超危険なエチオピア最大の青空市 & 超腹痛で腹を壊しまくる
こんにちは、テンです。
本日は2018年11月21日。
昨日リビア人Youtuberに助けられ無事アジスアベバの格安ホテルに宿泊した僕ら。
今後はアジスアベバから更に南下してアルバミンチという町に長距離バスで移動する予定。
一方でエチオピアのバスは法律上夜に走れないので必然的に早朝出発となる。
前日夜にアジスアベバに到着したばかりでチケットも何も購入していないので、今日はまず翌日のアルバミンチ行きバスの予約をしにいく。
バスはSelam Busというバス会社を利用する。チケット売り場はMeskel Squareという広場の真ん前にあり、オフィスを構えている。
ちなみにこのMeskel Squareは昨晩にメケレからのバスが到着した広場。出戻りするわけです。
宿泊しているホテルの真ん前でタクシーを拾いMeskel Squareへ。
昨晩ここを歩いた時はこの町絶対治安悪い、やばい、襲われる、、、と恐怖したものだが、太陽の下で見るとただただ汚いだけで怖くはない。いやーしかし汚い。
昨日と同じコースなので相場は把握しているので、ちょっと値段交渉して無事出発。
まともな写真が一枚もなかったが、ここがMeskel Square。有名な広場で誰でも知ってるし、バスターミナルになっていてバスがいっぱい停まってるので簡単に見つけられるはず。
Selam Busのオフィスでアルバミンチ行きチケットを購入。料金表があるので明朗会計。1人320ブル(1300円ほど)。
エチオピアの物価比較では高いけど、長距離バスでこのお値段はリーズナブル。
明日朝一のバスなので本日はアジスアベバに宿を取る。なおバス乗り場もMeskel Square。
バス乗り場から比較的近く、日本人旅人がよく宿を取るピアッサという地区へ向かう。
広場からピアッサ地区までは徒歩で30分から40分くらい。明るいし時間もたっぷりあるしそんな危険でもないので大きなバックパック抱えながら歩いて向かう。
そんな中見つけた中華料理店。久しぶりの中華の誘惑に耐えられず飛び込んでしまった。
お店の前にも店員がおり、内装も綺麗で、普通に日本にあっても問題ないレベルのちゃんとしたレストランで、間違いなくエチオピアでの高級料理屋さん。
焼きそば、炒飯、豚の炒め物、コーラにビールで690ブル(2700円くらい)もした。
エチオピアとは思えない価格。王将より高い。
来ているお客はみんなお金持ちそうな人ばかりだった。駐在員っぽい人やエチオピアで初めて見たブロンドの白人女性などなど。
でもすぐ近くの店では同じ量の食事を1/10の価格で食べれる。
多分現地の人からすると、僕らがこれだけの料理に3万円近い金額を出してるようなもんだと思う。
確かに接客の質も店の内装の質も清潔感も全く違うよ。
それでも大きすぎる格差を感じずにはいられない。
久しぶりの中華だったこともあり、めちゃくちゃ美味しかった。
ただ気がかりはお肉とタケノコが何となく痛んでいる感じで臭みを感じたこと。
お腹壊さなければいいが。。。
お腹を満たしてピアッサ地区へ向かう。
3、40分くらいの徒歩なんて楽勝だと思っていたが、なぜかほとんど上り坂でめちゃくちゃしんどかった。ちょっと歩いたことを後悔した。
何はともあれ無事ホテルエリアに到着。
特に予約もしていなかったので、いくつかホテルを回ってみたところ、部屋が空いていたのがBaro HotelとTaitu Hotelの二つのみだった。
ただTaitu Hotelはオープンしてから一度も掃除してないやろというレベルで汚かったので却下。
消去法でBaro Hotelに宿泊することに。
340ブル(1350円ほど)でツインルームのトイレバス付き。
このホテル、中庭があって外見は一見するとめっちゃいい感じで、日本人旅人の利用も結構多い。実際に日本人に何人か出会った。
太陽が差し込む中庭でぼーっとしていると鳥が遊びに来たりなんかして。
だが、部屋は正直汚い。特にナンキン虫が出そうなベッドはかなり辛い。
そんな時は、必殺技、ベッドの上にテント。これで快適そのもの。
テント買っててよかった。
宿泊しているピアッサ地区。
格安ホテルが乱立していることで有名ですが、同時に治安の悪さも有名。
別に殺されるとか強盗とかはないが、めちゃくちゃスリが多いらしい。
ホテルのオーナーにもめっちゃ気をつけろと念押しされた。怖いじゃないかやめてくれよ。
