モネの有名な睡蓮の絵の元になったモネが住んでいた家があるジベルニー、フランスで一番美しい村と言われているブーヴロン=アン=オージュなどなど、フランス北西部は色々制覇済み。
言い方あれかもですが発展途上国の田舎はただ発展していないだけで美しくないことが多い印象ですが、ヨーロッパの田舎は完成された素朴さが残っていると思います。
そんなヨーロッパ田舎オタクの僕らに突然舞い込んできた名前がBukit Tinggi。
マレーシアにある高原のフランス村、という昔のアイドルのキャッチコピーのような宣伝が目に入りました。
しかもクアラルンプールから日帰りで行ける距離にあるとのことで、これは行くしかねぇとクアラルンプール延泊決定。
場所はここ。
クアラルンプールから北西へ約50kmといったところ。
ggrksをしたところ、恐らく公共の交通機関は出ておらず、ホテルやっているシャトルバスに乗る必要があるようです。
そのシャトルバスのオフィシャルサイトはこちら。
バスはBerjaya Times Squareというホテルから出ており下が往復のスケジュール表。Bertjaya Times Squareはググれば出てきますのでマップ割愛しますが、クアラルンプール市内でアクセスは簡単です。
Berjaya Times Square (Hotel Entrance West Wing) to Colmar Tropicale | Colmar Tropicale (Hotel Lobby) to Berjaya Times Square |
---|---|
0930hrs | 0800hrs |
1200hrs | 1045hrs |
1715hrs | 1600hrs |
2030hrs | 1930hrs |
料金は往復一人60リンギットで、入園料がそこに含まれているとのこと。
ということは二人で120リンギット=約3600円。結構高いなぁ。。。普段210円とかで夕飯食べてる大貧民には辛い出費。
タクシーだとさらにその倍くらいがかかります。
他の行き方ないのかなと思いホテルの人に行き方聞いたところ、何それ美味しいの?という回答。
ただその会話を聞いていたインド系マレーシア人の男性の方が、何それ俺も行ってみたいヨガ、と会話に入ってきました。
自家用車があって、近くに車を停めているので乗っけてやると。もちろん無料じゃないですが、シャトルバスの半額でいいぞと。つまり往復で二人で60リンギット。
怪しい感じもしましたが、話を聞いていると、結婚しているが奥さんから逃げて安ホテルで点々と暮らしているらしい。何やら奥さんに完全にATMにされ続けて8年、全財産がなくなり気づいたようです、妻に愛情はないと。気づくの遅いw
今は仕事はセーブしているらしく、何もせずにホテルでぼけっとするなら多少でも小遣い稼ぎにというような感じらしい。
元々は宗教なんて全く信じていなかったのに、度重なる不幸(主に嫁系)でこれは悪魔が取り付いているに違いないと悪魔を追っ払ってもらうべくヒンドゥー教徒に改宗。以来毎日のお祈りを欠かさずにいるらしいです。
この日は前日の夜だったので、この男性の身の上話を2時間も聞く羽目になりました。だからこそ信じても大丈夫かなと判断したのはありますが。
翌日10時半にロビーに集合したときには、彼の額にはヒンドゥー教徒のマークである模様が施されていました。
まずは彼の車の置いてある場所に向かったところ、なんと駐禁が切られておりました。80リンギット(2400円)の反則金を払う必要があるようです。
やっぱり悪魔に取り憑かれてるようです。お祈り効いてません。
その後はなんのトラブルもなく車で約1時間程度でBukit Tinggiに到着しました。
そこに待ち受けていた景色がこれ!
おおー!!フランスの村!、、かな?w
ホテルの設置された甲冑。
なんというか作られた感が半端なく、嘘っぽい。人もまばらで活気がない。
いやいや、もっと奥に行けばもっと綺麗な村が広がっているはずだ!
と、到着しました村の端に。端から端まで徒歩3分w
レストランも観光地価格で激しく高い、のに美味しくない。。。
本当に見るものが何にもないw
調べたところ、フランス人が昔ここに集まり村を作った歴史がある村、という訳では全然なく、ここの併設するホテルがフランスの村をイメージして作ったただのリゾート施設と。
なるほど、ただのホテルの敷地観光ってことなのか。。
このエリアは高原になっており、クアラルンプールの人々の避暑地となっているようで、高級なホテルがいくつも建てられています。ここフランス村もそんなホテルの中の一つということらしい。
これがホテル。中ボスくらいが住んでそうなお城。
さっきのお城からフランス村に通じる橋。
村の一番端には塔が建っていて、そこからは全くフランスらしからぬ景色が一望できます。高原ということが実感できますが、全く避暑地感がなくジメジメして激しく熱いです。
一応近くに日本庭園だったり植物園がありますが、萎え萎えムードだったので結局行かずに帰ることにしました。
この記事のテンションで分かる通り、全く全くオススメしません。
往復2時間もかけて観光は10分で終わります。それも歴史も何もないただのホテルの敷地。。。まぁホテルに泊まってないので宿泊すれば印象変わるのかもしれませんが。
フランスの村らしいかと言われれば特徴は捉えていると思いますが、中途半端感が否めない。
これだったら和歌山県にあるポルトヨーロッパの方が100倍楽しいです。
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