世界最大の滝ビクトリアの滝に乾季に行くと普段見れない景色に出会える
こんにちは、テンです。
2018年の大晦日、皆さんは何をされていましたか?
僕らはザンビアのリビングストンという町に滞在し、世界で最も有名な滝の1つであるビクトリアの滝を見てきました。
ということで今日のブログはビクトリアの滝!
有名とは言え一応ここでビクトリアの滝について説明しておこう(Wikiから抜粋)。
ビクトリアの滝とは名前の通り滝だ。世界遺産にも選ばれた滝だ。ただの滝が世界遺産になるには理由がある。めちゃくちゃでかい滝なのだ。どれくらい大きいかというと、”落差と幅の両面から見た滝の規模としては、イグアスの滝と並んで世界最大である。この2つの滝に匹敵する規模の滝は他には無く、たとえばナイアガラの滝もこの2つと較べるとかなり小さい。また、増水期の水量においてもイグアスと並んで世界最大級“である。
デカ過ぎて、”「山火事でも起きているのでは?」と見紛うような水煙が垂直に800~1000mほど立ち上がっているのが数km先からも見える。滝壺へと落下する膨大な水が空気を巻き込みつつ時速150kmにも達するので、滝壺付近では風速20mもの風が吹いている”。
まぁ一言で説明すると、ヤバイってことです。
ただね、今は乾季の終わりの終わりで一番水量が少ない季節。ビクトリアの滝は雨季と乾季の水量の差が異常に大きいことでも有名。期待せずに行きましょう。
さて滞在中のホステル、Fawlty Tower。このホテルは滝の入り口まで無料で送迎してくれるサービスがある。
10時主発のミニバスに乗り込んで出発。とは言え5kmくらいの道のりなので一瞬で着くし、頑張れば歩けるが。
エントランス。ここで20米ドルもしくは現地の240クワチャにて入場料をお支払い。高っかいなぁ毎度毎度。
雑目の滝全貌模型。手前にザンビアと書かれていて、橋を超えるとジンバブエになる。確かに滝の中に国境が走っている。
中は好き勝手歩けるわけではなく、ハイキングロードがちゃんと決まっている。
これがマップ。さっきの模型と同じ向きなのでイメージが湧いてわかりやすい。地図の中にImmigration(入国審査の場所)とある。やっぱり滝が国境になってるんだなぁと。
どうやらコースがいくつかある様子。
どれから行こうか係員に相談して係員に勧められるままBoiling Potとかいうところを目指す。
Boiling Potとは日本語にすると沸騰する鍋。説明によるとここの独特な岩の地形と激しい水量によってまるで水が沸騰しているかのように見えるんだとか。
地図によると670mの道のり。
道は舗装されていると舗装されていないの中間みたいな道。自然の中歩くのは気持ちいい。
川があり木が生い茂るジャングルを抜けるとバンジージャンプとジンバブエとの国境となる橋(多分)が見えた。
もうしばらく歩きようやく終着点Boiling Potに到着。
川が見えるがなんてことない普通の川でわろりんちょ。沸騰のフの字も感じさせない穏やかな川w
乾季wwww
このためにここまで来たとか思うとどっと疲れがww 帰りは登り坂やし。
よく見るとここの橋からはバンジージャンプができるようだ。豆粒みたいなサイズの人がブラブラと橋からぶら下がってるのが見える。これ見ると結構橋高いなぁと感じる。
続いてDead spotとかいう滝が綺麗に見えるらしいスポットへ。大きな滝の一番手前にあたる場所。
み、、水は、、、?滝がちょろちょろw
乾季wwwwww
岩肌がこれでもかとくっきり見える。ある意味珍しい景色かもしれない。
通常はこれくらい水がある場所らしい。写真と全然違うw
一応奥(真ん中)を目指す。
滝に沿ってかかる橋を渡っていく。本当だったらここなんて水しぶきでビショビショになるんだろうなぁ。
