モシからイリンガに行くんが
こんにちは、テンです。
現在タンザニアのモシに滞在中。実はタンザニアには特に用事はない。
いや本当はンゴロンゴロでサファリしたかったのだけど、マサイマラと違って自力で行く方法がわからない。それにマサイマラよりツアー代金が高くて、5万円を軽く超えてくる。マサイマラもンゴロンゴロも国が違うんだけで同じやからね。あえてここで行く意味ないかなと。
じゃぁなぜタンザニアにきたのかと言うと、南アフリカまで陸路で行くにあたりどうしても通る必要があるから。
ということでタンザニアを超えて次にどこにいこうかなぁと。
とりあえず地図を見る。
地図を見る限りタンザニアから南に移動するとなると候補は3つ。ザンビア、マラウイ、モザンビーク。
マラウイに入ると次はザンビアかモザンビークのどちらかに入国する必要がありそうだ。
この時点で12月17日なのだが、実はその丁度30日後にはオーストラリアに到着する必要があり、残り4週間と考えるとこれ全部回ってられないなぁと判断。
ということで今回はモザンビークを削ることにし、マラウイへ入りザンビアを抜けて南に下っていこう。
この辺りはノリで決めている。旅に決まったルートなんてない。これが自由だ。
マラウイにはタンザニアのムベヤという国境近くの町から国境を越えるバスが出ていてそれを使うのがいいらしい。
ムベヤはここ。
ただムベヤは治安があまり良くないらしい。といっても外務省に治安情報だと危険ではない区分なのだけど、夜に到着すると良くないらしい。
ところが今いるモシからムベヤに向かうバスはあるものの、どうしても夜に到着してしまう。
それを避けるためにどこかムベヤからそんなに遠くなくて田舎で治安が良さそうなところないかなぁと調べるとイリンガという町があるようだ。聞いたこともない町だがアフリカ縦断をする人達にはそれなりに使われている町なようで、のんびりしていてのどかな町らしい。
イリンガの場所はここ。
と言うわけで昨日のうちにバスチケット購入しておいた。
モシのバスターミナルにチケット売り場がある。
各社がこんな感じで看板に経路を書いてくれていてわかりやすい。
バス会社が無数にあるのでイリンガと看板に書いてある会社全部に声かけて一番安いやつ選ぼうと思ったら、あちこちにイリンガ行きって書いてあるのに何故か2社以外はイリンガには行かないということがわかった。嘘の看板立てるなよと。
両社ともに同じ値段で一人38,000シリング(1900円)だったのと特に変な価格でもなさそうと思ったのでちゃちゃっと決めた。
そして移動当日。朝6時発と早いがバスターミナルはすでに活気に満ちていた。
アフリカはどこだって売り子がすごい。お菓子やジュースから、そんなゴミ要らねえよというような土産までなんでも売り込んでくる。それも超強引に。
さっさとバスに乗り込んで売り子から逃げようなんて思ったら甘い甘い。
売り子たち「オラー!!!!お前らバスの中にいるのはわかってんだ!!俺の商品買いやがれ!!!」
個人的に一番左の黒いシャツを着たサングラスを売ってる売り子がすごいと思う。あんな大量の商品を右手だけで軽々持ち上げている。
そういえばモシで1つだけやり残したことが。
まだキリマンジェロ山を拝んでない。モシの町からキリマンジェロ山を見ることができるはずなのだが、あいにく山側にいつも雲がかかっていて山全体を覆い隠していて、滞在した数日の間に一ミリも姿を表すことがなかった。
ついにキリマンジャロ見えなかったなぁ、と思ったらバスからキリマンジャロが見えた!!
写真じゃ分かりづらいけど、遠くに雪のかかった山が見える。富士山みたいに高い山がボーンとあるのではなくてなだらかに横広。緩やかな傾斜ながら圧倒的な存在感。
初めて見た5000m越えの山。生で見るとその大きさに圧倒される。いやぁ、登らなくてよかったわw
合計13時間のバス旅で途中に何度かこういう休憩所に止まる。旅を始める前だったら、ええ絶対腹壊すやん、、って見るだけだったと思うが、もうこういうところでご飯食べても全くお腹大丈夫やし、もうそういう心配もしなくなってきた。強くなってきたなぁ。
そして到着したのはすでにあたりが真っ暗になった頃。
到着したエリアはバスターミナルで人だらけで、もう日は落ちていたけど全く怖い感じはしなかった。
宿はThe Alizeti Hostelというところで、バスターミナルから15分くらいで歩いて到着できるので、タクシーの客引きを無視して歩き出す。
Google mapを頼りに進んで行くとどんどん細く真っ暗な道に入っていく。本当にこんなところにあるのかなぁと思ったところにホテルがあった。
昼間に撮ったホステルの入り口。
部屋は蚊帳付きで清潔。
キッチンが付いていて自炊もできる。
ダイニングテーブルは憩いの場。
このダイニングテーブルではよく猫がパソコンをいじっている姿が目撃される。
タイミングもあるだろうが、この時は僕ら以外に客はあと男性一人しかおらず、しかもなんとその方は日本人ということで、妙に宿が落ち着いた。居心地がめちゃくちゃいい。
サクッと一日だけ泊まり翌日にはムベヤに行く予定だったが、早速一日延泊してしまった。
この予定に縛られないのが自由旅のいいところ。
なにはともあれイリンガ到着。
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