ついに南アフリカ、北斗の拳の世界と恐れられたヨハネスブルグに到着!そしてクルーガー国立公園へ。
ココです。
リアルタイムだと、もーすぐオーストラリアを出発してソロモン諸島から旅を再スタートさせる事に決まりました。
ファックやカントというワードが凄い勢いで飛び交ってるオーストラリアの村、マリーバともお別れです。
今回アフリカ横断最後の地、南アフリカに到着した時の記事です。
ヨハネスブルグって今はマシだろうけど、昔はめっちゃ治安悪い、暴力が支配する北斗の拳の世界かのように言われていたので正直少しビビってました。
でもこっちも退かぬ!媚びぬ!省みぬ!の精神で行ってきました。
今日は2019年1月10日。
南アフリカとのボーダーに到着。まぁまぁ綺麗!
何言われるか分かんないのでボーダーでは基本写真撮りません。
何故か電化製品の持ち物の詳細を紙に書かされて面倒だったけど、それ以外はビザも要らなかったし、すんなり入れた。ボーダーを超えた時、これがアフリカ最後の国だとしみじみ感じた。
バスに再搭乗し、ヨハネスブルグに向かう。しばらくすると休憩所に着いた。
休憩所には売店やATM、バーガーショップがあった。
こんな感じで1つ1000円以上する。普通に美味しい。
これを買うためショップで並んでいると、若い女の子が『あなたが先に並んでいたのであなたが前だよ』と教えてくれた。どっちでもいいので譲った。
ボツワナか南アの子かわからないけど、アフリカでこんな事言ってくれる人に今まで出会わなかったので少し嬉しかった。
そしてバーガー屋の店員さんが英語ネイティブではない白人のおばちゃんだった。やっぱり他のアフリカとは少し違う。
アフリカ横断スタートの地(エジプトもだけど)エチオピアは中東と黒人の混血ぽい感じの人が多かった。
そこからケニア、ウガンダ、タンザニア、マラウイ、ボツワナでは”私が想像していたアフリカ人”に会うことが出来た。
南に下るにつれて南アフリカ国籍の白人や混血の人を見るようになった。
土地によって人種や文化が違うのは当たり前かも知れないが、国境近くだとそれが微妙に混ざってたりする。はっきりと別れてはない。
それを移動しながら徐々に変化があるのを見て楽しめる。これが私が思う陸路でのアフリカ横断の良い所です。
悪い部分は無限(°▽°)
ヨハネスブルグに近づいてくると、大きなビルと共に落書きや汚い道が増え始める。どこ行っても都会と落書きはセットのような気がする。
景色は都会でも人気の無い場所の雰囲気は先入観のせいか、ちょっと治安が悪そうな雰囲気という感想だった。(写真の絵はとても綺麗だけど)
ヨハネスブルグは、とくに観光の予定も無く、陸路で南アフリカに行く場合、まず通る必要があるので来ました。
15:00ごろにヨハネスブルグ駅に到着した。
駅は新しめで綺麗。
(実際到着したバス停は地下だけど参考までに!)
乗客の現地人ぽいオバちゃんに、この辺の治安を聞いてみると
オバちゃん『ターミナルの中は大丈夫だけど外は危険。外の人に道とか聞かない方が良いよ』
と言われた。
降りた先のヨハネスブルグ駅の中に入ろうとしたら、警察に私たちだけ止められ、
警察『銃を持ってるか確認する』と急に路上で持検された。
この警察、偽物かも知れないし、ガッツリ貴重品は手で掴んだままカバンの中身を見せた。
警察さんには満足してもらい、やっと駅の中にたどり着いた。
中も普通に綺麗な駅。北斗の拳の世界っていうのは昔の情報やったんやね。
今回はここからクルーガー国立公園に行く予定だった。
クルーガー国立公園では自分の車と運転でサファリが出来るのでレンタカーが必要。
早速レンタカーを探すが、駅直結の店の車は全部借りられていて無かった!!
仕方ないので、とりあえずヨハネスブルグのarbnbを予約して一泊することに。
駅内でSIMカードを買い、お腹が空いたので駅内を歩いていると久しぶりにナンドス発見。
ピリ辛チキンが美味しい。イギリス時代にはお世話になったナンドスだけど、南アフリカ発祥やったんやね。
となりのイギリス人のおばちゃんに『アンタたち日焼けで真っ黒やな!』って声掛けられた。
お腹いっぱいになったので、宿までの移動でウーバーを呼ぶ。この辺りもタクシー強盗が多いそうなのでやっぱりウーバー。
ウーバーを待つが、全然来ない。
参考までに駅の真横ではないが、その周辺はこんな感じ。
待っていると雨まで降り出した(°▽°)
雨の中、駅の外に立ってウーバーを探していると、フラフラしている浮浪者の人がチョロチョロ周辺にいてちょっとビビってたら、急におじさんに声を掛けられて更にビビる。
おじさん『もう少し屋根の下に来ないと濡れちゃうよ!』
良い人や。私ビビりすぎて失礼やなー
もう少し堂々としよう。
ウーバーやっと来たので、しつこいけど運転手さんにも一応安全か聞いてみた。だって一応昔は修羅の国って言われてたのがここ、ヨハネスブルグやし。
運転手さんは『安全だよ!19時までは』と言った。
昼間は大丈夫と聞いてとりあえず安心。
夜は出歩かんとこ!
