アフリカで一番快適なサファリ、クルーガー国立公園(前編)

アフリカで一番快適なサファリ、クルーガー国立公園(前編)

こんにちは、テンです。

 

昨晩は宿が見つからず野生動物が闊歩し強盗が現れる道端で危うく野宿する羽目になりそうなところだったのを、ホテルの守衛さんがホテル内で寝ていいよと、ホテル内でやっぱり野宿させてもらったところから本日はスタート。

今日2019年1月12日はクルーガー国立公園という南アフリカで最も有名なサファリができる国立公園を探索する。

アフリカにはBig5と呼ばれる動物たちがいる。アフリカで最も危険な動物でありそして人気のある動物である、ライオン、ヒョウ、バッファロー、象、そしてサイだ。

アフリカ縦断の中で何度かサファリをして、未だに見れていない動物がサイなのだ。

一泊二日の弾丸旅だが果たしてサイを見つけBig5制覇してアフリカを終えることができるのか。そして動物にいっぱい出会うことができるのか。期待に胸を膨らませながらスタートです。

 

 

さて、クルーガー国立公園は、アフリカにおいても最大規模の国立公園で、大きさは何と四国がすっぽり入るくらいなんだって。

中にはこれぞアフリカというような動物が沢山いて、まさに動物の楽園のような場所であるにも関わらず、何と自家用車でサファリが出来てしまうのだ。それもランドクルーザーのような大型で四輪駆動なんて全く不要で道路がしっかり整備されている。サバイバル知識も全く不要で中にキャンプ場からレストラン、スーパーマーケットまで揃っている。いわば、富士サファリパークの上位互換的な存在。

ヨハネスブルグから車で舗装路を(これ大事)7、8時間も飛ばせば到着する、専用のガイドさんも不要、キャンプも出来てホテル代も節約可能、安心安全というまさに無敵の国立公園。

広大な敷地を持つ国立公園なので公園の入り口(ゲートと呼ばれる)が10以上、キャンプサイトも10以上ある。さらにエリアによって出会いやすい動物が変わってきたりするらしい。

今回は一泊二日の弾丸旅行なので全部は回りきれないので、エリアを絞る必要がある。これはどこから行こうか迷う。。

ちなみに国立公園の全体地図は公式サイトからダウンロード可能。

英語ですが、こちらのリンクからどうぞ。

http://www.krugerpark.co.za/Maps_of_Kruger_Park-travel/kruger-gate-and-camp-map.html

 

悩んだ末に出した答えは、Orpen Gateから入園して、Mαlelane Gateから出園するというもの。

キャンプ場はSatara Restcamp。

地図で言うとこんな感じ。

国立公園自体はこの地図の2倍くらい広く、縦長の南半分だけ切り出したのが上の地図。

何でもOrpen GateからSatara Restcamp、そしてそこから南へSkuzuka Restcampにかけては大型の猫型動物が多く生息するらしい。

ということで、1日目はOrpen Gateから入りSatara Restcampにキャンプをして周辺を探索、2日目はSatara RestcampからMalelane Gateにかけて移動しつつレアな動物を探すという流れにする。

ちなみに一番ヨハネスブルグから近いのが今回出口に選んだMalelane Gateで、帰宅時間をなるべく早くするように今回出口に選んだ。

北半分は時間の関係上今回やむなしで諦めることにしました。

野宿場所からゲートまで30分ほどの道を走る。どこまでも続く一本道に朝日が綺麗。

 

 

飛び出し注意の看板がクーズー。

 

 

 

そしてゲートオープン時間ちょうどの5時半に到着。

既に2台の車が僕らより早くに到着してオープンを待っていた。

 

受付も綺麗。

入場料は2日で一人373ZAR(約3000円)ととってもお安い!

ここの受付でキャンプ場の予約も可能。Sataraキャンプサイトで、一番安いテント持ち込みの素泊まり(?)プランが二人で359ZARでした。国立公園外のホテルが最安値で2000ZARもしたことを考えると絶対に国立公園ないで泊まった方がお得!

