ここは楽園か。最高の宿。そして最高の宿に訪れた悲劇
こんにちは、テンです。
現在ケニアのMatatuで壁なし電気なしのとってもエコなホテルに滞在してるのだが、たまには綺麗なホテル泊まりたいなぁということで、ホテルの引越しをすることにした。
オープンで雨漏りする藁葺きの屋根で夜は無数の蚊と戯れることができるこの宿におさらば。
一旦Matatuの村に出てホテルの客引きに捕まってみることにした。
ローカル人「宿を探しているなら俺についてきな!!」
っと連れていかれるままたどり着いた宿。写真全くとるの忘れたが、ビーチから近く部屋にキッチンもある。清潔感はまぁイマイチながら、設備として悪くない。
お値段聞いたら3800シリング(4200円ほど)と結構するやないか。
高いなぁと渋っていたら、通常は5000シリングくらいするんだぞ!これはブラザーへの特別プライスだ!と言うので、やっぱいいやと断った。こんなの怪しすぎる。絶対ぼられてる。
客引きは参考までにして、近くのカフェでWifiを使い Booking.com経由でChris Houseという宿を予約した。
5000シリング(5500円ほど)と多少お値段は張るが、なんとプール付。ホテルというより豪華な家の一部を借りるヴィラ風宿。写真もめちゃ綺麗、評価もすこぶるいい。村からも遠くない。
入り口では使用人がお出迎え。
玄関を抜けるとそこは整備された中庭。そしてその奥には南国らしくオープンな家が。
なんでいきなり夜なんだと思われただろう。深い理由はない。昼の写真全く撮ってなかっただけだ。
旅をしていると毎日毎日のように宿泊先が変わるので、しまいに宿の写真を撮らなくなってくるのだ。
家の入り口にはカーテンだけ。扉も壁もない。
そして家の中。豪華!!!
2階からみるとこんな感じ。
ここで食べる朝食は最高だった。
お部屋は白を基調にしたシンプルな南国風。シャワーもトイレももちろん完備でめちゃくちゃ綺麗。
そして目の前にはプライベートプール!!!!
お腹が空いたらこの写真の左側に写ってるプール前のテーブルでお食事も可能!
こんなプール前のテーブル席を独り占め。
本日の昼食はえびの丸焼き!!
他にパスタとデザートが出てきて、お値段二人で3000シェケル(3300円ほど)とケニア物価にしたら高いが、リゾートでホテル内で食事って考えたら格安でしょう。
満腹になって眠くなってきたら、キングサイズのソファでお休み。宿がオープンなので風が吹き抜けて気持ちいい。
夜はライトアップされるプールでナイトプールですよ(貸切)。
ほんと5Starホテルに全く負けず劣らない、いやむしろプールやくつろげるソファ空間、他の客がいないことを考えると5Starホテルの一番安い部屋に泊まるより断然快適。
それなのにお値段たったの5500円!!!コスパ最強でしょうこの宿。
ちなみにオーナーはイタリア人。やっぱりこの村はイタリア人多い。
昼間ローカル人に客引きされた2つ星ホテルくらいのクオリティのホテルが3800シリング。それにあとたった1200シリング出すだけで5Starクオリティ。
誰が客引きのクソホテルに泊まるんだって。あんなの実際2000シリングくらいの価値しかないぞ。
実はこのホテルに移動した後に、その客引きに村のイタ飯屋から出てきた時にまた出会ったのだが、ホテル他に決めたわというとめちゃくちゃ文句を言われた。
うざい客引き「なぜお前たちはホテルだけじゃなくレストランもイタリアンレストランに行く!ローカルのレストランで金を落とすべきだ!!ホテルも他に決める前に俺のところにきて値段を確認すべきだ!もっと安くできたのに!!お前たちはフェアじゃない!!」
なんやなんやwww
僕「いやいや、僕らはバケーションでここに来てて、ビジネスじゃないから。食べたいもの泊まるところは当然自分で好きなもの選ぶよ。ホテルはお前のオファーがクソだったから選ばなかっただけでしょ。それに特別プライスだとか自分で言ってたやないか。それを後出しで値下げ出来たのにって言う方がフェアじゃないやろ」
と言い返したら、
うざい客引き「Go to hell(地獄に落ちろ)」
と捨て台詞を言って消えていったw
うざ!!!!!!!!!!wwwwww
なんで毎日毎日、絶対にうざいアフリカを経験しなあかんねんww
Watamuでこの黒人に声かけられたら気をつけて、ぼられるよ!!
そしてこの夜、最高の宿に悪夢のような悲劇が待っていたのだった。
日も暮れようとしていた頃、突然雨が降り始めた。強い雨でもなく、1時間もしない間に雨は止んだ。
その後だった。何か網戸のところで音がする。網戸に何かぶつかる音。そして羽音のような音。最初雨かなと思ったのだが、雨はもう上がっているはず。
なんだろうと窓から外を見た。
虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫
窓から溢れる電気の明かりにつられた無数の虫が窓に押し寄せ、網戸の全ての面にびっしり、そのせいで外が全く見えないくらいに張り付いていた!!!!!
まるで虫のカーテン。
網戸がなければ窓を開けた瞬間に部屋が虫に支配されていただろう。
網戸に隙間なく張り付く虫の山はこの世のものとは思えないくらいキモい。
外どうなってるんだろうと、なぜか部屋のドアを開けてしまった。この家に壁がないことを忘れていたのだw
そのドアを開けたほんの刹那の瞬間に虫が20匹くらい入ってきたwww
種類は全部同じで、羽と手足が長い刺さないタイプの蚊のような虫。
スタッフを呼んで全部退治してもらったが、テンションだだ下がりだったw
スタッフによるとなんでも夕刻ごろに雨が降ると森の中から飛んでくるらしい。そういえば雨降ってたな。
雨が降らなければ大丈夫らしく、翌日以降は一切現れることなかったが、悪夢の夜の翌朝の窓の近くの地面はまさに地獄絵図そのものだった。
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