出発前日の感情
夫のテンです。
会社を辞めて実家に戻り約1ヶ月半が経ちました。
いよいよ明日ついに世界一周に旅立ちます。
ずっと長年楽しみにしていた世界一周。31歳になって仕事辞めてでも行きたかった世界一周。
それがついに叶う日がやってきました。
そんな時の気持ちってやはりワクワク、興奮する、絶対そういう気持ちになるのだと思ってました。
それなのに何か寂しい気持ちが込み上げてきます。
まだ行ってもないのにホームシックというやつでしょうか。
結婚前の憂鬱のようなマリッジブルーならぬトラベルブルーなんでしょうか。
なんとなくですが今の両親との生活が終えるという事になんだか寂しさを覚えている感じがします。
そりゃ働いてないから親に存分に甘えさせてもらい、気楽で毎日好きなことして、
準備等々でバタバタしてはいたけどもどことなく充実していた。
何度も母と母の行きつけのスナックに行ったり、
父とは庭に大きな池を人力のみで掘り起こしたり。がもうスコップだけで池は絶対に作らない。
家族で出雲へ一泊旅行にも行った。
親関係ないが毎日飼い犬の散歩に行った。バカ犬だが顔は可愛い。
本当に家族との時間がたくさんあって、とても幸せな家族との1ヶ月半だった。
思えば大学を卒業してから今まで東京、ロンドンとずっと実家を遠く離れていた。
東京にいた時は年末年始は必ず帰郷していたがロンドンの時は年一帰国は流石にできなかった。
何度もロンドンまで両親が遊びに来てくれていたが仕事で一緒に入れないこともあった。
こんなに長い間両親と過ごしたのは本当に大学生の時以来だ。
もし会社を辞めていなければ僕が定年になるまでこんな機会はなかっただろうな。
そしてその頃にはまぁ十中八九親はこの世にいないだろうとも思う。
会社を辞めて今のところ本当に一ミリも後悔してないが、
今日改めてやっぱり会社辞めて正解だったなと思った。
何か親に恩返しというかお礼でもと本日夜ご飯でも奢ろうかと考えていたが、
あいにく今日は海外赴任からの帰国荷物が届き(段ボール40箱、、、)、ずっと荷物整理に追われていた。
そして父が付きっ切りで手伝ってくれた。その間に母は食事を用意してくれていた。
結局何もできなかったばかりかまたお世話になってしまったなぁと。。。
明日の出発は深夜の便なので多少は時間がまだある。
明日は何かしてあげたいな。
今ちょっぴりブルーではあるが一つだけ楽しみなことがある。
実家にいる間は妻は妻の実家に、僕は僕の実家にいて離れ離れな期間が長かった。
公に宣言するのも恥ずかしいが、僕は極度の寂しがりやだ。
明日からはずっと妻と一緒だ。まぁ妻は嫌がるかも知らんが。
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