キリマンジャロ山登山!?と極寒の滝にバナナが多すぎて嫌になるぜの巻
こんにちは、テンです。
現在タンザニアのモシに滞在中。モシと言えばキリマンジェロ登山が有名ですが、よっぽどのプロじゃない限りは登山にはもちろんツアーを使うのですが、このツアーがなんと一人1500米ドルくらいするらしい。チップとか色々入れていくと一人20万円コース。
20万円って聞くと高い気がするでしょう。でも登るにあたりスタッフが何人も同行するんだって。寝袋やテントを運んでくれるのはもちろん、個人的な荷物も全部運んでくれるし、シェフも同行してとびっきりおいしい料理を5000mの標高で振舞ってくれるとか。
しかも凄いのが、荷物も何も持たない客がテントから先に出発してひいこら言いながら次のキャンプサイトまでなんとかたどり着くと、荷物を片付けて後から出発したはずのスタッフがなぜかもう先にキャンプサイトに到着していて、テントのセッティングだけでなく料理もフルコース完成してお出迎えしてくれるらしいw
スタッフも命がけだし20万円も納得。
ところで最初はキリマンジェロ、絶対二人で登頂しようねとか言ってたんですが、登頂したことある人の話を聞くと、酸素が薄くて辛くて登った時のこと何にも覚えてないとか。何で苦痛を味わうのに20万円も払うんだ、他でもっと楽しもうぜと逃げることにしました。
さて、2018年12月16日、今日は昨日一緒に温泉に入りにいったイギリス人女性に誘われてMaterni Waterfallという滝を見にいくことに。キリマンジェロ山にある滝でキリマンジェロ山の中をちょっとしたハイキングもするのでこれでキリマンジェロ山登山だ。登頂はしてないけど登山はしてる。何も嘘は言っていない。
行き方は全く調べてないが、彼女曰くタクシーが一番簡単らしいということでタクることに。相場は36,000シリングらしい。
どうせなら昨日と同じタクシーの運ちゃんがいいねぇ。でも流石に同じ運転手は見つからないでしょー。とか話しながら通りに出ると、、
いたwww
昨日温泉で一番はしゃいでた運転手発見ww
見つかるもんだなww
今日は滝まで行きたいんだけど、36,000シリングでOK?と聞くと昨日の温泉の効果もあったのか割とすんなり合意。
運転手さんがこのあたりにはとてもバナナが多いんだ、コーヒーが多いんだと説明してくれたのだけど、あまり英語が得意でなく、”多い”という英語を毎回”too much” を使用する。
でもこのToo muchという表現は”多すぎて嫌になる”というネガティブな意味合いになる。彼はそれを知らずにtoo muchを連呼する。
Too much bananas!! (バナナが多すぎて嫌になるぜ!!!)Too much coffee!!(何でコーヒーだらけなんだ!!!)
面白いので放っておいてもよかったが、イギリス人の女性がそれを運転手に丁寧に説明してあげていた。
が、結局通じなかったようで運転手はずっとバナナが多すぎて嫌になるぜ!!!とつぶやいていた。
途中の村。服装が華やかなのがアフリカらしい。
45分くらい走り滝の入り口に到着した。
運転手にどこで待ってる?って聞いたら俺も行く!!と昨日に引き続き今回も付いてきた。遊びに来てるのか。
入場料がかかるようで一人10,000シリング(500円)。コーヒーの農場見学もやってるらしく、それを入れると5,000シリングの追加になるが今回はコーヒーに興味が皆無だったので10,000だけお支払い。
ここから滝まで歩いていくのだが、スタッフがローカルガイドを付けろと言ってくる。イギリス人女性の下調べによると道は平坦で一本道でガイドは不要とのことなので、結構ですと断り続けたのだが、ガイドなしでは絶対に辿り着けないからとスタッフの人たちがどうしてもガイドを付けようとする。
イギリス人女性があまりに断り続けたので提示ガイド料金がどんどん安くなっていき、最終的に9,000シリング(450円)まで下り、そこまで言うならとその価格でガイドをつけた。価格調べてなかったので高いか安いかわからないが、かなり安めな感じがする。
結局分かれ道もあり、歩道なのか獣道なのか分からないようなところも歩き、絶対ローカルガイドいなかったら迷ってたと思うw
キリマンジェロの山の上は万年雪ながら麓はThe熱帯雨林。
Too muchバナナ発見。
これは多分コーヒー。
ドンキーコングの世界が広がる。
でっかいナメクジ発見!
