クレタ島:ここにしかないユニークなビーチ二本どり!

クレタ島:ここにしかないユニークなビーチ二本どり!

こんにちは、テンです。

 

現在クレタ島にのレティムノという町に滞在中。

この町を拠点にバイクで行けるちょっと変わったビーチを二つ今日はお伝えしようかなと思います!

 

 

一発目は<<Agiofarago Beach>>を目指します。

このビーチの変わっている点は、人がほとんどいないほぼプライベートビーチを味わえることです。

僕らみたいな人見知りにはもってこいのビーチ。

 

場所はここ。

 

このビーチは前回紹介した村興し奮闘中のスロノス村のおそらく唯一のレストランの店員に教えてもらったビーチ。

スロノス村から直線距離にするとそんなに遠くないのですが、山道で道がグネグネしておりなんだかんだでかなり時間がかかりました。

 

 

ずっと山の中を走っていましたが、漸く海が見えてきてもうすぐだと思ってから45分くらい走ったんじゃないかと思います。途中からあれは蜃気楼だと疑うくらいに。

 

 

クレタに限らずギリシャの田舎をバイクで走っているとかなりの頻度で山羊に出くわします。

山羊のチーズ食べたことありますか?びっくりするくらい体臭がチーズと同じ匂いです。

 

 

 

到着、ただし到着点はビーチじゃなくてビーチの側の崖の上です。

こんな感じです。

ビーチに行くにはこの崖を降りて行く必要があります。

 

そしてこの崖降りがかなり大変。

足跡ついてるのが分かるかと思いますが、ここを駆け下りて行くみたいです。

ぱっと見簡単そうに思うでしょ?

写真だとあまり伝わりませんが、実はむちゃくちゃ急です。

そして何よりこの砂めちゃくちゃ暑いんですよ。

真夏の灼熱の太陽に照らされ続けた砂です。素足では3秒も足をつけてられないくらい暑い。

 

足はもちろんビーチサンダル。

斜面が急で砂がサラサラなので一歩進むたびに砂が崩れて砂の中に足が埋まり、灼熱の砂が素足を覆います。

数歩進んであまりの暑さに一旦引き返すを何度か繰り返し、結局暑すぎて降りれませんでしたw

 

そして気づきました、このビーチ人がいないんじゃなくて、人が入ることができないんだとw

崖の下を覗けど誰もいない。

 

 

でもここまで来て諦めきれないので、別の場所から降りれないか確認したところ、まだましな斜角の斜面を発見。

写真だとさっきと違いが分からないですが、下に人がポツリポツリといるのが見えるかと思いますが、なんとか降りれるレベルということ。

 

途中までなんとか足が砂に埋まらず、いい感じに降りれたんですが、途中ミスって足が砂に埋没。

行くも地獄、戻るも地獄、となると最後まで駆け下りるしかない。

うぎゃーー!!暑いーー!と叫びながら斜面を駆け下りてる時は、なんでこんなに苦労してまでビーチに行きたいのか自問自答でした。

 

 

下から見ると急なのがよく分かります。

まぁ帰りはこれを登るんですがね。しかしよく登れたなと感心。

 

見ての通りほとんど人がいませんが、人見知りなのでさらにプライベートビーチ感を求めてビーチの端までやって来ました。

ビーチの末端は崖が壁のように海まで突き出していて行く手を阻みます。これ以上先に進めないかなと思ったのですが、諦めず腰まで海水に浸かりながら海岸沿いを崖に沿って歩きました。

 

すると、、さっき急すぎて諦めたビーチ側にたどり着きましたw

なんだ無理しなくてもここからこれたのね。。いやすでに十分無理はしているんやけども。

 

 

そこは崖と崖に挟まれた超プライベート空間で、海側以外からは誰からも見えません。

 

さて泳ぐぞーと思ったのですが、海が大荒れで海水は濁り、風も強く、なんか泳ぐ気になれませんでした。。

 

泳がないなら探検でもするかと、さらに奥側の崖を調べることに。

この先に何があるのだろう。

 

 

波が強く足がさらわれそうになります。

 

下半身ずぶ濡れになりながらなんとか岩を超えると、そこにはなんと洞窟がありました。

そしてその洞窟の中でおっさんが1人瞑想をしていましたw

 

洞窟の奥はクイーンサイズのベッドくらいの面積で、高さは100センチくらい。

そこの空間だけは海水がやって来ません。

そこでおっさんは座禅組んで目をつぶってじっと動かないのです。

 

洞窟の入り口はこんな感じです。

間違いなくピッコロが1人で修行してる場所。こういう地形大好きです。

 

でも後ろ振り返ると瞑想してるおっさんw

洞窟内部はおっさんが被写体のど真ん中にくるので、なんか写真撮る気になれずw

あんまりバシャバシャ遊ぶと邪魔かなと思い結局引き返しました。

 

風も強く、波も強く、そして瞑想おっさんがいて、なんか遊ぶ気になれず。。

せっかく暑い中頑張って来たのですが、30分くらい遊んでこのビーチを去りました。

帰りの登りも灼熱の砂に苦しめられたのは言うまでもなくです。

 

でも前評判通り人は本当に少なかったです。半径50mは誰もいない空間を作れます。

波が穏やかな時だったら絶対オススメですよ!

