イスラエル最後は伝説の死海文書
こんにちは、テンです。ちょくちょくココも入ってます。
10月24日、今日はついにイスラエル最後の観光です。
明日はイスラエルを出て再びヨルダンに戻ります。
イスラエル最後の場所は、、、エルサレム。
そうまたエルサレムまで戻るのです。
エルサレムに戻る理由は二つ。ヨルダンに戻るためにバスに乗る事。そしてエヴァンゲリヲンに出てくる死海文書を見ることです。
TiberiasからJerusalem へと移動。
長距離バスに乗れば簡単に移動できます。バス番号は962と961番。
961番の方が30分多く所用時間がかかるが谷を抜けて行くので景色が綺麗とのこと。
急ぐわけではないのでどうせなら綺麗な景色を見ようって事で961番のバスに乗り込む。10:10am発13:00着のバスの旅。
バスに乗り込みそのまま爆睡、綺麗な景色を一切見ずに無事エルサレムに到着したw
到着して予約している宿に荷物を置いて早速イスラエルミュージアムに向かいます。
ここのミュージアムの最大の見所は死海文書。名前からしてかっこいいが、20世紀最大の考古学的発見と言われているのがさらにかっこいい。
死海文書とはユダヤの聖書の写本なのですが、過去そういった写本というのはいくつか見つかっているものの、その中でダントツに古いのです。存在は噂されていたものの現物が出てこず長らく伝説的な扱いだったもの。
今まで一番古いとされていたものはレニングラード写本でそれは11世紀初めとされています。死海文書は何とそこから更に1000年も遡るのです。
つまり
2019年現在 —– 1000年前 ——>レニングラード写本 —–1000年前 ——>死海文書
ということ。
1000年も遡るんだからレニングラード写本と内容が大きく異なるのだろうなと思ったら、何と驚くほどにほとんど内容が同じだったらしいです。ユダヤの聖書は少なくとも2000年に渡ってほとんど形を変えずに伝えられてきたということ。
イスラエルミュージアムは結構広く死海文書以外にも色々展示物がありますが早速メインの死海文書に向かいましょうか。
死海文書は、それを保管展示するためだけの専用の建物が建っています。扱いがVIPです。
いざ突入。
敵「この中は写真撮影禁止です」
何と一切の写真撮影ができない!!
という事でここからは2人の会話でお楽しみください。
テン「これが死海文書か!!」
ココ「すげーーーー!!!」
テン「やべーーーーーー!!」
ココ「ほげーーーーーーー!!」
テン「すごいねぇ」
ココ「ビックリだねぇ」
テン「いやーよかったよかった」
ココ「見る価値あるねぇー!」
全ては心の中に。それでいいんです。
想像の通りかもしれませんが、見た目は古い紙。そこに彼らの言葉で文字が書かれている。それだけ。
凄みあるし古いし、キリスト教について都合悪い部分は全て隠してあるとかいう都市伝説がまことしやかに語られてたりするので、やっぱり背景含めてキモオタ心をくすぐりました。。
展示は綺麗で見やすいので説明読まなくても残念だったなぁとは思わないはず!
そう。全てはゼーレのシナリオ通りですから。
死海文書目的だったが、ミュージアム自体は死海文書以外も一風変わっていて面白かった。
基本はこのエリアの発掘物を飾っているのですが、やはり古代から文明が栄え、文明が交差したエリアだけあります。
こちらは100万年前のイスラエルのあたりに定住していた最初の人類の骨。女性らしいです。
人類と他の動物を隔てるもの。それは何かを表現して創り出す能力。そう芸術。
上の写真は世界で最も古いと記載されていた人類のアート作品。女性の像。
これは23万3000年前のもの。なんだこの数字、、、スカウターの故障か?
何回も年代確認した。形あまり残ってないとはいえ凄い。
他にもこんなに古くはないけど形が似てる女性像が沢山展示されていた。トルコのコンヤでみた像も同じような形だったなぁー。
はるかはるか昔にこんな女性像をわざわざ作るって、モチーフは母とか恋人だろうか?それとも23万年も前から地母神的な神話があったのか?
詳しい人と友達になりたい。
こちらは14,500年前に埋葬された女性。注目すべきは左上。こちらは犬の骨。
人間の文明が始まるずっと前から人と犬はよきパートナーだったということなのでしょう。
人が集まるから宗教ができるのか、宗教があるから人が集まるのか、それは分かりませんがこちらは約9000年前に作られたお面。なにやら宗教的意味があったことを匂わせます。
ギョペクリテぺの遺跡ですでに1万4000年ほど前に神殿らしきものがあったと発見されているので農耕より前に宗教があったんだろうなぁと思っていた。神殿があるなら石器のお面もあるだろう。
でもこれジェイソンのお面なんかより断然怖い。実際死体に被せてたかも知れないし。
見えにくいかも知れないけど、歯は他の部分と比べてリアルに作られているので非常に不気味。
ドーンと時代が進みますが、今から約3000年くらい前のオモチャ。今も昔もオモチャってそんなに形変らないものですね。
もう四大文明が栄えている時代なのでオモチャがあったくらいでは驚かないですが、個人的にタイヤってこの時代からすでに使われていたんだなというのが驚きだった。
ここからどんどん時代が進むと、ギリシャの影響だったりと、すでに今まで散々見てきたようなものばかりなのでここでは割愛。
エルサレムの街自体がミュージアムみたいな感じもありますが、時間とってあえて行く価値ありの博物館でした。
さて本日夜はイスラエル最終夜なので食事に出かけることに。
エルサレムの夜は全く危なさを感じず、マーケット巡りも楽しい。
エルサレムのユダヤバザール。
繁華街はロンドンと変わらない雰囲気。若者がバーでワイワイとしています。
店の外見撮るの忘れてしまったが、比較的お安そうな食堂チックなお店に入る。
いつものホモスに加えてオーダーした、右上の酸っぱいスープと、その左隣のトマトの豆ご飯が美味かった。
明日はドッキドキのイスラエル出国!!
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