遊び尽くせケファロニア島
こんにちは、テンです。
さてさて、ケファロニア島に来た僕ら。
Samiという街で3泊4日過ごしたの後に向かうはLixouriという街。
バスで移動しますが大体バスで1時間くらいの道です。
地図でいうとこういう動き。
昨日のココのブログで書いたのはSamiとSamiより北の範囲、ケファロニアの北東、地図で言うと赤で囲ったエリアの観光をしました。
今回はケファロニアの西を攻めます。
便を考えて宿をLixouri付近に変えることにしました。毎度毎度東から西への大移動してられないですしね。
どうでもいいですが上の地図によるとLixouriは日本語でリクスリオンって読むみたいですね。どうやったらそうなるんでしょうか。
Sami、別れの朝(ケファロニア4日目)。
Samiで宿泊した宿は本当に良い所でした。何よりもホストマザーが良い人だった。僕らがチェックアウトする日にはあいにく仕事に出ていていないからと言うことで、前日にわざわざ別れを言いに来てくれました。一日早いお別れ。
当日何やら犬がワンワン言うなと思ったら、ホストマザーでしたw
前日のお別れの挨拶は何だったんでしょうかw
Lixouri行き、Sami発のバスが15:30に出るのですが、ホストマザーがバスの時間までゆっくり家を使っても問題ないよと言ってくれたのでギリギリまで家にお邪魔させてもらいました。
家を出る直前に、彼らの部屋に招かれました。
そして大きな貝殻をプレゼントしてくれました。部屋の中で綺麗に飾られていたのをプレゼントしてくれたのです。
この貝殻は、旦那さんが漁師をやっていて、その時にどうやら取って来たもの。
旦那さんが突然漁業用の網を持って来て、日本の網は最高だ、もつれにくい、破れにくい。一方で韓国製はダメだと言っていました。
ちなみにこの夫婦ですがギリシャ語しか話せません。僕らはギリシャ語一切わかりません。
でもなんか意思疎通できるもんなんですよね。不思議。
細かいところまではやっぱり話せないので、世界一周中でバッグがパンパンだって言ってるのに、やっぱりそこまでは通じてなかったようです。こんな大きくて壊れやすい貝殻をプレゼントしてくれたのですからw
お別れをしてバス乗り場に向かいました。
Google Mapでも出てくるのでまぁ大丈夫だろうと思いましたが、少し早めに到着。バス停を探し、これは案外すぐに見つかりました。
ところが、バス停に貼ってある時刻表には僕らの乗るはずのバスのことが書いてません。
いろんな人に聞きまくった結果、バスはバス停から出ず、港から出るのだとか。
バス停の意味わかってるのでしょうかケファロニア人は。
そしてもう一つ分かったことが、バスは15:30出発となってますが、到着する船に合わせて出発時間を調整すると。ようするに、船が到着しないとバスは出ません。
仕方がないので港で船(バス)を待つことに。
その間、Samiの宿泊先でもらった自家製ブドウを美味しくいただいていました。
自家製とか絶対美味しくないだろうとか思ってましたが、これが結構甘くて美味しかったです。
船が遠くに見え出したのが16: 15分頃。
船が見え出した人も関わらず全然やってこないバス。
本当に港であってるのかなぁ、、、実はちゃんとバス停にバスがやって来て置いていかれたとかじゃないよなぁ、、と不安になって来ます。
その15分後くらいには船が港に到着。
それでもバスはやって来ません。他のエリアに行くバスはすでにやって来て待機しています。
船からどんどん人や車が降りてきますがやはりバスはいません。
これは本当にバス停が正しい乗り場で置いていかれたんだ、、、と諦め掛けたその時、
お待たせー♫と、バスがフェリーから降りて来ました。
島の中のバスがまさかフェリーに運ばれて島の外からやってくるとは一ミリも想像せず驚いたのと同時に、港が乗り場であること、船の発着に合わせてバスの発着時間が決まるということにすごく納得しました。
バスは1人5.8ユーロで、乗り換えもなく快適楽チンの約1時間の旅。
世界一周をしているの長距離バスで10時間くらいバスに乗ることもざらにあったので、1時間なんて呼吸止めてる間に着いちゃう感じです。
Lixouriはケファロニア第二の町らしく、海岸線に沿うようにおしゃれな飲食店が多く立ち並んでいましたが、そう言う雰囲気はギリシャに長くいるとよく見るのですっかり写真も撮るのを忘れていました。
バス乗り場から5分ほど歩いたレンタカー屋でバイクを借りて今日から3泊4日お世話になる宿泊施設に向かいました。