色んなところで滝のView pointがあるがどこも水量は少ない。
ただここが全部滝になると想像すると驚くくらいに幅は広い。あーあ、水量が多い時に見たかったなー。
でも唯一面白いなぁと思ったのが滝壺。水量が少ないお陰で滝壺が見える。
水で侵食されて思いっきり穴になってる。Wikiによると滝下の水の速度は時速150km。水でもこんなに岩を削れるんだな。
遠くを見ると水しぶきが上がっているのが見える。これは期待。どんどん近づく。
そして、、、
行き止まりw どうやらジンバブエ側のようw
この崖の上にいる人たちはジンバブエ内にいる人たち。
2回前のブログでも書いたが、ジンバブエに行くにはジンバブエのビザが必要。そしてザンビアに戻るのにザンビアのビザをまた購入する必要がある。滝を見るだけでビザ代が一人100ドルもかかるのだ。それを避けるためにザンビア、ジンバブエ共有ビザってのがあるが僕らはマラウイからの陸路で入国した場合このビザが取れない。
水量があれば考えたがこの水量で一人100ドルはちょっとない。
こっから見る限り、ジンバブエ側は柵もなく随分近くまで行ける様子。水量も圧倒的にジンバブエサイドが多いし乾季に滝見るならジンバブエサイドだな。
ちなみにこの時期ザンビア側がとりわけ水量が少ないのはザンビア側は水力発電用に水を貯めてるからとかJICAの人が言ってた。滝は繋がってるのに上手いことザンビア側だけの水って使えるもんなのか。
最後は滝側を進み滝の上を目指すコース。こちらは一瞬でついた。というか行けなかった。
先に行くのはツアーガイド付きのみらしい。値段聞いてないが別にそんなに興味なくやらなかった。
というのも滝の上の水量これやからねww
雨季はここも歩けないレベルで水だらけなんだろうなぁ。
猿も普通に歩いていた。
つまらなそうな乾季のビクトリアの滝だが、1つだけ乾季にしか体験できないものがある。
それはDevil’s Pool、悪魔のプールだ。何をするかと言うと、水がまだ流れている滝の上で、水が落ちていくギリギリの場所までただただ泳いでいくというクレイジーなアトラクション。
ちょっと何処からか画像拝借してきたが、これが悪魔のプール。もちろん落ちたら死にます、間違いなく。
僕はやってもいいかなくらいの感じだが、間違いなくココはやらないと思うので今回はパス。
ということで乾季のビクトリアの滝観光はあっさり終了。
ただ水量が少ないとは言え景色は壮大。
これが全部滝になる雨季にまた見てみたいなぁ。
さてホステルへ戻るのだが、歩けるがちょっと疲れたので乗り物に乗ることに。
事前に調べたところシェアタクシーだと一人15クワチャ、ミニバスだと一人10クワチャくらいらしい。シェアタクシーは一緒に乗る人他に見つけないといけないし、ミニバスは人数揃うのを待たないといけない。そしてタクシーを貸し切るとなると60クワチャ(550円くらい)が相場らしい。
手間と時間を考えるとタクシー貸し切ろうかと言うことで、一発目のタクシーの人に声をかけたところ50クワチャと。
アフリカで初めてです、聞いていた相場より安い料金が一発目で相手の口から出てきたのは。
聞いていた価格より安いので交渉もせずサクッと乗り込みホテルへ向かう。
その帰り道。
象や!!象やないか!!!!!
運転手曰く今走っている道路はElephant Corridor(象の道)と呼ばれ、なんでも野生の象の通り道になってるんだとか。
野生の象が町からも歩いて1時間もかからないこんな場所に!
運転手に危なくないの?って聞いたら、「もちろんめちゃくちゃ危ないぜー!去年だったか観光客がここで象に殺されたんだー!はっはっはー!!ww」。
いやいや笑えんからww 歩いて帰らなくてよかったわ。
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