エチオピアの変わった部族に会いに。ツアーのお値段

こんにちは、テンです。

エチオピアと言えば変わった部族で有名。中でも有名なのは唇に大きなお皿をはめ込むムルシ族。

この人たちね。

エチオピアに来た以上は部族はぜひ見たい。

これらの部族は主にエチオピアの南部に点在して住んでいて、その玄関口となるのがアルバミンチという町だ。

アルバミンチからは部族のツアーがいくつも出ている一方で、ツアーに参加せずに自分で部族を回ることもできる。

ただし自分で行く場合はアルバミンチからさらにジンカという村まで進んで、そこからドローカルなバスかなんかわからんような乗り物乗ってと結構大変らしい。しかも結局村々へはツアーに参加することになるっぽい。このへんちゃんと調べてないから実はもう少し簡単かもしれないが。

アルバミンチからツアーよりはお安くなるだろうが、なんとなく不安なのと面倒なのとが合わさって僕らはアルバミンチからツアーに参加することにした。

ツアー申しこみオフィスなんてものはなく、ホテルに怪しい売り込みの人がいっぱいいるので適当に捕まえて話を聞く。

まずはここのホテルを紹介してくれた怪しい日本語を話すやつに聞いてみたところ、４日間のツアーで、交渉前価格で2人で1日130ドル（=全部で520ドル）だった。

1日2人で130ドルだったら悪い価格じゃない感じがしたが、この価格に含まれているものと含まれていないものは何なのかと何度か聞くが回答を濁された。

執拗に聞くと、車レンタルとガソリン代と運転手代金のみで、ホテル代から部族のエントランス代から何から何まで含まれていなかった。これら合わせたらかなりの額になる。

しかも部族を数個見るだけだったら4日も絶対不要なので2日だけでいいと言っても頑なに4日間じゃないとスケジュール的に無理とのこと。

何から何まで信用できないので、怪しい日本語を少し話すこいつとは交渉打ち切った。

続いてホテルにいた別の人にツアーのこと聞いてみたら２日間でOkと。そりゃそうだよね。

ツアー内容は以下の通り。

●1日目
朝6時ホテル前ピックアップ。
Dimaka marketというバンナ族とハマル族が集うマーケットに向かう。
その後ハマル族の集落へ。
夜はツルミという街で宿泊。

●2日目
朝一でムルシ族の村に向かう。
その後アルバミンチへ戻り、夕刻ごろに到着するというもの。

お値段は交渉後の価格で2人で370米ドル。

ガイドへのチップと部族の写真を撮るときに部族に直接払うお金以外の全てがここに含まれている。

一応内訳も細かく聞いておいた。

250USD : ２日間の車レンタル代+ガソリン+運転手兼ガイド
200ブル : マーケットの入場料（1人100ブル）
400ブル : ハマル族の村の入場料（1人200ブル）
300ブル : 宿代（トイレシャワー付きのホテル）
1400ブル : 国立公園入場料（1人700ブル）
600ブル : ムルシ族の村の入場料（1人300ブル）
200ブル : ムルシ族の村でのローカルガイド
150ブル : ムルシ族の村でのセキュリティーガード
100ブル : ムルシ族の村での写真撮影取り放題代

これらの合計が250USD + 3,350ブル（≒120USD) =370USD となる

交渉前の価格は出会ったチリ人夫婦と4人で試算し、900米ドル。つまり2人450米ドルだった。結局チリ人夫婦は価格で折り合わず2人きりになり、価格単価が上がるはず（シェアできない部分が増えるので）が、交渉続け、なぜか人数半分なのに単価が下がった。

やはり最初の価格は相当のぼったくりだったのだろうな。

部族関連の価格で、約半年前ほどのブログを調べて書いてあったのは、とある人はジンカというムルシ族集落に近い場所（アルバミンチから相当遠い）出発でムルシ族を見るだけのツアー（1日車を貸切り、同様に二人の参加者）で160米ドルだったらしい。

僕らは185米ドルだが、ハマル族とバンナ族のマーケットに、ハマル族の村、そしてムルシ族の村に、ジンカまでの移動費往復、宿泊、食事、そして手間賃まで考慮したら、そのブログ比較では悪くないのかな。

それでもまだボラれているかもしれないが、別の無関係のエチオピア人ホテルスタッフに内容と金額言ったら、ベストではないがgood priceだと言ってた。