大きなバックパックを二つ抱えて、かつ二人乗りなので超慎重な運転です。
時速15kmくらいのスピードで移動しました。
そして本日の宿に到着ー。
今回もAirbnbで調達です。宿泊はこの写真に写ってる建物。奥に見えるのがメインの建物でここに大家が住んでいて、僕らはこの離れを丸ごと借りる形です。
部屋も広くて清潔、キッチンも必要なものは全てついていて完璧です。
テラスもあって、外で食事もできます。
ここのオーナーさんもとても良い人で、庭になっているレモンを自由にお食べと言ってくれました。
ギリシャ人はどうも庭でとれた果物を旅人に振る舞う傾向があるようです。
後、カナダに長年住んでいたこともあり英語がペラペラなので意思疎通は全く問題なし。
今日は移動疲れで自炊する気にならず、徒歩数分のところにあるタベルナ(ギリシャのレストランのこと)に行きました。
外のテラス席の一番いい席ゲット。
トマトサラダ、豚の串焼き、そしてトマトのピザを注文。
手前右、ピザのはずですが、これは一体。。。
食べたところ、焼きトマトの中にラザニアのようなチーズとご飯を混ぜたものが詰め込まれていました。
これがギリシャ風ピザなんでしょうか。
味はとても美味しく、そして驚くほど安かったです。一品3ユーロ(400円くらい)とかそういう価格。
時々猫がやって来ては飯をせがむので、ココが自分の食べる分のほとんどを猫にやっていました。
Lixouri2日目(ケファロニア5日目)
遊ぶときはいつでも早起き。10時に起きて11時に出発です。
<<Xi Beach>>
今日一発目のビーチはXi Beachです。Lixouriからみて南にあります。
ギリシャのビーチって石のビーチが多いのですが、ここは珍しく砂浜。
そしてさらに色が茶色。
砂の色はう●こ色ですが、相変わらず水は透明で綺麗。
ギリシャの海というかケファロニア近辺の海って、めちゃくちゃ透明で綺麗なのですが、めちゃくちゃ冷たいのです。銭湯にある水風呂くらい冷たい。
長く遊んでられないという欠点が。
となるとすることは一つ、砂遊び!
2人でぼのぼの作りをしました。
ココ作、考えないぼのぼの。
ちなみに波に流されこれは2代目。考えずに波が来るところに作るから。
テン作、セレブの休日ぼのぼの。
白人の子供にゴミと間違えて蹴っとばされそうになりました。
この芸術をわからんとは、、、将来が心配です。
近頃自炊ばかりなのでたまにはレストランで昼食をと思い、ビーチ沿いのレストランへ。
雰囲気はそれはそれは良かったのですが、高いし味もイマイチ。
魚の丸焼きでも食べるかぁとか思い注文しましたが、32ユーロと聞いて慌てて取り消しました。
魚丸一匹とはいえ高級店でもない店で、4000円を超える料金は高杉、ホーリーシット。
昼食後に別のビーチへ向かいました。
<<Lagadakia Beach>>
Xi Beachから西へ進むこと15分くらいでLagadakia Beachに到着します。
結論から言うとこのビーチがLixouri近辺のビーチの中で一番良かったビーチ。
水がそれはそれは透明でまるで人が浮かんでるように見えるんです。
ぷかぷか。
岩場を歩く僕。でもこれ水の中ですよ。
おそらく透明度30m以上。
地形も結構面白いんです。
洞窟もあったりします。
唯一の欠点は蜂がブンブン飛んでることでしょうか。
このビーチ、実はビーチが二つあります。サクッと駐車場からこれるビーチも十分綺麗で人も少ないですが、そこからほんの2分歩き、側の丘を超えたところにもう一つ隠れビーチがあります。
そっち側の方がプライベート感が増しますので是非行ってみてください。
そして悲劇
超楽しく遊んでいたのですが、なぜか突然Goproが死亡しました。
買ったばかりでまだ半年も経っていないのに。。。突然電源が落ち、起動しなくなりました。
水没?と思いましたが、Gopro Hero6は水深10メートルまで使えるのが売りなので水没ではないと信じたいのですが、水没的な症状。
と言うもの乾かしたらまた起動したので。。。
水中ハウジングを持っているのでこれからはハウジング付きで使用しようと思いますが、ハウジング付きだと操作性が悪くなるので非常に残念。
ヨドバシカメラで購入したので、明らかな初期不備なので一年間は無料で修理できますが、修理しようかどうしようか迷い中。日本に送るの面倒だし。どうしたものか。。。
さてさて遊び疲れたので帰宅して夕食を取ることにしました。
もちろん自炊ですが、本日作るのはギリシャ風魚の丸焼き!