つまり公園内でキャンプすれば、一泊二日のサファリが二人でたった9000円弱!これは数あるアフリカのサファリの中では最安値に近いんじゃないでしょうか。

 

 

受付すぐそこにあるショップ。

 

 

品揃え半端ない。

国立公園内の小さなショップなのに、マラウイのどんな店より品揃えがいいw

 

 

公園内のショップにはこういうマップが置かれている。

観光客がここでこの動物を発見したよとマップに印をつけていくのだ。左が昨日で右が今日。写真小さくて見えないかもしれないが、ここからキャンプ場のSataraまでの間に昨日は象、バッファロー、そしてライオンの目撃情報があった。

今日はまだオープンしたてなので何の目撃情報もなかったが、これは楽しみだ。

 

ちなみにサイだけは目撃証言を載せることは出来ない。サイは角を目的とした乱獲で絶滅危惧の状態にあるにも関わらず、それでもまだ密猟が絶えない。目撃情報をここに載せると密猟者の餌食にされてしまう。ということでサイについては一切の情報はなし。

僕らもアフリカでサファリをしてきてまだサイだけ見たことがない。もう伝説の生き物ではないのかと思うほど。

何としてもサイを見てみたいという気持ちがある一方で、こういうのを見るとそっとしておいてあげたいという気持ちも湧く。

ここで公園の地図を買い、サファリスタート!ちなみに地図はネットでも落とせるけどちょっと高くてもやっぱり紙がいい!

公園内の道路は綺麗に整備されていて各拠点間は日本の高速道路並みに舗装されたアスファルトの道路。ちょっと外れに行くとオフロードになるが普通の車でも全く問題ない整備された綺麗なオフロード。

道も簡単で地図さえあれば、あとは道路標識に従ってれば迷うことはない。

 

 

動物も楽しみだが、壮大な景色にも心奪われる。

 

ガイドに連れられて移動するサファリではなく、自分自身で走る国立公園は探検心をくすぐる。

何より好きなタイミングで自由に移動できる。もっとこの動物見たいと思えばそこに好きなだけいることができる。

 

記念すべき最初の動物はシマウマだった。朝日に照らされ、白色の部分がオレンジ色。

 

 

続いて現れたのは名前はわからないけどカラフルな鳥。

 

 

 

ウォーターバック。バッファローほどのゴツさはないが、スマートで大きくかっこいい。

 

 

こちらはライオンのファーストフード、インパラさん。誰がファーストフードじゃこら、という瞬間を激写出来たので載せておくが、本当にどこにでもいるので終いには写真を撮らなくなるどころか見向きもしなくなる。

インパラさんとガゼルさんは見分けが付きにくいが、多分インパラさんの方が大きくて、ガゼルさんに比べて顔はブサイク。

 

 

キリンの親子発見。草の中に顔を突っ込んで草を食べる。

 

こんなチクチクの草の中によく顔突っ込めるなー。

 

 

 

 

象もいっぱいいる。めっちゃ近くで見れる。

 

 

 

 

鳥もいっぱいいる。こちらは鷹かな?

 

 

この子はGo Away Bird(あっちいけ鳥)。警戒するとGo Away!!と叫ぶのだ。

 

 

 

 

水辺に向かうと、

 

ひたすら泥にクチバシを突っ込んで餌を探している鳥がいた。名前はわからない。

 

 

 

 

この子たちはハゲワシかハゲタカ。頭が剥げている理由は屍肉に頭を突っ込むから。毛があるとそこに屍肉の血などがついて不衛生なんだとか。

 

 

最後にハゲ繋がりで、アフリカハゲコウノトリ。鷲や鷹に比べてクチバシが比較的弱そうなのが特徴。屍肉を啄むのでやっぱりハゲてるが、鷲や鷹のように肉をひきちぎるようなことはせず、突っつくように食べるので、クチバシの形が違う。

 

 

番外編として、

陸亀。大きな一眼レフカメラより一回りくらい大きいほどのサイズで可愛い。移動しては草をムシャムシャ。

 

 

番外編その2。

糞転がし。生まれて初めて見た。器用に逆立ちしながらうんこをコロコロ。

 

 

サファリで個人的に好きなのが道路を横切る動物たち。

道路という人工物にアフリカの大自然が妙にマッチする瞬間がある。

横切るシマウマ。

 

 

インパラ達は車で追いやっていかないと一向に退いてくれない。

 

 

 象の親子。道路では手を、いや鼻を上げて渡りましょう。

 

 

ヒッチハイク中のキリン。

 

 

おっと危ない、クーズーが飛び出してきた。

危ないなぁ、、、。

 

なんか文句あんのか?と言わんばかりの威圧感で睨んでくる。

しかし肉食動物一向にいないなぁ、、、。

 

 

お昼になりそろそろお腹も空いてきたのでレストランへ。

ちょっと長くなってきたのでこの辺りで後編に続く。

 

 

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