カッパドキア:夢が叶ったエアバルーン
こんにちは、テンです。
今回は長らく続いたカッパドキアシリーズの最終回です。
今日はついにカッパドキア最大の名物、気球です。
地上からではなく気球に乗って上からカッパドキアを眺める。
その地形の美しさはさるものながら、大空に浮かぶ沢山の気球がカラフルでとても綺麗らしい。
これを体験せずにカッパドキアを去るのは、王将にきて餃子を食わずに帰るようなもの。
●気球の予約、高値を掴む。。
大抵の旅行者は事前にツアー会社などを通して予約していくらしいです。
というのも気球の数に限りがあって、オンシーズンなどはギリギリになると予約一杯になってしまうのだとか。
一方で事前予約するとやはり値段が高くなりがちで、一番安いのはやはり現地申し込みというのがググったところの情報。
普通の旅行者は日程が限られてるので値段より確実性なのですが、僕らは時間だけはふんだんにあるのでもちろん現地調達です。
とりあえず一個一個エージェントを当たって空きと料金を確認。
一番最初の2Kとかいうエージェントが3日後で150ユーロ。
次のエージェントが2日後で200ユーロ。
最後のエージェントが3日後で170ユーロという結果だった。
どうやら今日明日で空きはないようです。2日間くらいしか時間がないって方は絶対に予約すべきですな。
事前情報だと高くても150ユーロと聞いていたのでやけに高いなと思い、価格交渉するも一切下がらず強気の姿勢。
何やら日本語がペラペラなトルコ人がいて、やけに日本語うますぎると思ったらおもむろに自分のパスポートを出して来て、見たら日本に帰化したトルコの人だった。
怪しいと思いつつも話を聞くと、ちょうどこの2日間くらい天候のせいで全く気球が飛ばず、今はどこも予約がパンパンで、値段を釣り上げまくってるのだとか。確かに直近の空きがない。
タイミング悪し。。。
彼のところでも空きはあるが150ユーロなら今は売れないと言われ、最初の2Kが150ユーロなら決定していいと思うとの助言。
彼が他の会社をプッシュする意味もないし、きっと本当だろうと思い最初の2Kで決定した。
3日後まで時間があるので、高い洞窟ホテルから安いホステルに移動。
Hostel Terra Vistaとかいうバックパッカー向け宿。
ギョレメの中心にありつつも、綺麗でお手頃な宿だった。
そこの受付で衝撃的な看板が。
ここで申し込むと3日後のエアーバルーン120ユーロ!
2人で60ユーロも安くなるなんて、、、orz
負けた。。。
たまたまなのかいつもそうなのか不明ながら、安宿で申し込むと安いのかな。
それともこのホステルだけが安いのか。
もし気になったらこのHostel Terra Vistaとかいうホステルで価格聞いてみてください。
ググれば出てきます。
●絶景当日
バルーンからの朝日を楽しみに早起き。気球からの朝日って遮るものがなくてめちゃくちゃ綺麗という噂。
ところが、、
移動中にすでに夜明けに突入してしまった、、orz
何も言わなくても朝日って見れると思ったんですが、ちゃんと朝日見れるツアーにしてねと念押しすべきだった。。。
現場に着くころには既にたくさんの気球が空を飛んでいる中、僕らの気球はまだへなんへなん。
しかしクソ寒い。気温聞いたら3度とか。。
これまで暖かいところメインで移動してきたので全然冬服らしい服装を持ち合わせておらず、凍えるかと思った。
でも昼間は半袖じゃないと暮らせないくらいに暑い。
暖かい紅茶やコーヒーが用意されていたのですが、一瞬で売り切れ。
あまりの寒さに気球の炎で暖をとるが、邪魔者扱いされてしまった。。
結局1時間くらい待たされた。だったらもう少し集合時間遅くしてくれたらいいのにと愚痴る。
そしていよいよ出発!
パンパンに乗せられる機内。20人は乗ってるな。
想像以上の速さでグイグイ上に登る。
高所恐怖症ではないですが、過去カッパドキアで起こった気球事故(上空で気球が燃えて、焼け死ぬか、飛び降りて死ぬかの究極の選択)を聞いてからかなりビビる僕。
それでも現る絶景。
恐怖が一瞬にして吹き飛ぶ絶景。
いくつ気球飛んでるのか。
一つの気球に20人。カッパドキアで最低100バルーンとすると、、20人 x 150ユーロ x 100バルーン=300,000ユーロ ≒ 3900万円。
儲かりまんなー!!
ずいぶん高くまで日が上がってしまいましたが、それでも綺麗な朝日。
ずっと同じ高さを飛んでるのかと思ったら割と上下運動を繰り返しながら進む(風に流される)気球。
高さが変わると見える景色も変わる。
低いところからの景色もまた綺麗。
これが想像以上にまたグイグイ下がります。岩と岩の間を器用に通り抜けて行きました。
僕らの気球は<<ラブバレー>>という場所を通り抜けます。
なぜラブバレー(愛の渓谷)と呼ぶのか。その理由はご想像にお任せします。
非常に小学生みたいな下ネタの理由です。
ラブバレーを見渡せる丘の上で結婚写真をとってるカップルがいましたが、きっと子宝に恵まれるのでしょう。
家を越え、畑を越え、1時間くらいのフライトを楽しむ。
寒い寒いと言っていたのも忘れ、というか気球の中は上の炎のおかげで暖かいのもあり、あっという間に終わりの時間。
着陸先に車が先回りしていて、うまく気球をキャッチ。操縦桿もないのにうまく気球を操るものだなぁとちょっと感心。
そそくさと気球をたたんでいくスタッフ。
気球って想像以上に大きくないですか?
無事の生還を祝って用意されるシャンパン(ノンアル)。
盛大に馬鹿騒ぎ(ノンアル)。
そして最後には卒業証書までもらえるハシャギっぷり。
カッパドキア、最後の締めにふさわしいバルーン体験でした。
次はトルコの首都アンカラに向かいます!
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