昼間に36ユーロとかふざけた料金を提示されて断ったものの、やっぱ食べたい。でも高い、なら作ろうってことで挑戦することに。
スーパーで魚丸ごと4.5ユーロで購入。内臓の処理や鱗取りはもうされていたのであとは調理するだけ。
でもギリシャ風の焼き魚は初めてだったのでレシピを見ながら調理しました。
- 魚を綺麗に水洗いし、キッチンペーパーでよく水分をとり、オーブン皿に乗っける。これは次の工程でふりかけるオリーブオイルがもったいないから、元からオーブン皿の上で調理すると言うことらしい
- ティースプーン2杯分のオリーブオイルを魚の片面に塗りたくる。尾っぽから頭まで。これは焼いてくっつかないように。裏面も全く同様に行う
- ティースプーン1杯程度のオリーブオイルを魚の内部にも塗り込む
- できれば粗塩、なければ普通のお塩をティースプーン1/3から2/3程度、魚の両面、内部にふりかける
- 胡椒も適量魚の両面と内部にふりかける
- 半月切りしたレモンスライス3枚を魚の内部に入れる
- 大きめの絞るようのレモンもオーブン皿に乗せる
- あらかじめ中火から強火の間にオーブンを温めておき、魚をオーブンに投入
- 絶対に最低でも6-8分は魚を動かさずじっくり焼く。レモンはいい感じに焼けたら取り出しておく
- 片面がいい感じに焼けたらひっくり返し、同様に絶対に最低でも6-8分は魚を動かさない。
- もう片面も焼けたらオーブンから取り出し、焼いておいたレモンを絞って完成。お好みで追いオリーブオイルをしても良い
これでできた料理がこちら!
ばばーーん!!
魚めっちゃいい感じに焼けました!しかもめちゃくちゃ美味しい!!
魚って食べに行くと36ユーロはしなくてもやっぱり高い。でも自宅だったらたった5ユーロ程度でできちゃいました。しかも調理は超簡単でした。レモン切って入れて塩胡椒して焼くだけ。
これだったら魚次から食べに行かなくていいやと思ってしまった。
トマトとモッツァレラでカプレーゼ作って、冷凍のパエリアをちょっと味付けして、贅沢な夕食でした!
Lixouri3日目(ケファロニア6日目)
この日はココの調子が良くなかったので(と言ってもおとなしく寝ていれば大丈夫なくらいなので心配ご無用です。)ココはお留守番して僕1人で出かけました。
<<Petani Beach>>
一発目はPetani Beachです。
1人虚しくバイクを走らせます。
全景。
このビーチはLixouri周辺では最も有名なビーチなので人が多い。
海に向かって左半分が特に人が多く、パラソルだらけ。
ココがいなくて一人なので余計に人が多いところが嫌に感じます。ようは寂しいのです。
ただ右半分は人がガクッと減ります。それは道が険しいから。
こんな岩と砂利だらけのところをしばらく歩くと、、
随分と人が減ります。
さらにその中でも一番奥までやってきました。
流石にこのあたりまでくるとほとんど人がおらず、たまにカップルがいちゃつきながらやって来ますが、僕の1人の負のオーラがそれを寄せ付けません。僕を見るなりさっさと去って行くのです。
シュノーケリングを取り出してこの岩の周りをぐるっと泳ぎました。
浅そうに見えますが、実は10m以上あります。そしてこの岩の右側は波が強い強い。
いつもだったらそんなに怖くないのですが、流石に1人となるといざという時に助けを求めれないので、なぜか海が非常に恐ろしく感じてしまい、すぐに引き上げてしまいました。
<<Atheras Beach>>
次に向かったのはAtheras Beach。北のはずれにあり、山道を随分と走る必要があります。
遠くに見える湾、あれがAtheras Beachです。
天気がいいので海に1人で入ってるよりも、バイクで風を浴びてる方が楽しかったりします。
バイクは二人乗りしていても、風のせいでうるさくてあんまり話せないので正味1人で乗ろうと2人で乗ろうと同じなので。
到着。
見ての通り何にもないビーチでございます。
