豆から焙煎、本格エチオピアンコーヒーに、エチオピアの不思議、ダナキルツアー本番、3日目
こんにちは、テンです。
今日は2018年11月17日、ダナキルツアー3日目。
昨日は屋根と冷たいシャワーがあるだけで大満足の汚い宿に寝泊まりした。
基本的に寝床は悲惨だけれど、なぜか毎度料理だけは美味いこのツアー。
今日の朝食も見た目はイマイチながらエチオピア風オムレツが美味しかった。
出発まで時間があったので町を散策。
目の前がコーヒー屋さんだった。
エチオピアといえばエチオピアンコーヒー。
ここでは目の前で炭火で豆から煎てコーヒーを作ってくれる本格派。
だんだんと豆が黒く焙煎されていく。
この時点でめっちゃコーヒーのいい匂いが立ち込める。
僕はそんなにコーヒーが好きではないが、めっちゃ美味しそうに感じてきた。
無類のコーヒー好きのココはこの時点で昇天していた。
この豆の段階でつまんで食べても美味しいらしく、一つ手にとって僕の手の平に乗せてくれたのだが、豆が驚くほど灼熱で大声で叫んでしまった。
そりゃそうや、炭火でこんがりやいてるんやから熱いに決まってる。
店員さんにめっちゃ笑われた。
なんで平気で摘めるの?熱くないの?
十分に豆を煎たら、豆を粉々に砕いていく。
その傍らで、土器のような変わった形のヤカンでお湯を作る。
沸騰してきたら、粉になった豆を入れたコップにお湯を注ぎ、お湯と混ぜたら土器に入れる。
綺麗に全部入るまで何度かこの工程を繰り返す。
コップは鉄製やし、土器も絶対持ち手のところ耐熱じゃないから、間違いなくめっちゃ熱いはずやのに何ともないように淡々とこなすこの女性。
手の熱さを感じる神経がないんだろうか。。
全部の粉を入れ終えたら吹き出るまで沸騰させて出来上がり。
可愛いコップに注いでくれて、
出来上がり。
とても濃厚な味で、酸味が強い。
香りが立っていてとても美味しかった。
店員さんが炭を片付ける際に地面に炭を落とし、落とした炭を素手で拾っていてびびった。
この方の手はおかしい。
所用で携帯を使いたかったので、村に唯一あるらしいネットカフェ的なお店に向かうことに。
ゴミが散乱していて汚いし、道は泥だらけで汚いし、家もボロボロで汚い。
だけどもアフリカの田舎らしいのどかな村で、遠くに見える山山の景色が綺麗。
アフリカの子供だちがよく遊んでいる謎のオモチャ。
そしてネットカフェに到着。
Wifiが飛んでいて、お値段たったの5ブル(20円ほど)で、なんと使い放題!
めっちゃ安いやんけ、と喜んでいたら遅すぎて一ミリも繋がらなかった….
こんなクソ遅いのに村中の人が携帯持って集まってきていた。
YouTubeの画面開いてるやつおったが、見れんのか。
エチオピア人を見ていて思うが、顔がイメージしている黒人と違い、鼻筋が通っていて唇が薄い。どっちかというとアラブ人の肌を黒くさせた感じに近い。
エチオピア人って結構イケメンだと思う。
本日は朝10時半に宿を出た後は、途中の昼食休憩をのぞいて19時くらいまでずっと車移動だった。
目指すはメインイベントとなるダナキル火山を見るためのベース場だ。そこまでは車、残りは徒歩となる。
昼食で立ち寄った村。
いつも通りゴミだらけ。
みんなで仲良く横並びで昼食をとる。
野菜のパスタで、いつもながらご飯は優秀ですこぶる美味しい。
スタッフがもし懐中電灯を持ってないならこの村で買っておくようにと。
ここを過ぎると買えないのと、今夜のビッグイベントで必須だからと。
頭につけるヘッドライトタイプで60ブル(240円)。100円均一クオリティ以下なのに。。
確実にぼってると思うが一つ買っておいた。
昼食後はひたすら移動。
ひたすら荒野を走る。
エチオピアの凄いところはこんな何もない荒野にもボロボロながら家があって普通に人が住んでること。
畑もないし一体どうやって暮らしてるのか謎すぎる。
次第に道路も舗装道ではなくなってきた。
岩砂漠を超えると砂砂漠に。
砂漠の中を各々の車が自由に爆走していく。
エチオピアの不思議、やっぱりこんなところにも人がいる。
藁葺きの家。外は45度くらいの灼熱。こんなところでよく生活してるなぁと感心するばかり。
砂砂漠を超えるとまた岩砂漠。このあたりになるとマグマが冷えてできた岩がゴロゴロしてる。
エチオピアの不思議、こんなところにもやっぱり人が住んでいて、僕らを見るなり子供達が物乞いにやってきた。
ベース場までの最後の休憩場所から見た夕日。
綺麗やなー。
そしてダナキル登山ベースとなる場所まで後残り1時間くらい、ここからの道が凄まじい悪路だった。
文字通りの道無き道。歩くような速度で車が走る。
車内は震度10くらいの揺れ。
ランドクルーザーの底力を見た。この車に走れない場所はない。
すっかり日も暮れたころ、車で行ける最終地点に到着。
車に乗ってただけなのに妙に疲れたわ。。
でも今日はこれで終わりではない。
ここから数時間かけてダナキル山を登頂しマグマを見るのだ。
が、容量の問題でブログは次に続く。
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