カタベイでクリスマスイブ。幻想的な蛍のイルミネーション

2019.10.28
マラウイ
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こんにちは、テンです。

2018年12月23日、イライラしながらもマラウイのカタベイに到着した僕ら。

明日はクリスマスイブ、そして明後日はクリスマス。このカタベイで僕らはクリスマスを過ごすことに決めた。

カタベイはマラウイ湖の湖畔に面したリゾートで特に有名な場所。そんな中でも良いと評判のホテルが2つあり、１つがMayoka Village、そしてもう１つがButterfly。この2つはほぼ真横通し。

予約は取っていなかったのでとりあえずMayoka Villageの方に行ってみたが、なんと今日は満室。自分のテントでテント泊なら場所はあるが（一泊5米ドル/人）、翌日からの部屋も一部屋36米ドル、ドミでも12米ドル/人と下調べしていた価格に比べて随分と高額。てかなんでドル建てなんだ。

ただホテル併設のバーも雰囲気がよく、ロッジが湖畔に面していてとてもいい雰囲気の宿だ。客はみたところ全員白人だった。

とりあえず保留でButterfly側へ。部屋は今日は一番シンプルなベッドのみの安い部屋のみが空いていて、トイレバスが共有で12,000クワチャ（1800円ほど）。ドミは5,000クワチャ/人（750円ほど）。Mayokaに比べて半額くらい安い。翌日からはトイレバス専有のしかも湖畔に面しためっちゃいい部屋が16,000クワチャ（2,500円ほど）で空いてるらしい。

と言うことでButterflyに決定。

森の中に佇む自然を感じるホテルだ。

ホテルの食事スペースやらバーやら至る所からマラウイ湖が一望できる。

実は到着した時点で陽も暮れていたのだけど、チェックイン後早々に停電に見舞われた。待てど待てど電気が復旧しない。その間ずっと真っ暗。だからこそとても素敵なものが見れた。

それは蛍。

あたり一面にほのかに光る蛍。

チカチカ儚く光る美しい自然の光。よく見ればゴキブリと変わらない見た目のくせして幻想的な昆虫。

あまりにほのかなので写真には上手く写せなかったがとても幻想的。

明日はクリスマスイブ。毎年クリスマスはクリスマスツリーを出して綺麗に飾り付けして過ごしていた。今年はアフリカ横断で全然ツリーもライトアップもなく、全くクリスマスらしい雰囲気を味わえなかった。

ここに来て自然の天然のライトアップが堪能できた。メリークリスマス。

電気がないのでロウソクの灯りを灯す。なんだかクリスマス気分。

その後無事電気が復旧。電気が復旧すると蛍の光は見えなくなった。今日はずっと停電しててもよかったかなぁ。

クリスマスらしく夜は蚊帳の中で映画を見て一夜を過ごした。

そして翌日クリスマスイブ。

めでたいクリスマスイブは生憎の大雨スタート。雨の中、朝一でお部屋のアップグレード。

お引越しするのはこのお部屋。もちろん丸ごと貸切でトイレとバス付き。

お部屋は綺麗で大きなテラス付き。

そしてそのテラスからは、

マラウイ湖が一望できる。

さっきまでの部屋とたった4000クワチャ（450円ほど）の差で別世界。

お部屋の真上の木には猿がいっぱいいる。雨で木が濡れているので、お猿さんが動く度に大量の水が木から降ってきてトタン屋根の天井に降り注ぎ、太鼓でも叩いてるかのような大きな音がなる。

お昼頃にはやんだので町に出かけた。目的は携帯のSimカードとシャンプーと現金引き出しと翌日のクリスマスの食材探し。結構やることあるんですクリスマスイブなのに。

最後の食材探しというのはこれのため↓。

明日クリスマスの日にここButterflyでクリスマスパーティーがあるのだ。パーティーに参加するには一品持ち寄りが必要なんだそうで、キッチンは貸してもらえるそうなので食材を買いに行く必要があったのだ。

日本人なんて珍しいだろうし、ここは日本食を作ってみよう。

町までは如何にも田舎って感じの道を歩いていく。こんな何もない道の途中にたくさん土産屋が並んでいた。

雨のせいなのか元々なのかは分からないが、川がこれでもかというくらいに濁ってる。

30分ほど歩き町に到着。

大きな町ではないけれど、クリスマスイブだというのに沢山の人がいてとても賑わっている。

その中で露店が集まるローカルマーケットエリア発見したので覗いてみた。

すこぶる品揃えが悪い。バナナとかキャッサバとかトマトだとかとても基本的なものしか売ってない。ここから何が作れるのだろうか。。香辛料も何もないので原材料を焼く煮るくらいしかできない。

魚介から出汁を取ろうと思ったが、魚介類はマラウイ湖で取れたであろうよくわからない魚しかいない。淡水の魚介で出汁って取れるんだろうか。。キノコ類もないので椎茸の出汁みたいなことも出来ない。

ここから日本の味なんて出せるんだろうか。。。

使えそうなのは大量の米ばかり。。おにぎりくらいしか思いつかない。ちょっと逃げっぽいメニューだなぁ。。

まだ明日まで時間があるのでちょっと考えよう。

残る雑用はSim、シャンプー購入と現金引き出し。

Simカードの購入は楽勝だった。普通の雑貨屋で購入してそこで登録手続き。ぼったくりもなく2,500クワチャ（380円ほど）で1週間で1GBとかなり安い。

続いてシャンプー。これも楽勝だろうと思っていたらなんとシャンプー全く売ってない。ありとあらゆる店を渡り歩いたが本当に売ってない。こいつら髪の毛洗わんのかw しばらく石鹸で髪の毛を洗おう。

最後の用事、現金引き出し。小さな町でもATMはいくつもあるのでこれは楽勝だろうと思っていた。が、ここにも落とし穴があった。なんとこのカタベイの町にある全てのATMはVISAカードのみ受け付けていて、マスターカード使いの僕は無事死亡。そんなことってあるのかよ。。。いいや米ドル余ってるからここで吐き出そう。

目的の半分も達成できなかったけどホテルに戻りのんびり過ごす。