宿まで移動していると、普通の住宅地みたいな雰囲気の景色から裕福で大きな家が多い景色に変わっていった。
宿のオーナーさんは白人だった。いい人やし家もめっちゃ綺麗。綺麗ながら家の周囲は電気が通ってる有刺鉄線でぐるぐるに守られていたのでやっぱり治安は悪いんかなぁ。
しかもこの家には、めちゃくちゃ大きな太った猫と小さな犬がいて可愛いかった。
ウェルカムチョコやー
しかもネットフリックスも見れる!やったぜ!
クルーガー国立公園について調べる。
私が楽しみだな!と調べている隣でテンは『どうしようーーー』と調べながらうだっていた。
クルーガー国立公園へ行く方法でなぜ迷うのかと言うと、公園が大きいので出入り口がいつくかあり(○○ゲートとそれぞれ名前がついてる)、それによって見れる動物もホテルの場所も変わる。
しらみ潰しに自分達に会ったルートを探し、Orpen Gateから行く事に決定した。ホテルは予約してないけど、沢山あるのでなんとかなるだろう!!!
夜の外出は怖いのでそのまま宿でお休みで今日は終了。
翌日。
宿をチェックアウト後、レンタカーを借り、クルーガー国立公園へ出発!
これが借りたレンタカー。十分綺麗!
ヨハネスブルグ内は普通に大都会で運転ルールもイマイチ分かっていないので運転しにくい。
しばらく走るとすぐ郊外に出た。
南アは今までのアフリカと違って道がきちんと整備されていてとても走りやすい。
他の国は道端にキリンとか象が普通にいてもおかしくない(実際にいるし)自然感あふれる道だったけど、南アでは道端に象はいなさそう。
だんだんと自然が広がってきてドライブしていても気持ちいい。
イギリスの田舎でも運転しているような感じ。
でも、たまに目に入るスラム街が、ああここは南アフリカなんだなということを思い出させる。
綺麗な都会のすぐ近くにあって、かなりの格差を感じる。
一度道を間違えてUターンするためにこういうところに入ったんだけど、泊まった宿の周辺と比べるとえらい違いだった。
お金って全部に上手くは回らないものなのかなぁっていう誰にでも思い浮かぶような感想だけが頭に出てきた。
自然な景色を進む。
休憩挟みつつ、14時から21時くらい(7時間!)かかってOrpen Gate最寄りの宿泊ロッジが並ぶエリアに到着。
夜は国立公園に入るためのゲートは閉まっていて入れないので、この最寄りのロッジの中から宿を探す予定だが、何とかなるだろうと全く予約もしていない。
進むと国立公園へ入るゲートとは違うゲートがあった。どうやら全てのロッジはゲートに囲まれた広大な私有の敷地内にあるようだ。
ゲートの入り口には看守の一人の男性の黒人スタッフがいた。
彼に事情を伝えてロッジの部屋のお値段を聞いたところ、なんと一室3000ランド(23,000円ほど)くらいからだと。高すぎい!!
いやー、調べてなかった私たちが悪いけど!
最悪は車の中で野宿かな、、とかこのスタッフと話していたら、彼曰くゲート外はライオンや象も出るので危険。そしてそんな動物たちより人間がさらに危ないから、野宿は絶対やめた方がいいらしい。怖っ。。
流石に3000ランドは高すぎるので、このゲート内のロッジでキャンプをさせてくれるところはないか彼に調べてもらったが、どのロッジもキャンプはNG。
彼も一生懸命協力してくれて、ゲート内の最安を探してくれた結果一部屋2200ランドという所まで見つかる。
が、それでもやっぱ高すぎる。。他のところに移動しようにももう夜10時くらいで遅すぎる。困り果てた私たち。。
すると彼が『ゲート内のこの看守の部屋のそばで車止めて寝ていいよ』と!!
本当にありがたい!!ここなら安全だし、それにタダだし!めっちゃラッキー!
看守の部屋にあるお手洗いも使わせてくれたし、水道も使わせてくれたので歯磨きも洗顔も出来た。
この看守さんめちゃくちゃいい人で感動。
ちなみに朝撮った、寝泊りさせてもらったゲートと看守のお部屋はこちら。
夜は暑いので車の窓開けるとよく分からないような虫が入ってきたりして暑いわキモいわでキツかった。
しかしタダなので我慢!!
ということで今夜は、おそらく旅初の車で野宿!
明日は動物沢山見られるかな〜!
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アフリカで一番快適なサファリ、クルーガー国立公園(前編) 2020.02.01