Googleの評価件数も5件とかで、他のビーチは最低でも100単位、有名なのだと5000件の評価があります。ここの寂れ具合がお分りいただけるかと。
でもここのビーチ僕は好きでした。と言うのも海が超暖かい。
上で書きましたが、ギリシャの海ってなぜかとても冷たくて、ゆっくり入ってられないのです。でもここは暖かかった。
下が白い砂浜で魚もほとんどいないのですが、波もゼロと言っていいほどなく穏やかで、ぷーかぷー1人でただただ空を眺めて過ごしました。
<<Vouti Beach>>
夕暮れに近づいて来たのですが、もう一個くらい行っておくかと思い向かったのがVouti Beach。
雄大な自然を眺めながらバイクを走らせます。
写真のために立ち止まり耳をすますと、どこからともなくカランコロンと鈍い鈴のような音が聞こえて来ます。
姿は見えませんが、山羊がいるようです。
ここで飼われている山羊は首輪に鉄の鈴がつけられています。
この写真の自然のどこかに山羊の群れが写ってるかもしれないですね。
地図で見ると近かったのですが、ぐるっと遠回りをさせられ、到着した時にはなんと太陽の日が傾きすぎて、すでに山の影がビーチを覆っていました。。。
流石に入る気にならず、唯一このビーチだけは上から眺めるだけで帰りました。
このビーチですが、山を下って入って行くのですが、当然ながら出るときはもちろん上り坂になります。そしてそれがかなりの急な坂で、舗装されていない細かい砂の道なのです。
困ったことにタイヤが滑って一向に前に進まずその場でタイヤが空回りし、砂埃を撒き散らします。
四苦八苦している僕を横目に車が横を爽快に駆け抜けて行くのですが、彼らも多少はタイヤが空回りして砂埃を壮大に巻き上げていきます。
ほんの20mくらいの坂道を10分くらいかけて進んだり戻ったりしながらなんとか登り切った時には僕は砂まみれになっていました。
砂地はバイク気をつけよう、オフロードバイクって大事だなぁ、50ccバイクだったらやばかっただろうなぁ(僕のは125cc)、こんなところココと二人乗りだったら絶対無理だっただろうなぁとか思ってゆっくり走っていたら、後ろからお先ー!と原付50ccに二人乗りしたファンキーな老人夫婦が颯爽と過ぎ去っていきました。
あの老人夫婦は僕が砂まみれになって苦労した坂道をいとも簡単に抜けて行ったのか。。。。
ただこの後は綺麗な舗装された道です。
海を横に続く舗装された道をかっ飛ばして帰りました。
これでLixouri近辺の観光は終わり!次の日はケファロニア最後の滞在の場所Trapezakiへ移動します!
そうそう、これでLixouri周辺のほとんどのビーチは制覇したのですが二つだけいきたかったのに断念したビーチがあります。
Lixouriから見て西にあるAmmos Beachと北にあるFteri Beachの二つです。
Ammos Beachは地震により道が決壊し、ボート以外では険しい山道を重装備で数時間歩く必要があり、それは流石に無理と判断。アクセスがしにくいので人がほとんどいないという人見知りの僕らにはもってこいのビーチと聞いていたのですが、まさかそこまで辿り着くのが難しいとは思ってもみず、人見知り以上に根性なしなので絶対無理。
Fteri Beachは地元の人曰く一番綺麗なビーチとか言われていたのですが、船に乗らないといけない場所ということと、ココの体調が良くなかったので、1人で行ってもなぁと思い諦めました。ようは一人じゃ寂しいのです。
誰か行ったことがあったらどういうどこだったか教えてくださいね!!
以上
世界一周ブログランキングに参加しています。よければ下をクリックしてください。ランキングが上がり私たちが大はしゃぎします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
-
前の記事
美しい!ベストシーズンのケファロニア島 2018.08.26
-
次の記事
ケファロニア島のTrapezakiを遊び尽くすぞ! 2018.08.28