ペトラナイトに行かないと
こんにちは、テンです。
今日は(10月10日)アンマンからWadi Musa(ワディムサ)を目指します。
●アンマンからワディムサまではバスでひとっ飛び
ワディムサはペトラ遺跡のある町で、アンマンから南へ2、300km下ります。
ペトラ遺跡はヨルダン一有名な観光地なのでアンマンからもツアーだったりが出ていますが、個人で簡単に行けるようです。
もっとも簡単で安い方法は長距離バスに乗る事。
JETTバスがアンマンとワディムサをダイレクトで繋いでいます。長距離と言ってもたった4時間程度。
両方の町の中心をつないでいるので、飛行機で行けるのか知りませんが、あったとしてもバスの方が絶対楽。
そしてお値段はたった11JD/人でした。
ただしチケットは当日では売り切れている可能性があるので事前予約がBetterとGoogle大先生談。
僕らが宿泊したThe Boutique Hotel でスタッフにお願いして前日夜にBookしてもらいました。親切なホテルで手数料は一切取られず、チケット代金も当日チケットオフィスで支払いするので安心かつぼったくりの心配も一切ゼロ。
朝6:30出発なのでまだ薄暗く、ホテルからは多少離れているのでタクシーで向かいます。
事前にホテルの人に聞いていたタクシー価格は2JD、それ以上だったら断っていいとのこと。
案の定2JD以上をふっかけてき2JDだとダメだと。じゃぁ要らない、さよならって言うとOKOKとすんなり合意。
だったら最初っから2JDでさっさと合意しろよ。。こう言う毎度の交渉ゲームが大嫌い。
あとで知ったのが、アンマンはUberが使えて、Uberを使うと1.5JDくらいでバス停まで行けたのだった。
尚、JETTのバス乗り場はここです。ご参考まで。
快適なバスで、朝10:30に到着。
到着場所はペトラ遺跡の入り口真ん前。
ちなみに何時か知りませんが夕方くらいに同じ場所からアンマンに帰るバスがJETTから出ているので、時間のない人はこれを使って日帰りでペトラ遺跡を観光する強者もいるようです。
●着いてからが地獄
僕らはそのままホテルへ直行。
このワディラム、ホテルが超高く、どこも50ドルを軒並み越えてくるなか、Abraham Hostelというこの近辺では安くて割と質の良さそうなのをBooking.comで予約。
3.5kmほどペトラ遺跡から離れてますが、まぁ歩けない距離ではないよねと歩き始めるが、これが大間違いだった。
そしてなぜこのホテルが安いのか知ることに。
ペトラ遺跡からホテルまでほぼ一本道で迷うことはほぼないのですが、この道のほとんどが上り坂。しかも強烈な上り坂。
砂漠の炎天下、思いバックパックを背負ってこれは超つらい。
道が見えると思いますが、この先からここまで上がってきました。これでもまだ道半ばw
汗びしょびしょになりながら歩いて、ついた頃にはヘトヘトになってしまった。
チェックインしてお昼のいい時間。ただ全然動く気になれず、夕方までホテルで休憩。
●夜のペトラ遺跡、ペトラバイナイト
ペトラ遺跡は曜日限定で夜に見学できるペトラバイナイトとかいうのがあり、それがまさに今日ということが判明。
いつも思うこと。ペトラバイナイトの文字の中の”バイ”。語呂が悪くなるし要らんと思う。だから僕はペトラナイトと呼ぶ勝手に。
夕方のいい時間まで昼寝し、いい感じにぐうたらモード。
またあの長い道を降りて、そしてまた登って帰ってくるのかと思うと、全然行く気がしない。
でも今日を逃すと数日間はペトラナイトを体験できない。
ペトラナイト、、行かないと。。。
ってことで思い腰を上げて出発。
途中お腹を満たすべく、ケバブ屋だとか、ファーストフード的な安そうなお店に行くが、ことごとく値段が異常に高い。
質は低レベルなのに全てが全てロンドンより高い。
なんでショッボいケバブが一個10JD(1500円)とかするんや。。。
やむなしでバナナとか食って過ごす。
ペトラの入り口到着。
チケットオフィスでチケット購入しようとしたところ、今日はペトラ遺跡に行ったのか?と。
なんでもペトラナイトのチケットだけ販売は不可で、明日の通常チケットも購入するようにと。
料金はペトラナイト1人17JD(2550円)、そして通常ペトラ1人50JD(7500円)。
た、高い、、高すぎるぞ。。。
今まで見てきた世界遺産の中でぶっちぎりに高い。
しかもヨルダン国民は数百円程度で入れるという、大々的な外国人差別。
オープンが20時からで早く着きすぎたので入り口で時間つぶし。
ワンコが寄り添って寝てきて可愛い。
ワンコが噴水の噴射口に頭突っ込んでて可愛い。
そしていよいよオープン。
初ペトラが夜ペトラなので真っ新な新鮮さで歩く。
下に行灯のような明かりが並び綺麗。
が、一方で馬の糞くさい。暗くて足元の糞まで見えない。
火星みたい。
しばらく進むと岩で囲まれた渓谷のようになってきた。
岩の隙間から見える星空が綺麗。
どこもかしこも綺麗で写真を撮りたいのですが、携帯やら懐中電灯を光らせ歩く輩が多すぎて、光量がめちゃくちゃになって綺麗な写真にならない。
係の人が、電灯は使うなと注意するのですが、全然言うこと聞かないやつらばかりでかなりイライラした思い出。
大体が白人の若者の調子乗ってる系。
植民地時代の偉そうな感じがまだ残ってるのか。
そして歩くこと多分30分ほど、ついにあのペトラ遺跡の有名な<<エルハズネ>>に到着。
飛び込んできたエルハズネ。かなりの壮大さに息を飲む。
到着すると、何やら音楽Showが繰り広げられていました。
いいところの席は大体が埋まっていて、開園と同時に多くの客が先を急いでいたのはこう言う訳だったのかと納得。
星空、エルハズネの遺跡、そして音楽Showのライト。全部がうまくマッチして非常に美しい。
最後はエルハズネに様々な色の電灯が照射され、遺跡が赤、青、紫、緑など次々と色を変えるという出し物があり、ペトラナイトが締めくくられます。
ペトラナイトはこれより先には行けず、Showが終わるときた道を戻っておしまいです。
とても幻想的で美しく、夜の遺跡はあまり見る機会がないと思いますので、かなりいい思い出になりました。
明日はお昼のペトラです!
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