ベツレヘム:キリスト誕生の地はパレスチナ自治区のアラブの地
こんにちは、テンです。
今日は(2018年10月17日)ベツレヘムを目指します。
タイトルの通りですが、ベツレヘムはキリストが誕生した場所です。
みんなが祝うクリスマス、まさにそのきっかけとなった場所に今日は行ってきます。
ベツレヘムはいわゆるパレスチナ自治区の中にあります。
イスラエルでもなくキリスト教でもなく、アラブ人のためのイスラム教の場所。
パレスチナと聞くとちょっときな臭いイメージがあります。
ガザ地区、戦争、難民、そういうイメージが付きまとう場所。
でもパレスチナは十分安全でエルサレムから簡単に行くことができるようです。
旧市街地の北側にあるダマスカス門のすぐ近くにあるバス停からベツレヘム行きのバスが出ているようです。
バス番号は231。
このあたりタクシー勧誘が多いですが、簡単に引き下がるレベル。バスへ乗り込みあっという間に到着。
到着するとまたしてもタクシー勧誘が待っていました。
ただベツレヘムのタクシー勧誘はエルサレムのタクシー勧誘とはレベルが違った。
目の前で1人断ってるのを見てるのに、終わると次の奴が勧誘にくる。
ここから壁(イスラエルとパレスチナを隔てる壁)を見に行こう!
イギリスのアーティストの作品を見に行こう!
教会に行くのかい?ここからじゃあ歩ける距離じゃないよ!(実際は歩いて10分15分の距離)
興味ない!って言ってるのにしつこいのなんの。
嘘までついて悪質。
極め付けが、最終的にダメだとわかると態度が一変して最悪になる。
本当こいつら死ねばいいのに。
アラブ系ってどこ言ってもこういう勧誘がうざい。アッラーの教えってこうなのか。
パレスチナ側とイスラエル側は大きく雰囲気が変わる。一気にイスラムの様相になり、アラビアンナイトのような景色。
貧しいからなのかは分からないが、売っているものもいかにも安物で、街も汚い。
エルサレムと違い観光客も少ないのか、ジロジロ見られる。
正直治安面が不安になる感じ。
が何事もなく目的地に到着。
<<降誕教会>>
上で説明した通りキリストが誕生した場所に建てられた教会です。
入り口ではガイドの勧誘が多いですが、軽くあしらって入場。
入り口狭っ!!
通称Door of Humility、謙遜のドア。
大した教会じゃないので、、、と別に謙遜して小さくなったわけじゃないです。
馬に乗ったまま攻め込まれないよう十字軍が小さくし、その後イスラム到着でやべえ攻め込まれると、もっと小さくして今のサイズに。
ただよく見ると当時のオリジナルサイズの跡が残ってます。
中に入ると4世紀当時の木造のドアが残ってる。
石で4世紀なんてゴロゴロありますが、木造でこのレベルで古いのは価値がありますね。
教会自体も一度壊されて、当時のオリジナルがそのまま残っているのは中の柱だけとか。
教会の奥には祭壇があります。豪華絢爛。
その中で一際異彩を放つ14の角があるスターの装飾。
なんとこもスター、一度盗まれてレプリカw
キリスト教のそれぞれの宗派が責任のなすり付け合いをして今に至るのだとかw。
そしてこのレプリカスターの真下にキリスト誕生の場所があります。
が、しかし、、、
そこを見るためにはこの長蛇の列に並ぶ必要があります。。。
何時間かかるんだろうか。。時間に限りのある団体客はこれを見ずに引き返していきます。
祭壇近くに飾られている並ばないと見れないレリーフ。
これまた並ばないと見れないもの。キリスト誕生の場所に置かれているキリストの死の場面。
下の骸骨は何を表しているのでしょうか。
おそらく2時間くらい並んだでしょうか。いよいよ誕生の場所への入り口の前に到着です。
下る階段があり、その先は非常に狭い入り口になっていて、ここのカオスっぷりったら半端ない。
酷かったのが後ろのほうにいた韓国人団体マナーのなさ。
フランス人たちはあなたが先に並んでいたのだからと場所を譲ってくれるが、そこに後ろからクソ韓国人が押しのけて入ってくる。
それも自分から押しのけて前に入ってきておいて、後ろの人に押さないでとか図々しくも注意するクソっぷり。
フランス人たちも呆れていた。
最後の扉を抜けると、、
ここがキリスト誕生の場所。クリスマスの場所。
熱心なキリスト教徒の人たちはここにひざまづき祈りを捧げます。
僕らはキリスト教徒ではないけれども、やっぱり何か厳かな気持ちになるもの。
そんな神聖な場所でも順番抜かしをかますのがクソ韓国人団体客。
順番抜かしの上に、みんな並んでいるので一人一人限られた短い時間で観光もしくは祈りを捧げるのにこいつらだけは写真バシャバシャ時間かけてとるわで時間をふんだんに使っていく。
しまいには係員に注意されていた。
彼らはこういう神聖な場所に来る価値がないし、仮にキリスト教徒だったらもっとキリスト教について学ぶべき。今のままでは最後の審判で確実に地獄行きですよあんたら。
同じアジア人で似た顔をしているだけに、自分たちまで同類と思われるのが嫌なので本当に勘弁してほしい。
2時間並んで見るのはほんの一瞬。ほんとディズニーランドのアトラクションのようです。
降誕教会の真横には別の教会が建っています。
世界的に有名な教会。なぜなら、クリスマスイブに全世界に中継されるらしいから。
でも特に見どころらしい見どころはなしw
ここ以外に特に見るものはないので、行きに降りたバス停まで向かう。
その帰りのことだった、なぜかスーパーでよく見るショッピングカートを押しながら少年が付きまとってくる。
何かこっちに言ってきているが、言葉が全然分からない。何をしたいのかすら分からないが気持ち悪い。。
強めに付きまとうのはやめてくれと言うと、突然叫び出した。それもカートをバタバタさせながら。
大人の人が止めに入り注意されていた。
まだ背も120cmくらいでただの小さな少年だったので恐怖は感じないが、ただただキモいしウザい。。。
ココは普通にテンション下がっていた。
そこに追い打ちをかけるように暴動が発生。
ただの喧嘩かもしれないが、地元の人もその現場を避けていく。
僕らも足早にその場を逃げるように去っていき、何事もなくバスに乗れたのだが、やはりこのあたりは危険なのだろうか。。
行きはなかったが、帰りのバスの途中で検問があった。
どうやらパレスチナ人がイスラエルに入る場合何やら検査があるようだ。
パレスチナ人はバスから降りて何やらパスポートらしきものを検査官に見せていた。
我々日本人はスルーでバスに乗りっぱなしだった。
パスポートも見せたりはしなかったが、念のためパスポートは持って出た方がいいかもしれない。
途中で見えるパレスチナとイスラエルを分断する。検問を経験し、ただの壁じゃないんだなとより実感する。
尚バスは一度エルサレムを超えてまた逆戻りする。そんなこと知らないもんだから乗り過ごしたと超焦った思い出。
エルサレムに着いたときダマスカスゲートが封鎖されていた。
何かのイベントかと思ったら、持ち主不明のカバンが放置されているのだとか。
結果的にただの忘れ物だったのだけど、ここまで大ごとになって、持ち主超名乗り出ずらかっただろうなw
僕だったら中に大したもの入ってなかったら諦めるかもしれないw
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