聖地巡礼は続くよどこまでも、その3、ただしユダヤの

聖地巡礼は続くよどこまでも、その3、ただしユダヤの

こんにちは、テン&ココです。

 

 

今日は共同作品ということで繰り広げていきます。

一部をテン、一部をココが書いていますが、どっちがどっちを書いたかは内緒。

 

 

さてリアルタイムからすでに半年くらい後追いになっているブログです。

本日10月23日はTsfatという町に向かいます。

正直全然聞いたこともない町ですが、結構見所があって面白い町でした。

この町はユダヤ人的には重要な町。

 

何でもユダヤの4大聖地の1つらしい。

一つはきっとエルサレムでしょう。では他2つはどこなのか?それはまた後々の旅で紹介しよう。(知らない)

 

まずは移動。

現在いるTiberiasから移動して宿泊する予定だったが、Tiberiasからの日帰り変更。

理由はAirbnbで連絡とった家が一向に返事してこないから。でも結果として小さい町で日帰りで十分過ぎたんだけど。

 

到着すると随分と他の町と様相が異なることに気づく、というか違うと感じる。

ヨーロッパと中東の交差してきた場所に位置しながら全くもってその二つと異なる独特な雰囲気。

何と町が文字通り青いのだ。

 

では青さに注目しながら写真を見ていってください。

 

町について最初に入ったシナゴーク<<Abuhav Synagogue>>。

入場料は無料。

 

窓が青い。

 

 

扉も手すりも青。

あっ、ちなみにシナゴークとはユダヤの教会。

 

 

内装。4つの特徴的な橋があり、それぞれはearth, air, water, fireを示すらしいが全部同じ柄。どれがどれかわかんねえ。

 

中にはユダヤらしく大量の本があり司祭?の方にこれは全部聖書なのかときくと、interpretation of Bibleと(聖書の解釈)。聖書ではないようだ。

これだけ解釈の本が大量にあるのは人によって聖書の解釈が違うからときくと、そうではない、(教会全体を指差し)これがバイブルなんだよと。

シナゴーク自体が聖書で、神の言葉や意思を表していると。なるほど、よく分からん。

何れにせよこれら文字でないものを解釈(interpret)するには大量の文字(本)がいるようです。

 

次のシナゴークへ向かう通り。

ここまで青いと痩せそう(青は食欲減退を促す色らしい)。ちなみに青はユダヤ人にとって神に選ばれた色。聖書にも度々出てくるそうだ。なのでユダヤ人にとって青は重要な色。イスラエルの国旗も青だしね。

一説によると天国の色=空の色=青色なんだとか。

 

 

途中道を教えてくれたユダヤの綺麗なシルクハットをかぶったおじいさんに

『楽しんでね。君たちは神を信じてるのかい?なぜここに?』と聞かれた。

おいおい新手の勧誘かと思わないでもない聴き方だが、別に変な意味ではないようで、単にこの地域の情報を教えてくれたいい人だった。

私達はどう答えるか考えた。信じていないといって彼の信仰を否定していると取られたくなかったので、

『実は日本の文化にはないので今まであまり知らなかった。でも興味があるので今勉強しています。』と答えた。

するとおじいさんは色々教えてくれた。

でもユダヤ教徒になるには信仰以前に母親がユダヤ人である必要があるので私達には不可能だ。。おじいさんありがとう。

 

町の中心にはカフェや雑貨、土産屋が並び、何だか中世にタイムトリップしたよう。

一見ヨーロッパっぽいですがやはり青だらけ。

 

 

続いて<<Ashkenazi Ari Synagogue>>

これが入り口。

ここのシナゴークが、キリスト教会やイスラムモスクと異なるのは、町の普通の建物がシナゴークなこと。

それ専用に建物がないというか、あまりに町の普通の建物に溶け込んでるというか。

だから建物を探すのも難しいし、入り口を探すのももっと難しい。

 

このシナゴーク、町1番のメインシナゴークらしいが何と閉まっていた!!!

2:30から開くはずだったので待っていたのだが、側にいたガイドっぽい人曰く、『開かないってことは司祭さん寝てるね』と。そんなんでいいのかw

 

しゃーないので猫でも見る。この猫がめちゃくちゃ臭かった。みんなに餌もらってたよ。

 

 

おしゃれなユダヤの衣装。

 

 

 

そして<<Caro Synagogue>>

入場料が一人5シェケルかかった。

金取る割りには内装は大したことがない。

入るには帽子を被らないといけない。女の人は頭に布を。男の人には肌色の髪で作った帽子が貸し出されている。この画用紙と色なので、学芸会でハゲの役やる人みたいだな。

内装は大したことないが、ここのシナゴークの見所は本。

 

 

大昔からの聖書が並べられている。

 

 

めっちゃ古い聖書。

ちなみにユダヤの人は旧約聖書とは言わない。旧約とはキリスト教の新約聖書に対しての旧であり、ユダヤ教の人はそもそもキリスト教を認めてないので彼らには新約聖書なるものは存在しないのだ。ユダヤ教にとっては所謂旧約聖書が唯一無二なので旧約聖書と言う必要がなく、あくまで無印聖書なのだ。

 

 

何とこれらは500年程前の本たち。

もう紙が土に戻ってもいい頃じゃないか。

しかしもう少し丁寧に保管すればいいのにw

 

 

シナゴークもいいいが町歩きもいい。

 

古都らしい綺麗な風景。コンクリートが少ない石造りのこんな景色が好きだな。

 

風景に合わせたスカートを履く女の子。おしゃれすぎるだろ。

 

 

どんどん奥に向かう。

 

 

なんかチーズ屋発見したので入ってみた。

気さくなおじさんがめちゃくちゃ試食させてくれた。沢山の種類のチーズの中でスモークが一番のお気に入り。

お腹が空いていたのにこれで腹一杯になった。

 

 

おじさんとめっちゃ仲良くなった。日本に来たら連絡くれるそうだ。

もうチーズ要らないレベルで食べたので、買わずにさよならなんてとても出来ないので、もうチーズ要らないのに買ってしまった。

結構安くて、試食量を考えたら絶対赤字だったんじゃないかな。

ホテルに帰ってワインと一緒に美味しく頂いた。

 

 

これにて聖地巡礼シリーズ終了。

 

次回はエヴァンゲリヲンで有名な死海文書です。

 

 

 

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