それでもホテルにこもってるだけでは暇なので、最低限の現金と携帯とカメラだけ持って、Mercato Marketというエチオピアで最大の青空市場に行ってみることにした。
ちなみにMercato Marketはこのあたり。
ホテルからは歩いて数十分で着く。
歩いて向かうことに。
ホテルの近辺は特段危ない感じもしない。
が、しばらく歩いていたら急に雰囲気が変わった。
この先は絶対やばい、危険だ。
車が通れないくらいの人だかり。
大量に並ぶ露店商。
今までは危険なエリアとは言え観光客が来る場所という感じだった。
ここは違う。観光客、それもアジア人の男女、僕らは明らかな場違い感。
通りすがる人すべてが僕らのことをジロジロ見る。
多くの人がなんだなんだと話しかけてくるが、どう考えてもフレンドリーではない雰囲気。
言っちゃ悪いが全員が悪人見える。
僕は気がつかなかったが、とある人が僕に向かって野菜を投げつけていたらしい。ココはそれを目撃していた。
意味がわからないが、ぶつけて難癖つけて、その隙にスリでもしようとしてるんだろうか。
そんなことを考えていると全く写真なんて撮れたものじゃない。カメラを隠して足早に通り抜ける。
危険なエリアって肌で感じるというが、まさにそれを感じるエリアだった。
明らかに異質な雰囲気の場所を通り抜けると大通りに出た。
すると一気に雰囲気が変わり、ごちゃごちゃしてはいるもののあからさまな危険な雰囲気は無くなった。
そしてしばらく歩き続けるとついにMercato Marketに到着した。
到着したと言ってもエリアは広いので、中を見て回る。
地元民のためのマーケットみたいで、正直買うものはない。
積み上げられたリモコンの山。壊れた携帯の山。汚いトマトの山。そして物乞いの山。そんなカオスな雰囲気を楽しむ場所。
説明するより写真見てもらった方が早い。
昔のニューヨークのスラムの一角みたいな場所。
比較的綺麗なお店が並ぶ場所もあれば、
一体何を売ってるのかさっぱりな場所もある。
ロバも売られている。
人も売られてるんじゃないかと思ってくる。
完全積載重量Overなトラックも走ってる。
どこもかしこも賑わっていて人だらけ。
そんな中、やたら楽しそうな現地人と一緒に、ココがビニール袋に入れられた謎のジュースを買って飲んでいた。
よくそんなの飲めるな。。
このマーケットも相当スリが多いらしいので基本緊張して歩いているのでただ歩いているだけでも随分と疲れる。
ジロジロ見られるのは当たり前で、変なおっさんが突然近寄って来たりするし、なんか怖い。
しかも全員もれなくチャイナチャイナと喋りかけてきてうるさいし。
日本人だと正したところで反応ないしw
基本あんまり会話にならない人ばかりでほんと疲れる。。
暗くなってさらに危なくなる前に早々にホテルに戻った。
ホテルに着く前にTomoca Coffeeとかいう有名らしいコーヒー屋をトライ。
一杯16ブル(65円くらい)からでカフェラテとかは20ブル(80円くらい)だった。
その辺のコーヒー屋より数倍高いらしいが、店も清潔だし接客もいい。そしてなにより高いと言っても日本感覚だとめちゃくちゃ安い。
おしゃれな内装。
エチオピアンコーヒーは酸味が効いていて美味しい。
ホテルに戻る前にココが何やら知らないおっさんから、これを食えとトウモロコシを渡されていた。ココよ、よくそんなの貰って食おうと思ったな。。
日本にあるようなトウモロコシとは異なり、粒がとても硬い。ポップコーンを火にかける前みたいな硬さ。
味は甘くないトウモロコシだった(結局僕も食べた)。
無事スリもなくホテルに到着した。
そしてその夜悲劇が。
綾子のお腹が下痢ピッピボーボー。12時くらいから劇的に悪化して、トイレにこもりっきり。しかもお腹が下痢なだけじゃなく胃もお腹も痛いという。
そして僕も多少緩いが同じ症状。
2人同時の食あたり。。。
原因はなんだ!!
考えられる事いっぱいあるぞ!!!
昨日食った生牛肉か!?
昼に食べた臭い豚肉とタケノコの中華か!?
マーケットで飲んだ謎のジュースか!?
それとも知らんおっさんから手渡しでもらったトウモロコシか!?
どれだ!?
全部か!!!
結局症状が酷すぎて、バスでウンコ漏らすわけにいかないので、明日早朝のバスは中止することにした。
続く。
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