ロドス島観光:十字軍の中世都市&世界七不思議の一つロドスの巨像
こんにちは、テンです。
長かったギリシャの旅もついに大詰めです。
現在はギリシャでの最後の地となるロドス島にきています。
ロドス島の見どころですが、Wilipediaをそのまま引用させてもらいます。
「ロドス島で最大の都市であるロドスの街は、古代以来港湾都市として栄え、世界の七不思議の一つである「ロドス島の巨像」が存在したことでも知られる。また、その中世期の街並みは「ロドスの中世都市」の名で世界遺産に登録されている。」
ねぇ楽しそうでしょ。
ちなみにロドス島の巨像とはこれです。
港を跨ぐように巨像が立ち、その股の間を船が通っていったそう。
ちゃんとパンツ履いてるんだろうか。ωが見えちゃうぞ。
では早速ロドスの中世都市から観光開始!
今回は写真多めです!
ロドスの中世都市は、14世紀から約2世紀に渡り十字軍の聖ヨハネ騎士団がロドスの町を占領し、オスマントルコに打ち負かされるまで聖ヨハネ騎士団の拠点として発展。その当時の様子が良い保存状態で残され、まるで中世の町に迷い込んだように感じることができるのだとか。
中世、騎士団、、ようするにファイナルファンタジーの実写版ということです。
地図。
歩いて十分に全て回れるほどの大きさですが、見所は大小合わせると無数にあるので見たいところだけ絞って見るべし。
この写真によると71箇所も見るところがあるようです。
城壁で囲まれているのでまずは最寄りの入口まで向かいました。
北西あたりにあるちょうどビーチの隣の入り口ではイルカの銅像があります。
ちょこっとビーチの砂が見えていますが、とても小さなビーチで、なぜかここで泳いでいるのは全員老人でした。
上の写真で見えている門を抜けると、
ロドスの中世都市が早速登場します。
石畳がいい味を出してます。
この先に見える崩れた壁はChurch of the Virgin of the Burghという名前の教会です。
Burghが何かわかりませんが、the Virgin(聖母マリア)の教会です。
激しくぶっ壊れており、天井もなく、青空教室いや青空教会ですが、大きな教会であったことが想像されます。
比較的大きな通りから何本も裏路地が伸びていて、裏路地好きの僕にはたまらないです。
裏路地のいいところは動物が呑気にくつろいでいること。
影にもなりやすくて、いいお昼寝場所なんでしょうね。
裏路地以外の場所は観光客向けのお店やレストランが立ち並び人で溢れかえりますので、写真が撮りたければ早朝がおすすめです。
朝は人もまばらな広場の階段も、、、
夜になるとこの人だかり。
お土産屋が並ぶ通りでも朝は十分に絵になる程度の人の数。
それが夜になると人だらけで写真なんて撮れたものじゃないです。
でも夜は夜で、ガラッと雰囲気が変わってまた良い感じになるところもいっぱいあるので、ぜひ両方とも体験してほしい。
例えば、
お昼に見る門よりも、、
夜の門の方が古さが際立ち良いです。
路地裏レストランは夜は超雰囲気がいい。
昼間見たらただの古い時計台もちょっとおしゃれに。
変わった骨董品屋。うーん、ガラクタも混じってるんじゃないかなぁ、、、と思うようなものも売ってました。
町の様子。
その町を守る立派な城壁。
本当にファイナルファンタジーみたい。
特に見所巡りせずに町歩きだけでも十分に楽しいのですが、この町で最も人が訪れる場所が二つあります。
一つが<<騎士団長の館>>そして<<騎士の道>>です。
<<騎士団長の館>>は読んで字のごとく、この町を作り上げた騎士達の長である団長の館だった場所。現在は博物館になっています。
騎士団長の館の敷地に入る門。
見張りの番犬、いや番猫。
チェックは緩く次から次へと通していました。
本館建物の入り口は立派な門になっています。
中庭には彫像が並び置かれています。
建物内部の様子。
王族や貴族と違い、やはり騎士、豪華絢爛というよりどこか素朴な印象を受けます。
キリスト教の騎士なだけあり、中には教会もあります。
目があうと石になると言われているメデューサのモザイク画の床。
ローマを建国したと言われているロムルスとレムスを育てたとされる狼。
なぜロムルスとレムスも一緒に作らなかった。。。大抵は彼らが乳を吸ってる形で出てくる。
バチカン美術館にあるラオコーン像のレプリカ。
本物もう見たから要らない子です。
かっこいいものばかりではありません。
ピエロのお皿!
ヒヨコのお勉強!
全ての写真を載せるとキリがないのでこのあたりで騎士団長の館は終えて、続いて<<騎士の道>>です。
<<騎士の道>>は騎士団長の館から(まで)続く一本道で、かつての騎士達の家などが立ち並んでいます。
騎士団と言ってもスペイン、イタリア、フランスなどの複数の国からなる連合軍だったため、それぞれの国が別々に家を建て、それぞれの国の特徴を残し、ただの一本道にも関わらずバリエーションを見ることができます。
騎士団長の館から見下ろす騎士の道。
騎士の道とマリア像。
道の途中の家はほとんど入ることはできませんが、たまに中に入れます。
ここはフランス系の建物。
フランスらしいかと問われると、イタリアらしいですと答えたい。
通りから覗けるとある家の中庭。よく見ると猫が遊んでいます。
騎士の道も夜にもう一度くることをお勧めしたいです。
雰囲気がガラリと変わります。
騎士団長の館から見下ろす形の騎士の道、夜ver。
切り裂きジャックでも出てきそうです。
気をつけるべきは猫の糞。大量の猫が闊歩しています。
最後にロドス中世都市で見つけた猫達をお送りします。
食い過ぎた結果の猫。
客引き働き猫。
働かない猫。
なんとこの猫、次の日の朝にきたら同じところでまだ寝ていました。
キメ顔猫。
猫と思ったら犬。
さて、今回ブログはもう少し続きます。
このロドスのもう一つの見所、<<ロドス島の巨像>>を見るのです!
これを見る限り、奈良の大仏より大きそう!楽しみだ!
ググると場所は中世都市の近く。
サクッと到着しました。
あ、あれ??
形が違う、女性だし、羽も生えてるし、めちゃくちゃ小さいし、、、、ってか全然違う!!!!何一つ被ってない!!!!!
ググったところ、巨像は紀元前300年あたりに建設されたものの、地震で倒壊、その後建て直されることもなく800年も放置され、残骸は商人によってスクラップされて売られて跡形もなく消え去ってしまったらしいw
巨像の破片もなければ立っていた跡もなく、今となってはその形は想像で思い浮かべるしかない。
当時の大きさは50メートルほどだったと言われているが、当時の建築技術では到底作成できそうにもないものだったらしい。
でも皆んなが想像でこんな形だったんだろう、あんな顔してたのかなぁと思いを巡らせれば巡らせるほど、この巨像のミステリアスさも大きくなっていったんだろうなと。
ミロのビーナスも手がないから皆んながどういう手をしているのかなと想像して、それが神秘性を増しているのだろうと思う。それに近い感じがした。まぁこちらは現物がすっかりなくなっているけれども。。
この灯台っぽいものが二つ立っているところ、ここに巨像が立っていたらしい。
一応実在していたはずだけれども、もし研究が進み実はガセでした、そんなのは実在しませんとなったら、ロドスの巨像ではなくロドスの”虚像”と名前が変更されるのでしょう。
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