 

このまま帰るのはもったいないので近くを探索しました。

 

なぜだかわからないですが、僕は洞窟が大好きで、見つけたら行かずにおれません。

早速近くに洞窟っぽいところ発見したのでチェックです。

 

 

残念、洞窟じゃなかった。でも奥が深く最後まで行ってみました。

結構急でロッククライミングのように岩を降りて行く必要があり、結構危険。

ココは怖がってついて来ませんでした。

 

 

 

先っぽで撮った海。水はとても透明なはずなのに全然下が見えないのでかなり深いんだと思います。

飛び込もうかと思いましたが、なんだかちょっと恐怖を感じてやめてしまいました。ビビリなんですよ僕。

 

散策を続けます。

 

崖発見。なぜだか分かりませんが、僕は崖っぽいところが大好きで、見つけたら行かずにおれません。

早速崖を降りていきました。

 

見ての通りですが、結構高く急な崖でロッククライミングのように崖を降りる必要がありました。

ココは怖がってついて来ませんでした。

あれ?さっきも同じようなこと書いた気が。デジャブ?

 

 

 

かなり降りてきました。壮大な景色ですなぁ。この写真にココがいます。ココを探せ!

 

 

この崖の海側の景色。壮大ですなぁ。

 

 

この後、この日は帰宅することにしました。

 

帰り道の景色。

この一本続く道をバイクで駆け抜けていきます。

なんだかRPGのフィールドマップみたいです。

 

途中可愛い村を通過したので、ちょっと休憩。

いやー、RPGですな。

 

1時間半くらいで家に到着しました。

 

 

そして翌日。

今日は別のビーチを目指します。

その名も<<Preveli Beach>>。

ここはしっかりと整備されたビーチで、ちょっとした売店もあります。正直全くもってプライベート感はありません。

本来そういうビーチは僕らは嫌いです。人見知りなので。

 

ではなぜ行こうと思ったのか。それはこのビーチは見た目がちょっと変わっているからです。

写真を見て、見に行きたいと思ったのです。

 

場所はここ。

 

 

この本日もバイクで向かいます。

道中、渓谷の間を走っていきます。

僕は安全運転でノロノロ運転なので、すぐに後ろが詰まります。

 

 

絶景なのに先日サマリアゴージに行ったばかりなのでそんなに感動はありませんでした。

目が肥えてきますねー。

 

到着。今回は1時間くらいで着いたかと思います。

肝心のビーチはこの崖の下にあります。

ここからでも十分綺麗なのですが、これだとただの普通の綺麗なビーチで、何が特別なのかはまだわかりません。

 

 

崖を下っていきます。

 

 

そして途中で展望台があり、そこからビーチを見るとついに全貌が明らかになります。

では見ていただきましょう。

どどーん。なんと川がヤシの木に囲まれていて、その川が海に流れ込んでいるのです。

 

うーん、聞こえてきます、皆様のワクワクを返せの言葉。でも実物を見ると結構感動しますよー。

そして海と川と両方を楽しめるので一つで二度美味しい。

 

降りるとこと10分くらいで下に到着しました。

川は山水なのでとても透き通っていますが、激しく冷たい!!!

崖を下って汗だくなのですが、一瞬でヒヤッとなりました!

 

 

そして、これが川の河口です。

この先まで冒険したくなりますねぇ。

でも上で言ったとおり水がめちゃくちゃ冷たいので、ほとんど誰も遊んでませんw

銭湯の水風呂くらい冷たい。

稀に奥まで泳いでいく猛者が現れますが、僕らみたいな貧者には到底無理です。

 

とても遊べたもんじゃないので海に避難。

海はめちゃくちゃ綺麗です。

ギリシャは海水が大抵冷たい(日本人にとって。僕らにとって?)のですが、川で体が冷え切った後に飛び込んだらお湯みたいに感じました。

それでもやっぱり冷たくて体が冷えてきたので、岩の上で日光浴。

めちゃくちゃ気持ちいい!!!

気分は岩盤浴!

 

 

 

ちなみに寝転んでいたのはこの岩。

 

 

ガクブルからアセダクになったので海探索開始。

 

すると洞窟好きな僕のアンテナがピコピコ反応!

コチラニドウクツハンノウアリ!

 

 

 

ドウクツハッケン!ドウクツハッケン!

 

 

 

奥が見えないくらいくらい深い。怖がりのココが珍しくついてくるかと思ったら、途中で諦めていました。

 

 

まぁ大抵先まで進んでも何にもないんですよねw

 

 

 

こんな崖の横を泳ぐのが好き。

 

 

 

ここも楽しかった。

 

 

 

岩で囲まれるとなんだか落ち着く。

洞窟で暮らした原始人の血が残っているのか。

 

 

 

そういえば砂浜近くの海水に、昼食の残りのパンを投げ込んだらめちゃくちゃ魚がよってきました。

魚って透き通った綺麗な海水のところにはあまりいないんですね。多分天敵に見つかりやすいからかな。

 

いっぱい遊び、宿泊している町レティムノへ戻ります。

途中ぶらりと立ち寄った休憩所でガーガーダック発見。

お尻プリプリしていて可愛い。

 

 

帰りは行きと同じ道を通ったのですが、行きには気づかなかった教会発見。

それもただの教会ではありません。崖を切り抜いて作られた教会です。

カッパドキアみたいですね。

今日は開いておらず中は見れませんでした。

 

ゴージを抜けて無事町につきました。

この日はレティムノにあるお城をその後観光したのですが、それは2回前のブログで書いてますのでそちらをどうぞ!

これでレティムノは終了、明日はいよいよクレタ島最大の都市イラクリオを目指します!

 

世界一周ブログランキングに参加しています。よければ下をクリックしてください。ランキングが上がり私たちが大はしゃぎします。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