エルサレム、これであなたも立派な巡礼者!ヴィアドロローサ制覇!前編
こんにちは、テンです。
怖い怖いイスラエル入国を終え、無事にエルサレムにたどり着きました。
エルサレム、有名すぎて説明不要な気もしますが、ここは啓典の民である、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地である場所。
見どころが多すぎて、結局エルサレムだけで4日間ほど使ってしまった。けどそれでも全部見れなかったくらいに観光名所が多すぎるのです。
そのためブロブも何回かに分けて書こうと思うのですが、僕らが訪れた順に時系列に書こうか、それともテーマごとに書こうか、どっちが面白いだろうか、分かりやすいだろうか、どっちが自分たちの思い出をまじまじと伝えることが出来るのだろうか、、と5秒くらい考えたのち、テーマ別だなという結論に至りました。
ということでエルサレム編第一回はキリスト教をテーマに書いていきまっせ!
さてキリスト教の神様は誰か、それはイエスキリストさんですな。
ではイエス様と聞いて真っ先に思い浮かべる絵はなんでしょう。
おそらく、十字架に磔にされたお姿じゃないでしょうか。
ご存知の通り、この磔にされた十字架は今でもキリスト教のシンボルです。
ここエルサレムはなんとこのイエス様がまさに十字架に磔にされた場所なのです!
十字架への磔だけでなく、その前後にも聖書などによって伝えられている様々な大小の出来事がここエルサレムで起こっており、今回はそれらを少しづつ巡って行くことにしました。
なお僕らは歴史マニアでもキリスト教徒でも先生でもないので、間違ったことだらけの理解があると思いますが、気になったらどしどし遠慮なく指摘してください!
●最後の晩餐からユダの裏切りまで
<<オリーブ山とゲッセマネ>>
キリスト教はイエスが布教を始めた瞬間から世間に広く受け入れられは訳ではない。
キリスト教のイメージが強いローマ帝国ですら最初は異端として激しく迫害され、313年のミラノ勅令までは公認の宗教ではなかった。
皇帝をトップとして身分のヒエラルキーが存在するローマ帝国にとって、一神教で神のもとに全ての民が平等であるキリスト教は都合が悪いし、とりわけイエスはユダヤ教の教えを批判する形で布教してきたものだから、同じ一神教であるはずのユダヤからも激しく嫌われていた。
そんな時代背景の中で、イエスを処刑したいと思う人は多かっただろうし、実際に十字架に磔にされて処刑されることになったのだが。
この磔の発端となった有名な出来事、最後の晩餐後。そしてその後のイエスの弟子であるユダの裏切りが起こった場所が、ここオリーブ山にあるゲッセマネだ。
ゲッセマネとは元々オリーブ油を搾るところとかそういう意味だったらしく、今でもオリーブの木が植えられた綺麗な庭を見ることができる。
そしてそのオリーブの庭のすぐそばには大きなキリスト教の教会が建てられている。
中の装飾もただの綺麗な模様かなと思ったら、所々にオリーブの木の絵が描かれている。
この日はなにやらお祈りが行われていた。
ドアもオリーブの木模様。
ユダ裏切りの場所に飾られるユダ裏切りの場面を描いたモザイク絵。
どうしても後ろの松明がセルフィー棒に見えてしまう。
<<マリア永眠教会>>
ゲッセマネの近くにはイエスのお母さんであるマリア様が眠るとされている教会があります。
階段を降りて地下に行く。随分と歴史を感じる。
この人だかりの下にマリア様の眠る場所があります。
キリストの巡礼地は他の宗教と異なり全ての人にOpenにしているので信者だけでなく観光客でごった返していることが多い。
順番待ちをして、低い通路を潜ると、、
マリア様の墓跡が置かれている。
ちなみに、マリア様のお墓は実はここだけではなく何個もあるんです。
エルサレムにも僕が知ってるのだと別の場所にもう一つ。
そして以前紹介しましたが、トルコのセルチュクという場所にも一つあります。
実は聖書にはマリア様の死んだ場所については一切の記載がないので、ここがお墓だよと言ったもの勝ちみたいな感じになっちゃっているらしいです。
僕の家の庭にも作ろうかな一個。
<<マグダラマリアの教会>>
もう一つ近くにある教会をご紹介。
マリアはマリアでも別のマリア。
実はイエスの奥さんとかいう噂もあるマリアの教会。珍しいかも。
ここはロシア正教の教会なので天井が黄金の玉ねぎ頭です。
歴史的にそんなに重要ではない(はず)ので人はかなり少ないです。
おそらく亡くなられた方の遺体。
見どころは正直不明なものの、庭がお花いっぱいで綺麗だった。
敷地内では猫が飼われていて、首輪がされている。
<<最後の晩餐の部屋>>
ちょっといきなり話前後しますが、エルサレムにはなんとレオナルドダビンチで有名な最後の晩餐の場所とされる場所もあります。
エルサレムの旧市街地の南西にシオンの山がありその麓にその場所とされる場所があります。
2階建の2階部分で、1階はまた別途紹介しようかと思いますがユダヤの王ダビデ王のお墓があります。
おそらく行ったらがっかりすると思います。
というのも人がめちゃくちゃ多いのと、極めて普通の部屋だから。
正直どこがキリストが座ってたのかとかそういうのは一切分かりません。
驚いたのは、名前なんていうか忘れたけどイスラム教のモスクにあるメッカの方向を示すものが置かれていたこと。
よりによって最後の晩餐の場所をイスラム教で使うとは。
<ドーミションアビー>
最後の晩餐の部屋近くに、上で述べたマリアのお墓とされているところがもう一つあります。
細い通路の先に現れる。雰囲気が完全にゲーム。
中は普通の教会のようなもので、いつくか墓跡らしきものがあったが、これがマリアの墓ですと断定できるものはなかった。
そのせいか、マリア永眠教会と比べると随分とすいていた。
ちょっと長いので一旦ここで後半へ続くー。
てか一ミリもヴィアドロローサについて書いてないw
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