カメレオン発見!こんなに小さいのにガイドの人が結構簡単に見つけるのがすごい。
お次は少し閲覧注意。
これ、黒い紐じゃないです。蟻の大群です。
時々ローカルの人が野菜や果物を大量に担いで通り過ぎていく。
子供が通り過ぎていく、と思ったら手を繋げと、一緒に手を繋いで歩いて行った。子供達は可愛い。
山を登り、作りが雑い橋を渡り、歩くこと30分。
滝が見えたー!!!
これは結構大きいぞ。
そして滝壺に到着。
この滝壺で泳ぐことができる。
が、キリマンジェロの雪解け水なので水は凍えるほど冷たい。風呂屋のサウナの横に付いてる水風呂がお湯に感じるくらい冷たい。
昨日の温泉では真っ先に水に飛び込み、何度もターザンジャンプをかましてくれたタクシー運転手。今回も俺も付いてくる!と元気に付いてきたドライバー。この冷たい水にも真っ先に飛び込んでいくのかと思ったら、俺はここで見てるよとw
何で入らないの!?昨日みたいに泳ごうぜ!と誘うと、Too much cold!!(冷たすぎて嫌になるぜ!!)と完璧な英語で返答してくれた。
お前なんで付いてきたw
意を決して飛び込むが冷たすぎて1分も入ってられない!
ココに至っては入ったもののあまりの冷たさに頭を抱え込んで止まってしまった。
これは遊べたもんじゃない。
寒い寒いと震えていたら野良犬が大丈夫?と心配して寄ってきた。
昨日の温泉とはうってかわって時間を持て余してしまった。
同じ道を引き返し、そしてタクシーに乗り込んでモシの町まで戻ってきたのでお昼ご飯を食べることに。
昨日も同じところに行ったのだが、このわかりづらい路地の奥にバー兼食堂がある。
平日の昼だというのにサッカーの試合があったのか、大の大人の男たちが大量に昼から酒飲んで、サッカーの試合に合わせて叫んでいた。
これを見る限りはタンザニアは十分裕福だと言っていいと思う。こいつらに恵まれない貧困な我々に寄付をと言われたら、まず働かんかいと突っ込みを入れないいけない。
ここのカレーが安くて美味いので昨日に引き続き同じメニューを頼んだ。ビールも頼み、昼からビール飲めるなんて最高。
おまけで猫まで付いてくる。
そしてお会計。
あれ?値段がおかしい。何故おかしいことに気づいたかというと昨日と全く同じメニューを頼んだのに会計の値段が違ったから。昨日より5,000シリング多かったのだ。
ちゃんと計算してみると、何と10,000シリング(500円)も多めに請求されている。つまり昨日は5,000シリング多めに払ってしまっていたのだ。クソーーーーー!!!!
昨日の分は諦めるしかないが、今回分はちゃんと文句言って正しい金額にしてもらった。
2日連続で間違えるはずないと思うし、ぼったくりだったのかなぁ。。。接客も良く美味しい店だっただけにちょっと残念。
やっぱり少額でもちゃんと計算して確かめるべきだなぁと反省。
腹いっぱいになったなぁと思っていたら時だった、突然携帯が繋がらなくなった。携帯が壊れているのではなく、どうもこの町で購入したSimカードが変なようだ。購入した場所にクレームしに行くのだが、僕たちはこの後事件に巻き込まれることになるとはこの時知る由もなかったのだが、その話は次に続く。
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